小野不由美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
怖さとワクワクが止まらない!
チームワークが光る本格ホラーミステリー
『ゴーストハント2 人形の檻』は
さらに怖さが増してて…
くぅぅぅぅ〜 待ってましたーって感じ!
洋館で次々と起きる怪異現象にゾッとしながらも
やっぱりこのシリーズの魅力は
賑やかなメンバーたち!
麻衣の直感や直情的なやさしさや
ナルの冷徹に見えて超ロジカルな分析
そしておなじみの霊能力者軍団が再集結して
ワイワイ調査を進める様子が
本当におもしろくて大好きです
科学的なアプローチと霊能力の両面から
謎に迫っていく過程は…
まるで上質なミステリーを読んでいるみたい!
怖がりながらも一気に
ページをめくってしまいました
美しくも不穏な装丁も
作品の世界観にぴったり
大、大、大満足の読書タイムになりました!! -
Posted by ブクログ
ネタバレまずこの本を読んで1番言いたいことは、「人の話を聞け」、「最初にちゃんと説明しろ」、この2つであろう。
なんだろう、人物として有能であればあるほど上記を省きがちな気がする。といってもそれらが完璧に為されて、すべてに納得のいく答えが出てしまったら物語展開としては不都合だろうから仕方がないんだろうけど、もやもやするなー。
この『十二国記シリーズ』、最初の刊行はいつなのか知らないんだけど、昨今量産されまくっている異世界転生モノの走りの一つだと思うんだよね。最近のものは異世界に放り出されてすぐにチート能力やらなんやらでその世界に順応するけど、より現実的なことを考えたらこの『十二国記シリーズ』はリアルもリアルで、特に人間の醜悪さ・底意地の悪さが如実に描かれている。
上巻はそんな人間の悪意にどれだけ耐えられるかが肝になってくる。みんな耐えてくれよ! 下巻になればマスコットキャラクターが出てくるから!
実は大学時代に1回読もうとして途中でやめていたことを思い出した。たしか学校からの脱出まで持たなかった記憶がある。今は読んでて普通におもしろいので、なんでそんな序盤でやめたのかは定かではないが、私も成長したということか。 -
Posted by ブクログ
十二国記シリーズを現在刊行されている分を読み終えたので、新刊が発売される前に「魔性の子」も読んでみようかと。
戴麒を捜索する諸国の麒麟たち(主に廉麟)、てっきり人目につかないよう密かに行動しているのだと思っていたは、けっこうがんがん自分から話しかけにいってた。
戴麒があちら側で行方不明になっている間、蓬莱ではこんなことになっていたんですね。
「黄昏の岸 暁の天」では軽く書かれていただけだったので、想像を遥かに超える災厄が起こっていて愕然。
十二国記の読者としては事情を知っているだけに、自分の意思とは関係なく他人を傷つけてしまう戴麒の気持ちを考えてしまうけれど、「魔性の子」単体のストーリーとして考えたら異端な存在を排除しようとする人たちの気持ちも、私自身間違いなくそっちの立場だから痛いほどわかる。
そしてそんな人間と麒麟がどれほどかけ離れた存在なのかもよくわかる。
広瀬までもが、完全な善意で行動していたわけじゃないのが追い討ちのように心を抉ってくる。
怖いというより、苦い気持ちになる読後感でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ脳の具合が悪くて読むのに時間がかかっちゃったけどようやく読み終わりました。
陽子が景麒に「景麒だけは、私を信じなくてはいけない」「たとえ世界中の誰もが私を疑っても、お前だけは私を信じていなければならない」って言うの、下僕の扱いがなっていて痺れる。
陽子さんが景麒のこと「お前」と呼ぶことに…しみじみと良さを噛み締めているよ…。
終盤にかけて陽子〜〜〜メロ〜〜〜はずっとそうなんだけど反乱のリーダーで最後まで義を通して戦い続けようとする虎嘯に胸打たれるよ…虐げられ続けても現状維持に甘えて誰もやろうとしない反発をやろうってしてくれて、あんまり頭の冴えた人としては描かれてないけどその勇気に俺も着いていくよ…になる。かっこいいよ。
祥瓊も鈴も旅を通して大人になって…他者を慮ったり許したりする器が形成されたんだな。
三人娘は「友達」って言うより「仲間」だなって思う。
私も私自身の王でありたいよ…頑張ろう。