小野不由美のレビュー一覧

  • 営繕かるかや怪異譚 その参

    Posted by ブクログ

    シリーズ三作目。好みな話が多かった。営繕、というモチーフだからか、家族との確執がテーマの作品が多い。ドールハウスの話が好きだった。どれだけ不穏でも、尾花さんが来てくれるから、と思うと安心する。

    0
    2026年07月23日
  • 営繕かるかや怪異譚 その弐

    Posted by ブクログ


    日本家屋の黴っぽい臭い、川のせせらぎ、一音ずつ鳴る拙い琴の音を想像しながら読んだ。最後の話のおばあちゃんが好きだったな。あとは、心中を誘ってくる怪異が印象的だった。引き摺り込まれる。

    0
    2026年07月18日
  • 営繕かるかや怪異譚 その参

    Posted by ブクログ

    早く尾端さん来てほしいと毎回思う第三弾。
    介護の話は切なくてやるせなくなりましたが、どの話も折り合いをつけていくことで、解決とまではいかなくても未来がある方向までもっていく尾端さんさすがです。どんなにおどろおどろしくても最後には尾端さんが来てくれるのがわかっているので、ホラーが苦手なわたしでも安心して読めます。

    0
    2026年07月18日
  • 営繕かるかや怪異譚 その肆

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イラスト担当が蟲師の方にて、主人公が現代に生まれ変わったら、こういうことしていそうだな、と。
    表紙の足のイラストがなかなか禍々しい。


    「忍びよる」
    単身者用の集合住宅に住む拓史は、工事現場でスマホを見つける。呼び出しに応じると、雑音に交じり男の声が。以来、耳障りな雑音が聞こえ、人影を見るように。
    →吸血鬼ネタがなにかで、招かれたり返答が無いと家に入れないというのがあるが、無意識でも家というのは自分の場所、という思いがあるのだなぁ。

    「迦陵頻伽」
    文美は上司から覚えのない嫌がらせを受ける。家では「内神様」が祀られ、亡き祖母と文美だけが暗がりに蹲る黒い「猿」を視ていた。やがて猿は職場にも現れ

    0
    2026年07月15日
  • 営繕かるかや怪異譚

    Posted by ブクログ

    家に纏わる怪談?妖怪の話。
    土地柄のものという話を心霊番組でよく聞くけど、こう言った本のような事情もあるのかもしれない。
    専門用語に詳しくないので、調べつつ読み進めた。イラストとかもないのでぱっと理解できるものではないかも。庭とかならわかるけど微妙に家の配置とかがこんがらがってくる

    0
    2026年07月12日
  • ゴーストハント6 海からくるもの

    Posted by ブクログ

    一番好きかも。
    歴史の奥行きが深いし、神道、仏教、土着の信仰の絡みがおもしろかった。
    舞台は能登。
    昔からの日本古来の伝承と怪奇事件。
    このシリーズの多種性に驚愕。
    どの方面にどこまで知識が深いのか小野不由美先生。
    小説家の博識さに震えることはよくあるのだけど、こういうカジュアルさでこういう分野を深く掘り下げて教えてくれるのってすごくないか…?とずっと思いながら読み進めています。

    この歴史を巻き込む怨恨について、リンさんは何を思うのか。こういう恨みから生まれる不幸が脈々と未来に受け継がれることの虚しさについてどう感じているのか。

    そしてこういう類いのホラーの場合の折り合いというか結び方も良

    0
    2026年07月06日
  • ゴーストハント5 鮮血の迷宮

    Posted by ブクログ


    こわすぎ回!こわー!!めちゃホラー。
    グロテスクな部分に目を覆うほど…。
    こういう洋館が私の周りにないことが救い、というほどの舞台設定のこわさ。
    安原くんの役割が相当好き。
    麻衣ちゃんはもう少しナルくんの秘密を守った方がいいと思うのだけど、なかなか軽いタッチで許されるキャラクターっぽいし、そしてどんどん大物になっていく。
    真砂子ちゃんも気になるけど森さんも気になる。
    どうなるんだろう。
    どんどん読みます。

    0
    2026年07月05日
  • 営繕かるかや怪異譚 その弐

    Posted by ブクログ

    芙蓉忌がお気に入り。
    少し息が浅くなりながら、止まりながら、どきどきしながら。尾端さんが来てくれると息を吸って続きが読める。

    0
    2026年07月03日
  • 営繕かるかや怪異譚

    Posted by ブクログ

    母からのおすすめ。
    この世の者ではない者と共存する、やり過ごす。
    怖い話でも、尾端さんがきっとどうにかしてくれると思ってページを進められた。
    雨の鈴と檻の外が印象的。

    0
    2026年07月03日
  • ゴーストハント4 死霊遊戯

    Posted by ブクログ

    巻を追うごとにどんどんこわく強力になる。
    でも、話の展開が良かった。
    麻衣ちゃんの成長も頼もしくおもしろい。
    学校って、学校って…、とちょっと苦しくも、私の時代のことなども思い出したり。
    全員をどんどん好きになる。

