あらすじ
学校の七不思議にまつわる怪談やマンションの部屋で聞こえる不自然な音、真夜中に出るという噂の廃病院で見た白い人影、何度しまってもいつの間にか美術室に置かれている曰くつきの白い画布……。小野不由美が初めて手掛けた百物語。文芸評論家・千街晶之氏は「この世のあちこちに人知れず潜んでいる怪異が、不意にその姿を顕す。日常があり得ざる世界へと暗転する一瞬を確かに捉えてみせた傑作怪談」と単行本発売時、推薦文を寄せた。文庫解説を担当した稲川淳二氏は、「怪談とはどういうものかを知りたければ、この本を読めば分かります」と絶賛。「作品全体の質感を一言で表現するなら、”うっすらとした闇”です。」(解説文より)。山本周五郎賞受賞傑作ホラー『残穢』(新潮文庫)と内容がリンクしており、2作とも映像化されている。解説・稲川淳二
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怪談が読みたくなる季節になってまいりましたということで、小野不由美さんの名人芸99話を堪能。日本らしいじめっとした怪談で、じわじわと怖い。
全てこんなことがもし起こったら…と想像できてしまい不気味(時々いい話やちょっと面白い話もあるけど)。意味のわからない、釈然としないエピソードも多く、そのこの世の理では理解できない奇妙さに実話階段の良さを感じた。
一番怖かったのは「雨女」かな…。一人暮らしだったら最後まで読み通せなかったかも。
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残穢とも関連しているといわれていたので読んでみた。短い怪談が百物語形式でさくっと読めるがじわじわとくる怖さが良い。あれは一体なんだったんだろう、というしっかりしたオチがないものもあるので本当にありそう。個人的には「雨女」「たぶん5匹」「狐狸の住処」「空きチャンネル」が好き。多分残穢とリンクしてるのは「お気に入り」かな?ブランコだし。
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いやぁ、まじで怖かったよぉ〜
絶妙に「あとはご想像にお任せ」なもんで、読んだ自分がその場の雰囲気に
夏に怪談、酷暑でもひんやりMAXな百景なのでありました。
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百物語ならぬ九十九物語。怪談が1話1〜3ページくらいで読みやすい。夏なので怪談でも読もうと再読。
ゴーストハント(悪霊シリーズ)時代から小野不由美先生のホラーの怖さは知っていたけど、読者からの投稿をまとめたこの本はリアリティがあって余計に怖い。
1番怖かった話は…ご想像にお任せします。書いたら何か来そうな気がして。怖がりすぎ?
実写映画のオムニバスはクオリティが高いので一見の価値あり。
『残穢』へ続く。
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1話1話がとても短いにも関わらず、日常に潜んでいそうな薄暗い情景と怖さがありありと伝わる。
これから読むぞ、と意気込んで読む必要がない読みやすさで、また読み返したい。
稲川淳二の解説も読み応えがあった。
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怪談話を九十九収録した短編集。
収録されている話はどれも、身近にありそうなほどに自然で誇張されておらず、眠れなくなるほどのものではないがしみじみと怖く、これほどの話数がありながら被りがないために飽きずに読めてどれも良質であった。
個人的には「黒猫」で描かれる猫のさまが大変可愛らしく気に入った。
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ホラー小説の名手、小野不由美によるショートショートの超短編怪談集。
1つ1つの怪談は長くても4ページ以内に読み終わる短い怪談が99編入っている。
本当に凄いと思わせるのは、わずか2ページしかないのに背筋がぞわっとする怖さを感じさせること。
また巻末で稲川淳二が言っているように、その怖さも殺人鬼が追いかけてくるようなわかりやすい怖さではなく、言葉で表現しにくいジトッとした不気味さであるため、ああー!怖いのを読んでしまった!
