小野不由美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
原作未読の身にはとてもきれいに終わったように見えたけど、その中で夏野と静信の心をあまり追うことができずに、終幕してしまったなあと思っている。とくに夏野。
あとは、生き残った村人それぞれのその後が気になるけど、そこまで全部クリアに説明する必要はないってことなんだろうな。
終盤の屍鬼VS村人の狂気はすごかった。気持ち悪さ満点で。
コミックではちょっともやっと思えるとこがあるのだけれど、これは原作がそうなのか、フジリュー版がそうなのか…? 原作を読んでも全てすっきりするとは思えないし(ストーリー上じゃなくて、自分の気持ち上の問題と、読み込みの足り無さが原因のような気がするから)、いま原作を新たに読も -
Posted by ブクログ
ネタバレ閉ざされた村で次々と起き上がる死体……屍鬼。
小野不由美原作のホラー小説のコミカライズ。
ついに人間VS屍鬼の直接対決もついに終結、最終巻です。
藤崎先生の独特のタッチのせいか、陰惨なシーンの連続にもかかわらずあまり恐怖は感じません。
ぼくが恐怖を感じた数少ないシーンは、尾崎先生が屍鬼になった奥さんを使って行った人体実験。人間達による屍鬼狩り。
どちらも、人間側の行動からもたらされた恐怖ですね。
そして、最大の恐怖は…初登場時は普通だった大川酒店御主人が、いつの間にか3mぐらいありそうな大男になっていたこと!!(笑)
ともかく完結お疲れ様でした。 -
Posted by ブクログ
原作を読んでいないフジリュー厨なので、原作ファンの方はごめんなさいのレビューです。
少し尻切れな終わりだったのかな?とは思います。もう1巻…とまでは言いませんが、もう1話くらいは引き伸ばしてもいいかなーと思いました。原作がどのように終わっているかは分からないので、結構簡潔に終わってしまったなという感が強いです。
静心の心情はよく分かるのですが、尾崎先生や夏野の心情があまり読めないことと、「生き残った」ことをもう少し強調してほしかったです。
でも…すみません無条件に藤崎先生の事が好き過ぎるので、高評価にさせて頂きます。
あとがきの小野先生の言葉がフジリュー好きにとってはとてもうれしいお言葉だっ