あらすじ
小野不由美の青春ホラーを山本小鉄子がコミカイズ、待望の電子書籍化!!
春休み。毎年、直樹は妹の典子とともに、同い年の従兄弟・隆の家を訪れた。その家は、様々な花に埋もれた野草の里、まさに桃源郷のようだ。隆は3月、直樹は4月、二人はまもなく十七歳の誕生日を迎える。しかし隆の表情は暗く、隆の母・美紀子伯母もまた暗い。そのわけを尋ねた直樹は、「夜、気配がする」という隆の言葉を軽く流してしまう。翌日、隆は豹変する。酷薄な笑みを浮かべ冷たい言葉を放つ隆に戸惑う直樹。やがて悲劇が彼らに訪れる――。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
十七の春、直樹と隆は菅田家の何らかの因縁に巻き込まれていく。
常に穏やかだった隆の変貌、隆の母の唐突な自殺、「自殺」という言葉に過剰に反応する直樹の母、疑問に思った従兄弟の直樹は、謎を解き明かしていこうとする。
じわじわと怖い作品です。原作知らない方でも読める1冊。
Posted by ブクログ
2007.12.01。随分昔に原作を読んだことがありますが、かなりおぼろげ。小野さんのゾクゾクするホラー感がよく出ていて続巻が楽しみです。屍鬼もこの人か梶原にきさんに描いてほしかったなぁ。。