    0
    2026年07月03日
  • ゴーストハント3 乙女ノ祈リ

    Posted by ブクログ

    おもしろいな、世の中の超常現象ってそう言われてみるといろいろな種類があるのだな、と思いました。
    麻衣ちゃんはどんどん成長するし、今回また次につながるおもしろさ。ナルくんとの関係も。ナルくんは何者なんだろう。気になることがどんどん出てきた3巻でした。
    止まらんー。

    0
    2026年07月02日
  • ゴーストハント2 人形の檻

    Posted by ブクログ

    こわこわこわ、こ!わ!!これはこわい。
    でも1で出てきたキャラクターがそれぞれ持ち前の知識で少しずつ冴えてきて良かった。
    読んでいて麻衣ちゃんのことも好きになってきたし、みんな大好きナルくんがこれからどうなっていくのか、ぐるぐるとまわる怖さの中のオアシスとして見守りたい。
    私はこういうダークな世界の中にキラッと光るオアシスみたいなものにとても弱いのです。

    でもあのフワーッとした潜在意識のところで出てくるのとても良くて気になる。

    0
    2026年07月01日
  • ゴーストハント1 旧校舎怪談

    Posted by ブクログ

    おもしろかった!
    最初は確かにヒロインがちょっとどうかな、と思ったけれど、最後のまとめ方と次に繋がる終わり方がうまい。
    キャラクターが良い。
    続きが楽しみ。

    0
    2026年06月28日
  • 営繕かるかや怪異譚 その参

    Posted by ブクログ

    3巻目にもなると、もはや営繕屋の尾端の登場をまだかまだかと待ちわびるようになってきた。家屋にまつわる怪異が居住者に害をなす時、その怪談に読者は肝を冷やしながら、尾端がどのように解決するかを先まわって考えているのではないだろうか。
    百物語ばりに登場する怪異の起こる様々な家にひょっこり現れる尾端の安心感は、水戸黄門のそれを彷彿させる。新しい形でのホラーミステリーとして誰にも書けないような物語はまさに唯一無二。小野さんの傑作営繕屋シリーズはこれからも続いてほしい。

    0
    2026年06月22日
  • 営繕かるかや怪異譚

    Posted by ブクログ

    怖い話は読みたいけどグロや鬱展開はNGという需要を満たしてくれる、ホラー風味の連作短編集。
    亡くなった祖父母が生前住んでいた田舎の家をずっと思い出しながら読んでいた。春先は芝桜の葉陰に小さくてかわいいアマガエルがたくさん隠れていたこと、夏になると小さい庭に面した縁側で祖父が釣り道具の手入れをしていたこと、祖母が床の間に季節に合った掛け軸と花を欠かさず飾っていたこと、折々に違い棚に置かれた小さい雛人形や朱塗りの盆や一輪挿し、仏間に布団を敷いてもらって寝る夜中、欄間の模様がなんだか怖いものに見えたこと。昼間でも薄暗い納戸や、シャッターが付いた古い車庫もあった。祖父母の死後、家は壊して売ってしまった

    0
    2026年06月18日
  • 営繕かるかや怪異譚 その肆

    Posted by ブクログ

    営繕かるかやシリーズ第4弾、今回もじわりじわりと怖い話が6篇読めます。家や建物、土地に不具合があって怪異が起こるというのがこれまでのお話でしたが、偶然見かけたスマホを介して怪異を呼び込んでしまうとか…今っぽい話でぞくりとします。その解決法も、家を愛着ある場所にするという、言われてみれば当たり前のことだけどなるほどと思いましたね。いずれの話も、最後の最後まで描ききってないところがヤキモキしつつも希望が持てて良いと思います。

    0
    2026年06月18日
  • 営繕かるかや怪異譚 その肆

    Posted by ブクログ

    どれもこれも怖かった。
    特に、「忍びよる」の落ちてる携帯を拾うって、日常にあること、なのに、、、
    尾端さんに会わなかったら、殺されてたか自殺してた⁉️

    たまに出てくる''黒いまるいもの’が、まっくろくろすけだったら、怖くないのにな。

    0
    2026年06月17日
  • 営繕かるかや怪異譚 その参

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回もフォーマットは変わらず、短編が全部で六篇が収められている。建物に宿った怪異に悩まされる人々と、それを営繕という形で受け止めていく尾端(おばな)の物語である、という基本構造は変わらない。

    第3弾ということもあって、このシリーズは良くも悪くもフォーマットとしてはかなり安定してきたと思う。一応、探偵役というか怪異を解決するのが営繕を営んでいる尾端の役目なのだが、彼はミステリーの探偵のように事件に積極的に関わることはしない。

    あくまで依頼者が悩んでいる怪異の話を丁寧に聞き、家や物の来歴をたどり、怪異そのものを力ずくで祓うのではなく、建物に少し手を入れることで怪異を受け流す、あるいは怪異の発生

    0
    2026年05月29日
  • 営繕かるかや怪異譚 その肆

    Posted by ブクログ

    今作も描写の表現が怖くて良かったです。
    実際に尾端が施工したあとの物語(怪異はなくなったのか)が描かれてないので少し物足りないですが、
    そこは読者の想像に任せてるんでしょう。

    0
    2026年05月27日
  • 過ぎる十七の春

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    魔性の子を初めて読んだ時のゾクゾク感思い出した。ホラーなんだけど、謎解きの過程がミステリなのが堪らない。

    0
    2026年05月24日