と快ささえ感じさせる表現力に舌を巻く。
また、個人的にはそこまで後を引く怖さではなく、夜中にトイレに行けなくなるほどではないのもいい点。
ちょっと気分的にホラーが読みたい。という時に気軽に手に取れるオススメ本である。
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とても読みやすい怪談集。
しかしこれ百景と言っておきながら実際は1話足りない。
この1話が残穢に繋がるのだろうが、そういう細かいディテールも含めて流石だなぁと思う。
怖い!とまではいかないが、やはり想像を掻き立てられるものがあり、ホラー好きにはたまらずニヤリとしてしまう話もいくつか。
短い話が多いので、移動中や休憩時間に読見やすい本だと思う。
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怪談と言えば小野不由美。
薄気味悪い話と言えば小野不由美。
小野不由美が集めた99の怪談。
ちょっとリアルで気持ちの悪いことを聞いたので手に取った。
ぞおっとして「うわ!さぶいぼ出た!」という話もあれば、「ほうほう・・・」ぐらいの話もあり。
私が好きだったのは「密閉」。
本当に恐いのは生きた人間、ブチ切れ女子よね。きっと霊も「え?え?あー・・・・(今回相手が悪かったね)」ってなったはず。思わず笑ってしまった。
巻末の解説が稲川淳二で、そこにも稲川淳二の怪談があったりして、お腹いっぱい怪談が楽しめる。
この本には99話の怪談が載っていて、百物語には1話足りない。残りの1話は別に出版された「残穢 ー住んではいけない部屋ー」なのだそう。
こちらも読んで百物語を完結させねば。
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ガッツリホラー系、じわじわ怖い系、ちょっと不思議系、不思議だけど心あったまる系…。1話3ページほどでサクサク読めて、似たような話が一つもなくて最初から最後まで楽しく読めた。
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薄暗く、何処か不気味な短編が沢山読める一冊。
「物凄く怖い!」ではなく「なんか嫌だなぁ」ってタイプの怖さなので、夜も眠れなくなるような恐怖を求めている人向けではない。
一気読みするのではなく、毎日少しずつ読んだほうが良いかも。
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九十九話の短編が収録されたショートショート。一つひとつがとても読みやすく、怪談を通して怖さを味わえた。小野不由美さん別作品『残穢』で読んだような話も盛り込まれており、セットで読むとより入り込めます。スラスラ読めたのが好印象でした。
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ネトフリで観て気になってたので原作も読んでみました。
お気に入り、さずかりもの、テント、赤い女、レインコート、雨女、ひろし
上記が特にひやっとくる怖さで惹かれる話です。
小野不由美先生独特の、訥々とした感じて書かれる実話怪談風なところがとても面白い。
Posted by ブクログ
オチがなかったり、説明がイマイチつかないところが私は好きです。よほど未練や恨みがある場合もあるけど、ちょっとした怪談は、何がきっかけで?どうして私が?そんな理由はなくて「たまたま遭ってしまう」ものなんだと勝手に思ってます。
となりにたまたまいたら?ドアの外にたまたまいたら?歩いている時にふと見てしまったら?どこにでもありふれていて、いつ遭うのか予測もつかないんだなーと思いました(私自身、ちょっと思い当たる節があったり、、、)
ものがなしい、切ない、ヒヤッとするのもすきですが、突っ込みたくなるような怪談が好きです。
「影の手」
主人公が怖い話が大嫌いなのに見えてしまった。水が欲しそうだったからコップに入れてわざわざ用意したのに、違ったらしく首を絞められてしまうのがかわいそう。母のアドバイスで酒を入れたら半分くらい飲んであったのが不思議。
「密閉」
主人公がとにかく元彼に腹を立てていて。彼の拾ってきたスーツケースが原因だとわかるや否や、ガムテープでぐるぐる巻きにしてドアの外に放り出すという物理攻撃。彼に送りつけてやったところがなんだかスッキリ。
稲川淳二さんが解説で、「わたしが三十年近く前に発売したテープ」がもとで怪奇現象が起きた、と言うのが笑えた。
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一本一本の話が短いから楽に読める。
なんかノスタルジック。話の舞台が十数年前を中心としてて恐怖と共に平成の空気感がじわじわと沁みる。残穢のもとになったらしき話もいくつか。
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学生の読者からの投稿が多いのか、学校の怪談が多め。
小野不由美は実話怪談でも、とても読みやすい。
百物語…ではなく、99話。
100話してしまうのは、なにやらまずいらしい。
『残穢』に続く話は、すぐに分かった。
やはり怖い。
『第七コース』の話が印象的。
私は学生時代水泳部だったので、余計怖い…。
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残穢に続く短編ホラー小説。
残穢で触れられたホラー体験だけではなく、もしかしたらこれも……?と思わせられるような作品があってとても良かった。
