小野不由美のレビュー一覧

  • ゴーストハント2 人形の檻

    Posted by ブクログ

    悪霊シリーズの二作目で、『悪霊がホントにいっぱい!』のリライト版。

    古い洋館で、次々に起こるポルターガイストの謎を、科学的に解明しようする手法は、ホラーでありながらミステリのようにも感じます。

    主人公である女子高生の語り口や、個性豊かな登場人物たちのやり取りの軽さと、怪奇現象の怖さ、真相の重さとのバランスも良く、それもこのシリーズの魅力の一つになっていると思いました。

    前作も含めて疑問点が幾つかあるのですが、最終的にそれらが解明されるのかも、気になるところです。

    漫画も読みましたが、概ね原作に忠実なのが個人的には気に入っています。
    小説と漫画の両方を楽しみたい、と思えるシリーズで

    0
    2024年06月08日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

    Posted by ブクログ

    【収録作品】
    小野不由美「芙蓉忌」(『営繕かるかや怪異譚 その弐』角川文庫)
    山白朝子「子どもを沈める」(『私の頭が正常であったなら』角川文庫)
    恒川光太郎「死神と旅する女」(『無貌の神』角川文庫)
    小林泰三「お祖父ちゃんの絵(『家に棲むもの』)角川ホラー文庫)
    澤村伊智「シュマシラ」(『ひとんち』光文社文庫)
    岩井志麻子「あまぞわい」(『ぼっけえ、きょうてえ』角川ホラー文庫)
    辻村深月「七つのカップ」(『きのうの影踏み』角川文庫)

    粒ぞろいと思う。

    0
    2024年05月18日
  • ゴーストハント5 鮮血の迷宮

    Posted by ブクログ

    『丘の屋敷』や『地獄の家』のオマージュが多く見られる。そこに加えて降霊の要素なんかもあるので非常に情報量が多い。
    謎解きと恐怖、その対比が実によい。オカルトの蘊蓄も実に興味深く、安定した面白さがある。
    ただどういうわけかあまり乗り切れませんでした。前巻は面白かったんですけど。

    0
    2024年05月14日
  • ゴーストハント4 死霊遊戯

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    安原さんのキャラ、好きだわ〜笑
    彼も個性的なキャラの1人として、これからも登場してくれるかと思うと嬉しい限り。
    今までも依頼人やその周りで、ムカつくキャラは出て来てたけど、松山はその中でも群を抜いてムカつくキャラで、最早一周回って天晴れと言いたくなる笑
    最後まで本当にムカつくキャラだった。個人的にはもっと松山がしっぺ返しを喰らって欲しかったけど、そこは元々少女漫画(?)だから仕方ないのかな笑
    麻衣も基本は良い子なんだけど、猪突猛進で後先考えないのが等身大の女子高生って感じ。素直で正義感も強いけど、それ故に周りが見えない時もあれば、人を傷付けるようなことも言ってしまう…。時には間違ったこともして

    0
    2024年04月30日
  • 鬼談百景

    Posted by ブクログ

    短めの話が淡々と進むにつれ、日常生活でちょっとした物音に驚いたり、暗闇が怖くなったり。
    少しだけ、怖がりになってしまった。

    0
    2024年04月13日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

    Posted by ブクログ

    小野不由美と山白朝子は既読でした。
    私は影牢よりこっちが好きでした(向こうも面白かったけど)。好きな作家さんばかりだし、作品によってガラッと雰囲気が変わり面白いです。
    特に辻村深月「七つのカップ」は短いながら印象に残るお話でした。

    0
    2024年03月21日
  • 過ぎる十七の春

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「悪霊」シリーズから小野さんの作品に触れたので、登場人物の誰もが救われないような終わり方をしたことにモヤモヤするな、と感じました。
    事件の原因になった彼女が浮かばれていませんよね。

