小野不由美のレビュー一覧

  • ゴーストハント4 死霊遊戯

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    巻を追うごとにどんどんこわく強力になる。
    でも、話の展開が良かった。
    麻衣ちゃんの成長も頼もしくおもしろい。
    学校って、学校って…、とちょっと苦しくも、私の時代のことなども思い出したり。
    全員をどんどん好きになる。

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    2026年07月03日
  • 風の海 迷宮の岸 十二国記(新潮文庫)

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    魔性の子、月の影影の海は内容が重くて物語全体が暗雲としているので、ここにきてやっと純粋にファンタジーのお話として楽しめたような気がする。
    これを第1巻とした方が入口としては入りやすいのでは…。

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    2026年07月02日
  • ゴーストハント3 乙女ノ祈リ

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    おもしろいな、世の中の超常現象ってそう言われてみるといろいろな種類があるのだな、と思いました。
    麻衣ちゃんはどんどん成長するし、今回また次につながるおもしろさ。ナルくんとの関係も。ナルくんは何者なんだろう。気になることがどんどん出てきた3巻でした。
    止まらんー。

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    2026年07月02日
  • 風の海 迷宮の岸 十二国記(新潮文庫)

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    十二国記シリーズ第2弾です。
    audibleにて。
    読む順通りに聴いてみています。

    面白かった!
    前のお話の陽子は順応性がすごくって気弱で覇気がなかった子が、どんどん強くなって王様っぽく成長したのに、今回の子は小さいのもあるんだろうけど、なかなか気弱なところが抜けないのが面白かった。

    陽子の方が境遇がキツくって変わらざるおえなかったのかもしれないけど‥。

    でもちゃんとした麒麟になれて良かった。

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    2026年07月01日
  • ゴーストハント2 人形の檻

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    こわこわこわ、こ!わ!!これはこわい。
    でも1で出てきたキャラクターがそれぞれ持ち前の知識で少しずつ冴えてきて良かった。
    読んでいて麻衣ちゃんのことも好きになってきたし、みんな大好きナルくんがこれからどうなっていくのか、ぐるぐるとまわる怖さの中のオアシスとして見守りたい。
    私はこういうダークな世界の中にキラッと光るオアシスみたいなものにとても弱いのです。

    でもあのフワーッとした潜在意識のところで出てくるのとても良くて気になる。

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    2026年07月01日
  • 風の万里 黎明の空(上) 十二国記(新潮文庫)

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    3作目に続き手に取った1冊。

    とにかく続きが気になる、という言葉に尽きる。
    様々な国や登場人物がいるのにも関わらず、ストーリーが際立っているが故に迷子にならない。

    今作は1作目ぶりの陽子が出てくる回である。景王となった陽子であればなんでも出来るはずであるが、自身ができないことを素直に自覚し、学びに出る姿は現代人にとっても参考になるな、と感じた。

    上巻ということで、下巻に期待する気持ちも込めてこの評価。

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    2026年07月01日
  • 風の海 迷宮の岸 十二国記(新潮文庫)

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    世界観や設定が理解できてきたところで、ついに泰麒が登場。魔性の子が好きだった私からすると、ようやく読めた!という感じ。この初々しさがたまらなく愛おしいのよ…( ; ; )
    ファンタジーなんだけど、登場人物がみんな人間臭くていいんだよな。というか延麒(六太)がいい…!!

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    2026年06月30日
  • ゴーストハント1 旧校舎怪談

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    おもしろかった!
    最初は確かにヒロインがちょっとどうかな、と思ったけれど、最後のまとめ方と次に繋がる終わり方がうまい。
    キャラクターが良い。
    続きが楽しみ。

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    2026年06月28日
  • 東の海神 西の滄海 十二国記(新潮文庫)

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    十二国記シリーズ4作品目。

    2作品目で登場した陽子を助けてくれた
    同じ日本出身であり、雁国の王である尚隆のお話。

    陽子を助けてくれた尚隆はすごく気になってたので
    背景ストーリーが知れて良かったです。
    やっぱりどの登場人物も一筋縄ではいかない困難を乗り越えていくストーリーで読み終わって元気が出ました。

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    2026年06月28日
  • 風の海 迷宮の岸 十二国記(新潮文庫)

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    十二国記シリーズ3作品目。

    ここにきてようやく、
    シリーズ1作品目の「魔性の子」関連のストーリー。

    あらすじは...
    載国の麒麟である泰麒(日本では高里)が王を選んでいく苦悩を描く...