百物語の形式をとっており、今作には99話が載っている。続く残穢で100話目ということなのだが、もし一晩で読んでしまったらどうなるのだろうかと恐ろしくなるような作品。
特に答え合わせがあるわけでもなく、不思議な目にあった、怪異に遭遇したという体験だけで終わる話が大半を占めており、「よくわからない」という部分も含めてリアリティのあるホラー小説だなと感じた。
残穢を読む予定の人はぜひ今作も、今作を読んだ人はぜひ残穢も読んで欲しいと思う。
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一話一話は短く読みやすくて、そこまで怖くないはずなのに、
読み貯めていくと正体不明の恐怖感が心の中に増殖します。
「なんかトイレとかお風呂行きにくい」「寝る前は読むの止めとこうかな」「家族のいる時間に読もう…」ってなる。
かと言って、じゃあ何がどう具体的に怖いのかと聞かれても、自分でもよくわからない。
とにかく心地よい不気味さがあります。
最後に稲川淳二さんが解説されており、それも含めて【怪談】ってこういうヤツか!!ってとても腑に落ちる。じっくり2回読みたくなりました。
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残穢と一緒に購入。前哨戦としてまずはこちらの怪談集から読み始めたが、なかなかに怖かった。特に印象に残ったのが『レインコート』という話。雨の日の学校帰り、ふとした不注意がこの世ならざる者を呼び寄せて、それが次第に近づいてくる恐怖と緊迫感。頭の中にその情景がまざまざと浮かんで、背筋が凍るような思いがした。
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<目次>
略
<内容>
中山市朗、木原浩勝からの実話系の怪談集。因果が語られず、体験だけが放り投げられる。その方が怖い…。ただ学校や田舎の家系が多いので、その分マイナス。
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どの話もじわぁっとゾワゾワする怪談ばかり。 日常によくあるシーンで遭遇する恐怖が多くて、お風呂場や夜の運転中などふと思い出してしまいました。 好きな話は、『軍服』『海へ還る』『名代』『欄間』『花簾』等々… 短いのにストーリーがまとまっていて、一話一話に満足感がありました。
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残穢(映画)の劇中作。
残穢(新潮文庫)も読んだけど、そちらでは作中作って程ではなかったかな?
百景なのに全99話な意味深。
かまわぬのブックカバーゲット。
素敵デザイン。
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【『残穢』につながる怪談集】と知り、探して買った本。どこまで読んだか分からなくなったので、1話めから読み直した。
「作者に届いた投稿怪談をまとめたもの」で『残穢』で怪談百物語が完成する。このなかの、あの話とこの話、あの話のここが『残穢』につながっていたのか!という発見もあっておもしろかった。というか怖かった。
稲川淳二さんの解説に「うっすらとした闇」とある。確かに「そういえばこんな変なことがあった」くらいの話ばかりで読んですぐ「怖っ」とはならないけれど、もし自分が同じ体験をしたらと思うと怖くてたまらない。
日常生活の中の違和感、奇妙感からくる不愉快、転じて恐怖。そもそも怪談てこういうものではなかったか、と稲川氏は言う。一話が短く、淡々と書かれているので温度感、湿気、におい、音など五感で嫌な気持ちになる。怖さがまとわりついて「本でよかった」と思ってしまう
でもこういう似たような体験は、思い出したら誰にでもあると思う。そこを突き詰めて考えたら、怖いよね
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校舎の階段を延々と上り続けてそのまま失踪してしまう話がやけに印象に残った。死んだらそれで終わりだが、行方不明の場合は未だ恐怖体験がどこかで続いているように思えるからより一層怖い気がする。
『残穢』がてんで合わなかったので期待せずに読み始めたが、かなり楽しめた。
Posted by ブクログ
残穢が好きなので外せない作品。
短編詰め合わせなのでちょっとした時間に読めるのは有難いし文章も丁寧で読みやすいが読み終わった際の満足感は低め。
話もゾッとする怖い話は少なく不思議、奇妙な話が多かったので心霊、オカルトの怖い話をガッチリ楽しみたい人には不向きです。
Posted by ブクログ
小野不由美さんだからすごく期待しすぎてしまった気がする。決して面白くないわけじゃないけど、物足りなさすぎて自分にはちょっと合わなかった。
どうしても学生の怪談が多いせいで、とうの昔にその生活を終えている自分には馴染まなかった。こういう怪談ものに「なぜそうなったの?」という理由を求めるのは野暮だと思うが、そう思ってしまう話が多かった。
途中に残穢に出てきた話あったよね?懐かしい〜(何が?)
Posted by ブクログ
読者からの手紙を元に作られた超短編の怪談が99話。(100話目が残穢らしい)
子供が好きそうな怪談が多く、サクッと読めるなーと思いながら頁を進めると、めちゃくちゃゾクっとする話が紛れ込んでます。なので油断しちゃいけません。
実話ベース(?)なのでオチが無く不可解なまま終わる話も多いから余計に怖い。
残穢とリンクした話が数話あるらしく、私がそれに気づいたのは「お気に入り」。
残穢を先に読んでたので、情景が嫌というほど鮮明に頭に浮かんでゾッとした。