    そのへんも含めて、最後までどうなるかわからない、不気味な作品でした。

    0
    2024年03月11日
  • ゴーストハント5 鮮血の迷宮

    Posted by ブクログ

    怖さもストーリーもこれまでで1番。麻衣の覚醒と、ナルの正体?後2冊でどんな風にまとまるのか、続きの気になるクライマックス。暗黒館も気になるなー。

    0
    2024年02月23日
  • ゴーストハント4 死霊遊戯

    Posted by ブクログ

    再読。ビックリするほど内容を覚えておらず。
    オチくらいは覚えてても良さそうなのに
    再度読んでも「あ〜こうだったな」みたいな感覚にすらならなかったシリーズ4作目。

    意図せず呪いに加担してしまうのは恐ろしいな。
    気が付かないだけで世の中にゴロゴロ転がっていそうだけど…。

    0
    2024年02月03日
  • 営繕かるかや怪異譚

    Posted by ブクログ

    加藤先生がオファーした企画だったんですね!怖いけど面白かった!加藤先生はやっぱりキャラの表情の描写が好き!!原作も気になった〜!

    0
    2024年01月30日
  • ゴーストハント7 扉を開けて

    Posted by ブクログ

    シリーズ第七弾。且つ、(リライト版では)最終巻。

    前巻の能登での事件を解決した帰路の途中で、山に囲まれたダム湖付近に迷い込んでしまったSPRメンバー達。
    ところが、ナルは唐突にこのダム湖に留まると言い出し、ここでの解散とSPR閉鎖を宣言します。
    納得のいかない麻衣達(ナルとリン以外)がグズグズしていると、近隣にある廃校になった小学校の怪異について調べてほしいとの依頼が舞い込んできて・・・。

    謎めいていたナルやリンさんの秘密が明らかになる、伏線回収巻ともいえる本書。
    そして、個人的に今回の廃校のターンは今までのシリーズの怪異の中で一番怖かったかもです。
    メンバー全員が廃校に閉じ込められて、仲

    0
    2024年01月28日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

    Posted by ブクログ

    2010年代の発表作を中心に選ばれた現代ホラー短編7選
    小野不由美、山白朝子、恒川光太郎、小林泰三、澤村伊智、岩井志麻子、辻村深月のラインナップに期待して読み進めましたが・・・
    ホラーよりファンタジーな感覚の作品が多かったです。
    ちょっと怖かったのは小野不由美と澤村伊智(さすが!)かな??
    辻村深月は完全に「ツナグ」の世界観でした。悪くはなかったけど・・(^_^;)

    0
    2024年01月18日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「子供を沈める」
    いじめを苦にして自殺した被害者が、4人の加害者の子どもに生まれ変わってくるというお話。

    被害者は、加害者の子どもに生まれ変わって何がしたかったのだろうか。初めは復讐なのかと思っていたが、最後の加害者が、他の3人の(加害者の子達)分まであなたを愛すると伝えると、微笑みを返したという形で終わっている。

    被害者には、前世でいじめられた(というより、怖い事をされたという曖昧な)記憶は残っていても、母親となっている相手が、そのいじめをしていた当人だと分かっている様子はなく、反省を求めるような素振りもない。

    もしかすると、加害者自身が具現化した過去の罪と自ら向き合い、それを乗り越え

    0
    2024年01月15日
  • ゴーストハント6 海からくるもの

    Posted by ブクログ

    シリーズ第六弾。

    代替わりのたびに、多くの死人が出てしまうという吉見家。
    今回亡くなった当主の孫である、吉見影文の依頼を受けたSPRメンバー達は、能登で老舗料亭を営む吉見家に赴きますが、調査開始早々にナルが何者かに憑依されてしまい・・。

    図らずも本書の舞台が石川県・能登という事で、どうしても先日起こった災害を思い、複雑な気持ちになりましたが、被災された方々の安寧と早々の復旧を願いつつ読み進めた次第です。
    さて、今回はSPRメンバーの軸&頭脳であるナルが、序盤に戦線離脱してしまうという異常事態になってしまいます。
    ですが、その分を補うかのように、ぼーさんがリーダーシップを発揮して皆を仕切り、

