小野不由美のレビュー一覧

  • 営繕かるかや怪異譚 その弐

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    今回は、死に関わるお話が多かった。営繕屋が現れ、死者の声を聴き修繕する展開には毎回安心する。前作よりも、怖さを感じる話が多かったなあ…「関守」と「まつと聞しかば」のお話が印象に残った。

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    2025年06月10日
  • ゴーストハント1 旧校舎怪談

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    ネタバレ

    読み始めて感じたのは「80〜90年代(の少女漫画?)を感じる軽妙なやり取り」だった。最初の刊行から30年以上が経ち、リライトされているとしてもやり取りや機材にも時代を感じる部分がある。
    ただ、書き方については最初の出版元を考えると意図的に当時のフォーマットに合わせたものかもしれない。
    最初はやりとりが気になっていたが、読んでいくうちに慣れてしまった。

    物語は終始、主人公 谷山麻衣の目線で進んでいく。読者は主人公に憑依(寄生?)して彼女の思考、感覚を通して共に怪異を体験するような形で物語が進んでいく。
    麻衣は言い回しの中に(設定よりも)少々教養がありすぎる言葉が出てくるような気もするが、違和感

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    2026年06月03日
  • 緑の我が家 Home,Green Home

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    相変わらず、お化け!って出るんやなくて、えっ?あれが?みたいな…
    そこが、また、気色悪い(−_−;)

    母親が亡くなって、父親が再建、上手く溶け込めず、転勤が多いのを理由に一人暮らしを始める。高校生で。
    しかし、引越し先に着いた時から、嫌な感じ。
    無言電話…
    変な手紙…
    夜に落書きする子供…

    まぁ、親との関係が上手くいってないから、再度引越しは言い難いかもしれんけど、言え!
    怖いやん!言え!
    親に引っ越したいって!
    それで、全部解決やん!
    行くとこないからって、幽霊出るとこ帰るか…
    帰らんと話にならんとは言え。

    自身の過去を振り返ると、小さい時に酷いことしたことが思いが…
    それが、今、住ん

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    2025年05月20日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーアンソロジー。小野不由美さん目当てで読んだ。知らずに読んだら「営繕かるかや怪異譚」の世界とリンクしてておおっとなった。
    原浩さんの828の1も面白かったー。

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    2025年05月19日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    『潰える』は、角川ホラー文庫30周年記念のアンソロジーとして、澤村伊智、鈴木光司、小野不由美ら豪華作家陣の書き下ろし6編が織りなす多様な恐怖が魅力だった。
    それぞれの作家の個性が光り、心理的恐怖から超自然的ホラーまで、現代の不安を反映した「潰える」瞬間が鮮烈だった。

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    2025年05月10日
  • ゴーストハント7 扉を開けて

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    ついに終わってしまった‥泣
    前作から急展開の最終巻。気づけば深みにハマる怪異、大ピンチのメンバー、そして悲しい真実。漫画も読んでわかっている結末だけどそれでも泣きそうになってしまった‥それでも自分の想いを貫く姿勢はもう!っとなってしまった。またみんながわちゃわちゃするのを読みたい!!!

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    2025年04月18日
  • ゴーストハント6 海からくるもの

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    読み出すと止まらない!今回は最初から不気味な感じがずっとあり、かつ正体が分からない怪異にドキドキでした。気軽に神頼みとかしていると何が起こるか分からないなぁと思わせる一冊。

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    2025年04月15日
  • 緑の我が家 Home,Green Home

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    小野不由美は怖い。本当に怖い。
    廊下にしゃがんで落書きする幼児。郵便ポストに投函される手紙。かかってくる無言電話。自分の身の回りにありそうな出来事が、繰り返し繰り返し起こる中で、徐々に徐々に変質して迫ってくる。怖い怖いと読んでいって、そして、帯にあるように、最後は切なくて泣いた。

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    2025年04月14日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    知っている作家さん、知らない作家さん含め色々な作家さんの文章にお試しで触れることができるのがアンソロジーの魅力の1つですよね。
    澤村伊智先生、原浩先生、小野不由美先生の安定感は流石で、まさかの鈴木光司先生ご本人が登場する鈴木光司先生のお話も面白かったです。

    そんななか今回の顔ぶれのなかでは一穂ミチ先生と阿泉来堂先生の著書はこれまで拝読したことが無かったのですが、今回はこのお2人の作品が個人的にはトップ2かなというくらい特に気に入りました。
    阿泉来堂先生の読みやすい文章と個性的なキャラクター、一穂ミチ先生の「にえたかどうだか」の恐さ、他の著書も是非買ってみようと思えるもので、良い出逢いでした。

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    2025年04月12日
  • ゴーストハント5 鮮血の迷宮

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    このシリーズで最大にシチュエーションが好き!!な五作目。
    複雑怪奇な館に血塗られすぎな真相はワクワクでした。漫画の印象も強いけれど、文章で読むと館の作りの複雑さを堪能できてよかったです。
    読めば読むほどこのシリーズは楽しくなる〜。

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    2025年04月06日
  • ゴーストハント4 死霊遊戯

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    これぞ最恐!の帯だけど、これぞ最低!な学校だな。正直そのまま蠱毒実行!もみてみたかったなぁ。自分が当事者だったとして、その結果蠱毒実行!に罪悪感はないかと。呪詛返ししちゃうのがナルの優しさですね。

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    2025年04月05日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーアンソロジー。
    原浩さんの『828の1』が好きだ。
    それと、どうにも心をつかまれたのが澤村伊智さんの『ココノエ南新町店の真実』
    ヨシナガさんのセリフ
    「電気バナナが〜〜〜すだ……すだま、さき」
    は、たぶん10年は忘れない。

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    2025年04月05日
  • ゴーストハント3 乙女ノ祈リ

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    心霊とか超常現象とかは身近ではないかもしれないが、そこから生まれる人の悪意は今の時代にも通じるものがある。心霊現象の描写も怖いけれど、真相の部分が怖かった。どんどんいろんな伏線が出てきてにやにやが止まらない!

