あらすじ
王は人々の希望。だから会いに行く。景王陽子は街に下り、重税や苦役に喘ぐ民の暮らしを目の当たりにして、不甲斐なさに苦悶する。祥瓊は弑逆された父の非道を知って恥じ、自分と同じ年頃で王となった少女に会いに行く。鈴もまた、轢き殺された友の仇討ちを誓う――王が苦難から救ってくれると信じ、慶を目指すのだが、邂逅を果たす少女たちに安寧は訪れるのか。運命は如何に!(解説・金原瑞人)
感情タグBEST3
かっこいいぞ陽子
あいかわらず、情けなくて自信のない陽子が最後にはなんと頼もしい者になったことかと、読んでいてワクワクする。躍動感溢れる作品だと思う。
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大好きな主人公の第二弾のお話
王となった彼女がどのように国を取りまとめるのかが描かれている
師匠に当たる別の王とある種同じ事をしていたのは笑いました笑
様々な人の思いが行き交う素敵な作品です。
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新刊幽冥の岸を読んで久しぶりに十二国記熱が復活。約20年ぶりに読んだけどやはり面白い。
シリーズ頭っから読みたくなった。
山田さんの挿絵も素敵です。
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えーもう面白すぎる好き。上巻の最初の方は、なんか登場人物多いな…陽子がまた出てきたのは嬉しいけどちょっと読みにくいな、と思ってた。鈴も祥瓊も苦しい思いをしていて、可哀想だなと思っていたけど、途中で自分の過ちに気付いた時、私も一緒にはっとした。私もこういうところあるかもしれない…自分の方が大変だ、可哀想だと思いこんで、今ある幸せに気付けていないかもしれない。自ら知るという努力をせず、知らない関係ないで済ませていることが結構あるかもしれない。グサーっと刺さりまくったからこそ、そこから2人が徐々に成長していく様がとても良かった。下巻では、王師までが出てきて絶対絶命という時の、陽子と景麒の迅雷への啖呵?がもうかっこよすぎて、そこだけ5回くらい読み直した。そこからラストの初勅を出すところまで、気持ちよく全てがあるべきところに収まっていって、もう読み終わってため息が出た。もううっとり。十二国記何冊も読んできたけど、この巻好きだな〜と感じた。ああ〜〜〜面白かった。
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再読。(上下巻まとめての感想)
エピソード4は 景王となった陽子、簒奪者に殺された芳国国王の娘 祥瓊、蓬莱から流されてきた海客の鈴、この3人の成長物語といった感じ。
めちゃくちゃ面白かった〜!!
2週目だけど、初めて十二国記シリーズを読んだ時は エピソード6の「図南の翼」の次に このエピソード4が好きだった。
今回もこれは上位にくるな♡
再読なのに こんなに面白いのか!!
上下巻だけど、面白すぎて読むのスローリーな私もグイグイ読んだ♪
上巻では 悲劇のヒロインのような鈴と祥瓊に なかなかうんざりだったけど、ちゃんと周りを見て世の中を知る事で 変わっていくものってあるんだな〜と思った。
ファンタジーだけど、こうやって今の自分にも刺さるとこが結構あるんだよな〜。
後半、早く正体を明かして〜と思いながらワクワク読んだ。
最後は爽快!陽子がカッコよかった!!
もう立派な名君だね!
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当時アニメでやっていた時に小説も読んで再読
陽子が禁軍に一喝するシーンが当時のまま脳内再生されて、衝撃を受けたのが忘れられてないんだなと痛感
した。そのくらい迫力があり決意が籠ってた。
この巻が一番好きで、読む度泣きそうになるほどの勇気を私に与えてくれる
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とても面白かった!
上巻でイライラさせてくれた娘2人は自分の悪かった点を認め前を向き闘いに赴いた。
成り行きで反乱軍に加担してしまった陽子だったけど、学ぶことも多く王らしくなっていった。
終盤はちょっと『水戸黄門』のようで気持ちよかったですね〜!
