あらすじ
廃校に閉じこめられたSPR(エスピーアール)。リン、そして綾子(あやこ)……一人ずつ消されていくなかで、5年前の悲劇が明らかになる……。山津波に巻き込まれた遠足バス。闇の中で息絶えた教師と生徒の悲しい魂が、麻衣(まい)たちを追いつめていく――。大ヒットミステリーホラーシリーズ、いよいよクライマックス!
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心霊現象の調査事務所「渋谷サイキック・リサーチ」の所長・渋谷一也は、ゴーストハント——幽霊退治のため、谷山麻衣の通う学校の調査にやってきた。麻衣はひょんなことから渋谷の助手を務めることになり、調査には巫女にお坊さん、神父、霊媒師までもが集うのだった…。
祟られた旧校舎、ポルターガイストに悩む一家と人形、怪現象だらけの学校、生徒が自殺した高校、人の消える洋館、大量死の起こる一族、幽霊の出る廃校……数々の怪奇現象に、渋谷たちが立ち向かう!
「悪霊シリーズ」として人気を博し、後に「ゴーストハントシリーズ」としてリライトされた小野不由美の原作小説を元にした漫画作品です。
有能ナルシストな所長、ド派手な巫女さん、関西弁のオーストラリア人神父などなど個性豊かな登場人物に、
カメラやサーモグラフィーといった機材による調査法をはじめ、「渋谷サイキック・リサーチ」の面々が各々の分野で心霊現象を解明していく面白さ、
どこをとっても魅力的な作品です。
恐怖も、謎解きも、キャラクターのかけあいも楽しみたい、そんなあなたにおすすめです!
感情タグBEST3
新たな事件の結末
10巻の「忘れられた子供たち」の続き。村長たちの話は全て嘘。学校が廃校になったのは、生徒が皆死んだから……。さらに天井から死体が落ちてきたり!ひー!さらには一人また一人と消えて忘れて、その分だけまた何かが増えていきます。ひー!
予知夢に出てくるナル?に助けられて、次々と浚っては廃校に引き込む首謀者を説得する麻衣。無事に廃校から出られたメンバーたち。そしてナルの謎を残して11巻は終了。
Posted by ブクログ
出ているのにまるで気付かなかった最新刊。
個人的には「いつの間にか出ている部門」一位。発見した瞬間抱えてレジに行くくらい好きなのに出ている事に気付かない程のスパンなのは相変わらず。
原作は未読なものの、いなださんの絵と雰囲気が好きで続きを待ちわびています。
怖い所は怖く、でもちゃんとじんわりさせてくれる所がいいなあ。コミックスをそろえ終わったら、原作も読みたい所です。
いよいよ終盤、次から最終章なのかな。待ち遠しくもあり、寂しい気持ちもありの一巻でした。
Posted by ブクログ
出ましたー! 待ってた!!
もうなんか・・・胸がいっぱいで感想まとめられません。
段々話が巧みになっていってますよねー。
ハラハラドキドキしっぱなしです。
多分次巻で最終巻ですかね?
今から待ち遠しいです。
Posted by ブクログ
ホラーは苦手なんですが、怖いだけじゃなく優しい。
特に今巻は優しいシーンがよかった。
主人公も成長した!(レベルアップ?w
気づけば11巻か…ちょっと長くなってますが、おもしろかった!
ラスト1ページで続きがあることが明確になったので、気長に待とうと思います。
Posted by ブクログ
まだ引っ張るの~?麻衣、頑張った!魂と自我論はなんとなく頷いた。学問的にちゃんと考えるのね。一人減り、二人減りは某推理小説を思い出す。次の巻が早く出ることを切望します。
Posted by ブクログ
限定版と通常版の両方を買いました。
書き下ろしになったとき、半年に1度は出るといっていたのにねぇ…という感じですが、
まあなんとかここまで…。
Posted by ブクログ
いつの間に発売になっていたのか……最近新刊チェックしていなかったので、気付いたら新刊棚に並んでいました。
CD付きの初回限定版と通常版がありましたが、通常版の方を。
雑誌掲載無しの単行本書き下ろしペースになって、特に9〜10巻のあたりが、もう絶望するほど待たされたので、今回は思ったよりも早く出て良かったな、という印象ですが、10巻の奥付と日付を比べてみたらそうでも無かった……
絵柄については、まとめて1冊、一年以上の間を開けて読むので、毎度の事ながら変化具合が目についてしまいます。これきっと毎月か隔月でちょっとずつみていたら、殆ど気にならない程度の変化なんでしょうね。
一番荒れていた頃に比べればまあ綺麗と言える範疇なので、良いのではないでしょうか。
お話については原作未読の方もいるでしょうし、ミステリネタバレ回避のために詳しく触れません。が、原作の雰囲気を非常に上手く漫画として再構築してあると思います。発刊ペースが遅いという事だけは不満ですが、他の原作小説ミステリの漫画化と比べれば、作話も作画も大変なハイクオリティを保っている事は間違いありません。(他のミステリ漫画化が酷すg……げふんげふん)
元々の小説が、一番何も知らない主人公の麻衣一人称とすることであえて視野を狭くする叙述トリックに満ちたホラー寄りのミステリなので、常に麻衣視点で描けるわけではない漫画では怖さが減じてしまうのでは?という心配が連載開始当初はありましたが、本編のホラー部分の最後にあたる今巻まできっちりと怖い漫画を描ききったところは称賛に値すると思います。
これであと、刊行ペースがもうちょっと早いか、せめて一定のペースを保って出してくれてさえいれば★5で間違いないんですが……はっと気づいたら出ているというホラーのような手法での発刊、この巻ではありませんが一度発売日を告知しておきながら未定に戻ってしまう謎の変動などで若干評価低め。
次巻で最終巻になるかと思いますが、オチを知っているながら終わってしまうのが惜しく思います。(まあまだ一年くらい先の話だと思いますがね!)