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    2025年04月02日
  • 営繕かるかや怪異譚 その弐

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    ネタバレ

    死へと誘う芸子の霊に魅了される男やリフォームのために物を粗末に扱う女など曲が強い人が出てきたな。
    古道具屋さんの心境を考えると居た堪れない気持ちになる。

    正邦さんは家の窮地を伝えるために凄まじい姿に自ら変化したのか、家がそういう状態だからあの姿に強制的になったのかどっちだろうね。
    正邦さん、小さくなっちゃうかもねの言葉凄く好き

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    2025年03月28日
  • 緑の我が家 Home,Green Home

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    ネタバレ

    子供の時の純粋な気持ちは怖い。
    オサルへのいじめは、同調圧力で、一対一なら子供達は決していじめないだろう。
    「皆」やってるからいい。
    自分の子供のときの記憶もそうだけど、その圧力から逃れるのは厳しい。
    だから主人公のやったことを責められる気はしない。
    主人公はきっと、ずっと苦しくて、その思いでグリーンホームに来てしまったように思う。
    そしてホラーな世界と現実世界での壮絶な体験を経て、その苦しみが消えていく。
    全て終わった彼の目に写った現実は、とても柔らかく温かい。

    主人公が一対一で向き合ったオサルとの思い出が、彼を救ってくれて良かった。

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    2025年03月26日
  • ゴーストハント2 人形の檻

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    読みながら漫画で読んだシーンが色々と思い出せて、あぁこうだったこうだったとしみじみ。漫画読まずに本を読んでたら、ナルのイメージがどうなってたか気になる。記憶を消して読みたいシリーズ笑相変わらずじわじわ怖い。

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    2025年03月19日
  • 緑の我が家 Home,Green Home

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    ホラーだけど、人外より人間が一番怖いってタイプのホラーですね。ちゃんと心霊現象起きまくるけど。うっかりお風呂で読んでいる時に浴室のシーンに差し掛かっちゃって怖かったけど。

    すごいなあと思ったのは、主人公の残虐な部分、精神的に醜悪な部分をきちんと一人称で描いているところ。なんか、怖いけど、そういう気持ちも人間にはあるんだなあと感心してしまった。

    泣ける系です。

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    2025年03月16日
  • 緑の我が家 Home,Green Home

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    再婚した親を嫌って一人暮らしを
    始めた高校生がアパートで出遭う
    亡霊たち

    落書き、悪戯(いたずら)、お世辞にも感じが良いとはいえない住人たち、変な手紙、無言電話、予告電話‥‥

    90年代、小野不由美は何度も何度も「此処ではない何処か」を描いた。何故か攻撃される人たちを描いてきた。「魔性の子」「東亰異聞」然りである。

    簡単に殺される人間も
    何故か生き残る人間も
    「あの」世から不可解な
    「この」世へ怪しき来り
    「この」世は嫌いだ
    「あの」世はこわい

    その路地にさしかかったとたん
    ぼくはひどく嫌な気分がした。

    考える始めると
    最後には必ず至る堂々巡り

    (恨んでるよ)
    (絶対に許さないからね

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    2025年03月16日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    面白かったのもあれば、読みづらくてとばしてしまった作品もありました。
    一穂ミチさんの「にえたかどうだか」はこの作者の作品のどれからも感じる「暗闇の中に瞬く光」感があって心に残りました。茉莉さんでシリーズ化してほしいかも。
    モキュメンタリー「ニンゲン柱」視点が変わると…もう一度読み直しました。
    小野不由美さんの「営繕かるかや」シリーズ、前から気になっていたのでこれを機に読んでみようと思いました。

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    2025年03月11日
  • 営繕かるかや怪異譚 その弐

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    ネタバレ

    前巻と同じく今回も非常に面白かった
    相変わらず視点が尾端中心ではなく、お客さんや怪異に触れてしまった人という所が面白い
    芙蓉忌
    これ、普通なら主軸が隣の料亭の女将さんなんだろうけど、そうではなく引っ越してきた隣の青年と言うのが
    家族全員恐らく彼女に引っ張られてしまったんだろうけど、塞いだだけでは全く解決しておらず貴樹は囚われたままで終わる…
    ホラーとか怪談とか確かにモブとまでは言わないけど、きっと間接的に被害にあってる人沢山いるんだろうなぁと改めて思った
    ここで終るので、貴樹がその後どうなったか分からない
    死んでしまったのか、なんとか尾端に助けてもらえるのか…

    関守
    通りゃんせ、この歌昔から

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    2025年03月03日