陽子には更なる期待をしてしまいます。
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素晴らしいクライマックス。鈴と祥瓊も、旅を通していろんなことに気付いていく。
初勅の背景も素敵だ。
「他者に虐げられても屈することのない心、災厄に襲われても挫けることのない心、不正があれば糺すことを恐れず、豺虎に媚びず、----私は慶の民にそんな不羈の民になってほしい。」
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十二国記のエピソード4。
今作はエピソード1で登場した陽子、芳国の王の娘・祥瓊、蓬莱から来た鈴の3人の視点で描かれています。陽子は慶国の王座に就くも役割を果たせず、苦悩の日々。祥瓊は王であった父が謀反により亡き者にされ、平穏な暮らしが奪われる。鈴は知らない土地に辿り着き、才国で下女として辛い日々を強いられる。
それぞれの苦悩が並行して進みますが、特に祥瓊と鈴の心情が痛いほどわかる!
祥瓊の『私は何も知らなかったのに、なぜ私のせいにするのか』という気持ち。鈴の『誰にも私の辛さはわからない。私が一番辛い思いをしている』という気持ち。不幸の穴に自分から落ちていく、不幸に浸っている、この感覚に身に覚えがあり、読んでいて痛かったです。それぞれが出会い、経験することで少しずつ変化していく3人。そして、下巻での戦いはワクワクする展開でした。ラストの陽子の言葉がとんでもなく最高です。個人的には、ハンキョの「御意」がツボ(笑)次作に続きます!
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陽子が王に成るまでの物語。王として選ばれる、というのは麒麟に個人の資質を見出される受動的なものなのかもしれないけれど、王に成る、王であり続けるには臣や民に王として認めてもらう必要があって、ただ陽子が陽子であるというだけではなく王として学び、判断し、行動しなくてはいけない、ということなのかな、と思った。陽子の成長物語であるだけでなく、鈴、祥瓊という2人の少女の成長物語でもあるのがいい。
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これは陽子が真の王として一歩踏み出す物語だ。
同じ年頃だが立場の違う3人の女性、それぞれがその置かれた境遇を苛み、自分を貶め他人を羨む。だけどその根本は同じなのかも知れない。自分はかわいそう、自分は虐げられている、だから状況が好転しないのは私のせいじゃない。
しかし、そうやって自分を卑下して何になるのか、そもそも何かしようとしたのか、それぞれがその旅の中で出会った人物に諭されたのは不幸中の幸いであろう。
私自身も心当たりがありすぎてグサグサ刺さりました。
こういうときに楽俊がいてくれればなー。
アニメで事前に知ってはいたけどやっぱり最後の初勅のシーンにはシビレた。あれが陽子を名実ともに王としてふさわしい人物であると知らしめた印象的な場面だった。
だけどその前の禁軍左将軍を一喝するところもかっこよくて好き。実際の王としての初陣があれだったと思うんだ。
なし崩し的に地方の反乱に巻き込まれた陽子だったけど、その中で多くの信頼できる仲間を得ることが出来て値千金の旅だったんじゃないかな。
続編でこの仲間たちが物語に彩りを加えるのを楽しみにシリーズを読み進めていきたいと思います。
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個人的な十二国記読み返しキャンペーン・新刊発売おめでとうスペシャルを敢行中です。
十二国記とは辛い辛いやはり辛い……の後にうおおお!という展開が訪れることに醍醐味があると思っていますが、「風の万里 黎明の空」はまさにそれを象徴するようだなと感じました。
失ったものは大きく、何よりこの戦いによって、国の腐敗によって命を落とした民は沢山いて、そのほとんどは名すら語られません。それでも、誤ちや取り返しのつかない出来事を繰り返しながら、人は生き、国は回っていかねばならない。
だからこそのこのラストシーンなのかなぁとも思いました。私は心にフィクションの王様を二人住まわせていて、そのうちの一人が陽子です。このシーンはずっとずっと心に残り続けると思っています。
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陽子ふたたび。この上下巻の展開はここまでの最高に面白いをいとも簡単に突き抜けて最高。夢中になって読んでしまった。物語の面白さ、登場人物たちの成長、そして設定の妙。もう何をとっても最高。次の巻も早く読まねば
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いやー!後半のワクワクドキドキがすごすぎて一気に読んだ!!