    0
    2024年01月11日
  • 連城三紀彦 レジェンド2 傑作ミステリー集

    Posted by ブクログ

    「連城三紀彦」の短篇ミステリ作品集『連城三紀彦 レジェンド2傑作ミステリー集』を読みました。
    ここのところ「連城三紀彦」の作品が続いています。

    -----story-------------
    逆転に次ぐ逆転、超絶トリック、鮮烈な美しさ。
    死してなお読者を惹きつけてやまないミステリーの巨匠、「連城三紀彦」を敬愛する4人が選び抜いた究極の傑作集。
    “誘拐の連城”決定版『ぼくを見つけて』、語りの極致『他人たち』、最後の花葬シリーズ『夜の自画像』など全6編。
    巻末に「綾辻」×「伊坂」×「米澤」、語りおろし特別鼎談を収録。

    どれも超高密度(「綾辻」)
    普通は書けない。(「伊坂」)
    驚きは屈指のもの。

    0
    2024年01月04日
  • ゴーストハント4 死霊遊戯

    Posted by ブクログ

    巻を重ねるごとにパワーアップしています
    ライトタイプのホラーですけど、嵌ります
    リンさんの正体とリンさんとナルの関係が気になるところ
    それも追々明かされて行くのでしょう
    楽しみです

    0
    2023年12月21日
  • ゴーストハント5 鮮血の迷宮

    Posted by ブクログ

    シリーズ第五弾。

    増改築を繰り返した結果、迷宮のような構造を持つにいたった巨大な洋館・美山邸。
    今は誰も住んでいないこの廃邸に忍び込んだ若者が姿を消し、彼を探す為に館に入った消防団の青年も失踪してしまう事件が発生します。
    館の持ち主サイドから調査の依頼を受けたSPRメンバー(withいつもの霊能者達)は山中にある件の館に赴きますが・・・。

    シリーズ“最恐”といわれている本書。
    まさに迷宮のような、異常な構造の巨大な館の中で次々と調査メンバーが姿を消していく展開や、その背景にあった血塗られた真相・・・確かに戦慄を禁じ得ない内容でございます。
    恐さの“質”としては、ゾッとする怖さというより西洋

    0
    2023年12月19日
  • 過ぎる十七の春

    Posted by ブクログ

    主人公たちに降りかかって来る災厄から逃れる方法があるのか?災厄の根源を探り当てことが出来るのか?徐々に解き明かされていく。ジワジワと恐さが増していく。そんなホラー、ミステリーです。

    母の姉の美紀子と従兄弟の隆の家に遊びに来た、兄の直樹と妹の典子。伯母たちが住む場所はまるで桃源郷。花々が咲き誇り、綺麗で直樹と典子が感動してしまうほど。私も読んでてそんな場所見てみたいと思ってしまう。でも私はあまりにも綺麗過ぎて、逆に何か不吉さを感じてしまった。何か悪い事が起こるだろうと。読み進めてくと、はじめは明るい感じなのに、やっぱりだんだんと不穏な空気が流れてくる。家中でピリピリしてた時に事件が起こる。あと

    0
    2023年12月04日
  • ゴーストハント4 死霊遊戯

    Posted by ブクログ

    シリーズ第四弾。

    怪奇現象が頻発する緑陵高校の生徒会長・安原少年からの依頼を受けて、件の学校に調査に赴いたSPR(渋谷サイキックリサーチ)メンバーwithいつもの霊能者軍団。
    生活指導教員・松山をはじめ、教員たちの高圧的な態度に苦慮しながらもリサーチを進めていくと、生徒の殆どが“ヲリキリさま”と呼ばれる、コッ〇リさんもどきの遊びをしている事や、4カ月前に男子生徒の飛び降り自殺があった事などが浮上してきて・・・。

    前巻に続いて学校が舞台ではありますが、この緑陵高校は教師たちがハラスメントの権化のような横暴ぶりで、さすがのナル達もやりにくそうでしたね。
    しかも今回は霊が“共食い”をして、強力な

    0
    2023年11月27日
  • ゴーストハント3 乙女ノ祈リ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    学校内の呪詛の話。
    ユリゲラーのスプーン曲げに影響を受けたゲラリーニと呼ばれる人たちの苦悩で、周りに迫害されていたことへの抵抗で呪詛をしていた犯人。

    今回はまいの超能力の目覚めがあった。
    ちょっと面白くなってきたかな?

    0
    2023年11月11日