    魔性の子で高里が神隠しとしていなくなった期間のお話ですね。ここに来て、ようやく魔性の子と繋がっていく...
    そして高里、なかなかの不憫具合に今後は報われていくのか...今後、高里が泰麒として出てくる作品が
    なんだか不安感満載だけど気になってます。

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    2026年06月28日
  • 風の万里 黎明の空(下) 十二国記(新潮文庫)

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    十二国記シリーズ5作品目の下巻。

    上巻で接点のない女の子3人がここにきて
    どんどん繋がっていくのが面白かったです〜!

    陽子が王として少しずつ成長していくのを見るのも
    読者としては嬉しい気持ちになりました。

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    2026年06月28日
  • 風の万里 黎明の空(上) 十二国記(新潮文庫)

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    十二国記シリーズ5作目の上巻。

    陽子が王に即位してからのお話。

    陽子も含め、まったく立場も現在地も異なる
    陽子と同世代の女の子、それぞれの視点で書かれてます。

    上下巻に分かれてる場合の上巻は
    どうしてもクライマックスへのお話なので
    ちょっと物足りなくなりガチですが、
    私はこのまったく接点のない3人がどうなるのか?
    の行く末が気になりすぎてあっという間に読み終わりました。

    下巻のどこでこの3人が出会うのか、楽しみです。

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    2026年06月28日
  • 営繕かるかや怪異譚 その参

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    3巻目にもなると、もはや営繕屋の尾端の登場をまだかまだかと待ちわびるようになってきた。家屋にまつわる怪異が居住者に害をなす時、その怪談に読者は肝を冷やしながら、尾端がどのように解決するかを先まわって考えているのではないだろうか。
    百物語ばりに登場する怪異の起こる様々な家にひょっこり現れる尾端の安心感は、水戸黄門のそれを彷彿させる。新しい形でのホラーミステリーとして誰にも書けないような物語はまさに唯一無二。小野さんの傑作営繕屋シリーズはこれからも続いてほしい。

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    2026年06月22日
  • 営繕かるかや怪異譚

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    怖い話は読みたいけどグロや鬱展開はNGという需要を満たしてくれる、ホラー風味の連作短編集。
    亡くなった祖父母が生前住んでいた田舎の家をずっと思い出しながら読んでいた。春先は芝桜の葉陰に小さくてかわいいアマガエルがたくさん隠れていたこと、夏になると小さい庭に面した縁側で祖父が釣り道具の手入れをしていたこと、祖母が床の間に季節に合った掛け軸と花を欠かさず飾っていたこと、折々に違い棚に置かれた小さい雛人形や朱塗りの盆や一輪挿し、仏間に布団を敷いてもらって寝る夜中、欄間の模様がなんだか怖いものに見えたこと。昼間でも薄暗い納戸や、シャッターが付いた古い車庫もあった。祖父母の死後、家は壊して売ってしまったので、今では新しい知らない人の家が建っているけど、読みながらあの古い家が胸が締め付けられるほど懐かしくなった。しょっちゅう出入りしていた小さい頃は何とも思っていなかったが今の私の生活からは失われて戻らない豊かさがあの家にあったことに気付かされた。
    雨の鈴と、最後の車庫の話がよかった。

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    2026年06月18日
  • 営繕かるかや怪異譚 その肆

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    営繕かるかやシリーズ第4弾、今回もじわりじわりと怖い話が6篇読めます。家や建物、土地に不具合があって怪異が起こるというのがこれまでのお話でしたが、偶然見かけたスマホを介して怪異を呼び込んでしまうとか…今っぽい話でぞくりとします。その解決法も、家を愛着ある場所にするという、言われてみれば当たり前のことだけどなるほどと思いましたね。いずれの話も、最後の最後まで描ききってないところがヤキモキしつつも希望が持てて良いと思います。

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    2026年06月18日
  • 営繕かるかや怪異譚 その肆

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    どれもこれも怖かった。
    特に、「忍びよる」の落ちてる携帯を拾うって、日常にあること、なのに、、、
    尾端さんに会わなかったら、殺されてたか自殺してた⁉️

    たまに出てくる''黒いまるいもの’が、まっくろくろすけだったら、怖くないのにな。

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    2026年06月17日
  • 東の海神 西の滄海 十二国記(新潮文庫)

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    どこの世界にもいつの世にも、自分の「正義」を貫きたい人がいるのだなあ、そして戦争は起こるのだな、と感じました。

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    2026年06月15日
  • 東の海神 西の滄海 十二国記(新潮文庫)

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    雁の国のお話。
    今回で初めて気づきました。
    十二国記。
    つまり、毎回、それぞれの国のお話なんですね。
    だから時系列も無視で独立した内容なのか。