知らない世界、知らない土地の王になれと言われ、勝手に期待され、失望され…それでもここまで動ける陽子はすごい。
祥瓊と鈴もここまでの道のりの中でたくさんのことを感じて、成長してて…泣きそうになるというか…( ´ ˘̩̩̩ᾥ˘̩̩̩`)
桓魋、虎嘯たちの今後に期待!
陽子の力になりつつ、平和に暮らしてほしい!
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久々の陽子…!相変わらずかっこいい大好き。
早く3人揃わないかな、早く陽子正体明かさないかな…て呼んでた。
信頼できる仲間が増えて今後の慶国が楽しみすぎる!
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物語の中で少しずつ鈴と祥瓊の顔つきが変わってゆくのをありありと見た気がする。
最後、祥瓊がハッタリかました辺りからの一気に回収していく様は爽快だった!
この巻になってやっと前のめりに読んだ。(正直今までダラダラと惰性で読んでいた)次はどうなる?と気になった。
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景麒や諸官との関係が悪化してこっちのことを知らない自分を恥じ、不甲斐なく思い飛び出ししっかり学ぶのが陽子らしい。着飾るよりも民と同じような格好でボーイッシュな方が格好いい!!初勅が伏礼禁止という今までのしきたりを無視したものだけど、面白い!景麒は気にくわなそうだけど…。覇気や威厳、知識、行動力を持ち合わせ以前のように無能女王と侮られずに済めばいいと思う。陽子マジで格好いい!
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上巻では自分を哀れむ言動が目立っていた鈴と祥瓊が、辛い経験を経て、他者と関わり、自分や世界を俯瞰できるようになったことで、すごくすごく成長した…!
そして、陽子もまた王として立派になった。
苦難続きの国の騒乱の中で、この3人が出会えてよかった。
今まで陽子には隣国の雁しか味方といえる存在がいなかったけれど、身近に信頼できる人ができた。
これからは1人では抱えきれないことを共有できる存在がいる。
初勅を下し、慶国の向かうべき方向も決まったことだし、少しずつ国が良くなっていくのをこれからも見守りたい。
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【audible】
上巻に引き続き、下巻もaudibleで。
陽子があまりにかっこよすぎる…!
王師を一喝するシーン、何度も聴いてしまった。
小説で読んで先を知っているから、朗読で聴いてる間、早く3人に出会って欲しくてたまらなかった(笑)
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オーディオブックで。
面白かった!とても読み応え(聴きごたえ?)のある作品。
初勅の話としか覚えていなかったので、こういう物語だったのだな、と新鮮と驚きと感嘆と、読み終えた後の充足感。
この気持ちに満たされたくて本を手に取るのだと、本が好きな気持ちを再認識できた。
自分という一国の領主として、誰にも頭を垂れることなく、自らを治める。
社会に出る前の若者にも、そして社会の荒波に呑まれ揉まれ疲弊した今の自分にも、いつの時代でも心に残る作品だと感じた。
ナレーターの米本早希さんもとても良かった!
