小野不由美のレビュー一覧
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シリーズ第七弾。且つ、(リライト版では)最終巻。
前巻の能登での事件を解決した帰路の途中で、山に囲まれたダム湖付近に迷い込んでしまったSPRメンバー達。
ところが、ナルは唐突にこのダム湖に留まると言い出し、ここでの解散とSPR閉鎖を宣言します。
納得のいかない麻衣達(ナルとリン以外)がグズグズしていると、近隣にある廃校になった小学校の怪異について調べてほしいとの依頼が舞い込んできて・・・。
謎めいていたナルやリンさんの秘密が明らかになる、伏線回収巻ともいえる本書。
そして、個人的に今回の廃校のターンは今までのシリーズの怪異の中で一番怖かったかもです。
メンバー全員が廃校に閉じ込められて、仲 -
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ネタバレ「子供を沈める」
いじめを苦にして自殺した被害者が、4人の加害者の子どもに生まれ変わってくるというお話。
被害者は、加害者の子どもに生まれ変わって何がしたかったのだろうか。初めは復讐なのかと思っていたが、最後の加害者が、他の3人の(加害者の子達)分まであなたを愛すると伝えると、微笑みを返したという形で終わっている。
被害者には、前世でいじめられた(というより、怖い事をされたという曖昧な)記憶は残っていても、母親となっている相手が、そのいじめをしていた当人だと分かっている様子はなく、反省を求めるような素振りもない。
もしかすると、加害者自身が具現化した過去の罪と自ら向き合い、それを乗り越え -
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シリーズ第六弾。
代替わりのたびに、多くの死人が出てしまうという吉見家。
今回亡くなった当主の孫である、吉見影文の依頼を受けたSPRメンバー達は、能登で老舗料亭を営む吉見家に赴きますが、調査開始早々にナルが何者かに憑依されてしまい・・。
図らずも本書の舞台が石川県・能登という事で、どうしても先日起こった災害を思い、複雑な気持ちになりましたが、被災された方々の安寧と早々の復旧を願いつつ読み進めた次第です。
さて、今回はSPRメンバーの軸&頭脳であるナルが、序盤に戦線離脱してしまうという異常事態になってしまいます。
ですが、その分を補うかのように、ぼーさんがリーダーシップを発揮して皆を仕切り、 -
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「連城三紀彦」の短篇ミステリ作品集『連城三紀彦 レジェンド2傑作ミステリー集』を読みました。
ここのところ「連城三紀彦」の作品が続いています。
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逆転に次ぐ逆転、超絶トリック、鮮烈な美しさ。
死してなお読者を惹きつけてやまないミステリーの巨匠、「連城三紀彦」を敬愛する4人が選び抜いた究極の傑作集。
“誘拐の連城”決定版『ぼくを見つけて』、語りの極致『他人たち』、最後の花葬シリーズ『夜の自画像』など全6編。
巻末に「綾辻」×「伊坂」×「米澤」、語りおろし特別鼎談を収録。
どれも超高密度(「綾辻」)
普通は書けない。(「伊坂」)
驚きは屈指のもの。 -
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シリーズ第五弾。
増改築を繰り返した結果、迷宮のような構造を持つにいたった巨大な洋館・美山邸。
今は誰も住んでいないこの廃邸に忍び込んだ若者が姿を消し、彼を探す為に館に入った消防団の青年も失踪してしまう事件が発生します。
館の持ち主サイドから調査の依頼を受けたSPRメンバー(withいつもの霊能者達)は山中にある件の館に赴きますが・・・。
シリーズ“最恐”といわれている本書。
まさに迷宮のような、異常な構造の巨大な館の中で次々と調査メンバーが姿を消していく展開や、その背景にあった血塗られた真相・・・確かに戦慄を禁じ得ない内容でございます。
恐さの“質”としては、ゾッとする怖さというより西洋 -
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主人公たちに降りかかって来る災厄から逃れる方法があるのか?災厄の根源を探り当てことが出来るのか?徐々に解き明かされていく。ジワジワと恐さが増していく。そんなホラー、ミステリーです。
母の姉の美紀子と従兄弟の隆の家に遊びに来た、兄の直樹と妹の典子。伯母たちが住む場所はまるで桃源郷。花々が咲き誇り、綺麗で直樹と典子が感動してしまうほど。私も読んでてそんな場所見てみたいと思ってしまう。でも私はあまりにも綺麗過ぎて、逆に何か不吉さを感じてしまった。何か悪い事が起こるだろうと。読み進めてくと、はじめは明るい感じなのに、やっぱりだんだんと不穏な空気が流れてくる。家中でピリピリしてた時に事件が起こる。あと -
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シリーズ第四弾。
怪奇現象が頻発する緑陵高校の生徒会長・安原少年からの依頼を受けて、件の学校に調査に赴いたSPR(渋谷サイキックリサーチ)メンバーwithいつもの霊能者軍団。
生活指導教員・松山をはじめ、教員たちの高圧的な態度に苦慮しながらもリサーチを進めていくと、生徒の殆どが“ヲリキリさま”と呼ばれる、コッ〇リさんもどきの遊びをしている事や、4カ月前に男子生徒の飛び降り自殺があった事などが浮上してきて・・・。
前巻に続いて学校が舞台ではありますが、この緑陵高校は教師たちがハラスメントの権化のような横暴ぶりで、さすがのナル達もやりにくそうでしたね。
しかも今回は霊が“共食い”をして、強力な -
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「ゴーストハント」3巻、『乙女ノ祈リ』。
主人公谷山麻衣がアルバイトしている渋谷サイキックリサーチに、私立湯浅高校の女子高生たちから複数の依頼が舞い込みます。ひとつは、狐狗狸さんを見ていて狐に取り憑かれたので落としてほしい、もうひとつは、肝試し後に幽霊がついてくるようになった、そしてもうひとつ、部室でポルターガイストが起こる、というもの。
さらにはぼーさんも、湯浅高校に通う知り合いの女子高生から、クラスのある席が呪われているという話と、幽霊が出ると言われている美術準備室で担任が倒れ入院中だという話を聞いたと、事務所に話しに来ました。この異常事態に、渋谷サイキックリサーチのメンバー(麻衣、ナ -
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シリーズ第三弾。
とある女子校で、次々と怪異が発生。
件の学校の生徒たちと、さらには校長先生直々に調査依頼を受けたSPRメンバーは、“お馴染み霊能者軍団”と共に、早速校内で聞き込み調査を開始します。
様々な怪奇現象の噂を整理していく内に、“超能力少女”の存在が浮かび上がってきますが・・・。
今回は、霊がらみの怪談だけでなく、超能力や呪詛が絡んできたりと、バリエーション多すぎて何が何だか・・という展開でした。
所謂ゲラリーニと呼ばれる人々について等の、超能力についての解説や、「蠱毒」「厭魅」といった呪詛についての説明があったりと、ホラーというよりオカルトのテイストが強めな感じでしたね。
で、