    この国の王と麒麟。
    シリーズ1にも登場していましたが、
    そこではエンの国は豊かで王は治世五百年で明君と言われていた。

    しかしながら今回はまだ即位して二十年のお話。
    前王で荒廃した国が少しづつ整えられている状態。
    王自身も麒麟や家臣たちに
    諭されて、明君には遠い状態。

    そんな時に麒麟を拉致して反逆をする者が現れた。

    内乱など色々な困難があって王→国が成長する!
    個人的には今までで一番好きな内容でした。

    王も麒麟も十二国とは違う世界→日本からやって来たが五百年前の戦国時代で瀬戸内の村上海賊。

    そんな歴史ファンの心をくすぐる所も高評価です。







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    2026年06月10日
  • 風の万里 黎明の空(下) 十二国記(新潮文庫)

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    陽子頑張ってくれ!!とひたすら思う回。
    あと、ケイキ、君は言葉足らずで表情筋が死んでるのを学んだのではなかったのかい!と思わず突っ込みたくなるw

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    2026年05月31日
  • 営繕かるかや怪異譚 その参

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    ネタバレ

    今回もフォーマットは変わらず、短編が全部で六篇が収められている。建物に宿った怪異に悩まされる人々と、それを営繕という形で受け止めていく尾端(おばな)の物語である、という基本構造は変わらない。

    第3弾ということもあって、このシリーズは良くも悪くもフォーマットとしてはかなり安定してきたと思う。一応、探偵役というか怪異を解決するのが営繕を営んでいる尾端の役目なのだが、彼はミステリーの探偵のように事件に積極的に関わることはしない。

    あくまで依頼者が悩んでいる怪異の話を丁寧に聞き、家や物の来歴をたどり、怪異そのものを力ずくで祓うのではなく、建物に少し手を入れることで怪異を受け流す、あるいは怪異の発生が起こらないようにするのが彼の仕事だ。言い換えると、仮にそこに何らかの怨念があったとしても、その怨念の種そのものを取り除くというというのは、彼の生業とするところではないのだ。

    そして、その怨念が生まれる理由のうち、ほとんどが「家族」にまつわる話であるのが本作の特徴と言えるだろう。実際の殺人事件でも見しらぬ人への犯罪よりも圧倒的に身近な人同士での事件が多いように、怨念が生まれるのはやはりその関係性が濃く、かつ逃げることができないからだ・・というのが、著者の小野不由美の世界観なのかもしれない。

    ただ実際にそういう”人間関係が難しい人間”を家族に持っていた身からすると、何もフィクションの中でまでそういったことを持ち込まないでほしい・・というきにもなってしまったりもする。特にしんどかったのが、夫の母(つまり姑)から夫の死後もさんざんいじめられていた女性の家に訪れる怪異を描く「火焔」と、二人の娘の中で母親から偏愛された長女が自殺してしまったことをきっかけに怪異が起こり出すという「茨姫」だ。

    二篇ともに物語の語りとなる女性は、エピソードの中では被害を受ける立場にあり、しかもそれは本人には全く責任がない。後者は実の母親、前者は義理の母親という違いはあれども、同性の年上の女性から受ける迫害を描いているエピソードで、読んでいる方はただただしんどいという気持ちになる。

    さらに発生する怪異も、後者の方は中庭にある物置小屋を囲む草が異常に伸びる・・程度なのだが、前者は家の中で亡くなったはずの義理の母親が暴れるということで、より凶暴性がましている。ただしこの話の場合は、”もしかしたら語り手が無意識のうちにストレスを溜めて暴れているのでは・・”という想像も決して不可能ではないようにしているところが、作者小野不由美の意地悪いところでもある(携帯電話になくなった母からかかってくる・・という話があるので、一応本人ではないとは思えるようになっている)。

    とりあえず全てのエピソードで尾端の活躍により、語り手の悩みは解消する方向に向かっていくとはいえ、例えば亡くなった人が自分を探してくれるように求めて庭に来るという「骸の浜」では、怪異そのものは消えてなくなったりしない。ただ語り手の悩みを解決することで、怪異が語り手の人生に影響を与える度合いを小さくしているだけなのだ。

    そういった意味では、このシリーズは日本風の怪談の特徴である「起こっている怪異は消え去りはしない。ただ一時的に収まるだけ」をしっかり引き継いだ、正統派の日本風怪談譚と言えるのは間違いない。

    伏線の回収レベルがとわれ、全てに説明が求められるようになったミステリとは違い、ホラー作品にはこういった”余白”が許されるというところが、筆者が本作を描き続けている理由であるような気もするし、また読者も全てを説明する必要はないとどこかで感じている・・というのが、このシリーズが続いている理由なのだろう。

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    2026年05月29日