陽子がほんっとに良かった。
本が好きなはずなのに、本を読めない、中々手に取れない、そんな日々が長く続いたので、オーディオブックほんとにありがたい…
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少しずつシリーズを読み進めている中、今回シリーズ四作目下巻を読破。
陽子、鈴、祥瓊のそれぞれの異なる人生が、徐々に近づいていき1点で交わる様がとても楽しく読むことができた。
王位に着いたものの、慶国のことを何も知らず、官吏からの信頼もない陽子が、四苦八苦した後にたどり着いた発した初勅、シンプルかつ意図がはっきりと見て取れ感銘を受けた。
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上巻では他責思考だった祥瓊、鈴が人との出会いで自分の間違いだった事に気づく。
不甲斐ない王と悩み苦しんでいた陽子も自分の進むべき光を見つける。
3人が成長していく姿がとても良く描かれて
とても気持ちの良い内容。
世の中を好転させるには自分で切り開かなければ
いけないというメッセージ性も強く出ていたのも
高評価^_^
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自ら行動し、ある意味吹っ切れた陽子の姿は清々しく、逞しい。
見た目は、少年と見紛うかもしれないけれど、鈴や祥瓊といるときは、少女の一面が想像できて微笑ましく、つい応援したくなる。
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上下巻まとめて
3つの視点から始まる。蓬莱から才国にそして慶国に来た鈴。芳国公主の祥瓊。そして陽子。
立場は違うがなかなかに苦しく怨み憎しみが募る鈴と祥瓊。分かり合えない相手の意を汲む努力が足りない判断される2人。
抜け道を掻い潜り私腹を肥やす呀峰や昇紘をなんとか咎めたい。酷使を放置することは良くないが、法を歪めて処罰すれば法が意義を失ってしまう。陽子の歯痒さが伝わる。
上下巻からなるこの作品は長編だ。下巻の中盤にやっと やっと2人は陽子に会うことができる。それは慶王としてではないのだが鈴が本名で自己紹介するシーンは長い物語の一つ役割を果たしたようで涙した。
驚愕というかオチというかまた声に出して笑ってしまった。身分を打ち明ける陽子の告白。また助さん格さんのオマージュのような鈴と祥瓊の"この紋所が目に入らぬか"の"これを見て"が面白かった。
ラストは陽子らしい初勅で締めくくられていた。人と人の距離、上下はあっても優先するは人の心。偽りの王と同じように偽りの敬礼もいらないのだと力強い言葉だった
好きなフレーズ引用
苦痛を忘れる努力 幸せになろうとする努力 それだけが真に人を幸せにするのですよ 蓬莱の子…
人と人の間には 立ってる場所の距離のぶんしか隔たりはねえんだ。ーそう言われた
やはり顔を上げる者はいない。虎嘯だけが困ったように立ち尽くしていた
その程度のものじゃと 知っておくことに意義があるのかもしれんな
他者に頭を下げさせて それで己の地位を確認しなければ安心できない者のことなど 私は知らない
私は慶の民にそんな不羈の民になってほしい
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やっと初勅が出た!陽子らしく奇抜で前例がない初勅だった。下巻では色んな人が繋がりあって読んでいて面白かった。鈴も祥瓊もすごく人として成長した。
正直戦乱の時は何が何だか、と言った感じだったけど禁軍が来てからの展開は面白かった。陽子の作る慶国の未来が楽しみになった。
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あー面白かった!
皆が集まるべくして集まる流れ。
読むのを止められない。
慶王に思うところしかなかった女子2人も、この流れで出会ったら何も言えん。
慶国の未来に期待でいっぱいの終わり。
Posted by ブクログ
脳の具合が悪くて読むのに時間がかかっちゃったけどようやく読み終わりました。
陽子が景麒に「景麒だけは、私を信じなくてはいけない」「たとえ世界中の誰もが私を疑っても、お前だけは私を信じていなければならない」って言うの、下僕の扱いがなっていて痺れる。
陽子さんが景麒のこと「お前」と呼ぶことに…しみじみと良さを噛み締めているよ…。
終盤にかけて陽子〜〜〜メロ〜〜〜はずっとそうなんだけど反乱のリーダーで最後まで義を通して戦い続けようとする虎嘯に胸打たれるよ…虐げられ続けても現状維持に甘えて誰もやろうとしない反発をやろうってしてくれて、あんまり頭の冴えた人としては描かれてないけどその勇気に俺も着いていくよ…になる。かっこいいよ。
祥瓊も鈴も旅を通して大人になって…他者を慮ったり許したりする器が形成されたんだな。
三人娘は「友達」って言うより「仲間」だなって思う。
私も私自身の王でありたいよ…頑張ろう。
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王としての成長を描いた第三巻といえるエピソード。
これまで語られてきた3人のエピソードが収束し、大団円を迎える。
自分という国の国王…。私が好きなとある小説でも出てくる言葉だけど、自分自身すら治められない人間が、国なんて治められないわけで。
結末的には陽子らしい決断ができたことにホッとして読み終えることができた。