田牧大和のレビュー一覧

  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(八)

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    このシリーズも8冊目。
    自分も雀かなんかで「鯖猫長屋」を覗いているような気分だ。
    人々の遣り取りでクスッと笑える。
    そんな可笑し味が何とも良い。


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    2024年01月29日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(六)

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    ネタバレ

    三つ星は「安定のクオリティ」
    拾楽とおはまちゃんが進展するか⁉️と思いきや…
    まあ今回、サバにまた新しい子分が出来たからいいか。

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    2023年11月30日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(五)

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    星三つは「安定のクオリティ」。
    拾楽と掛井のやり取り、拾楽とサバのやり取り。ともに馴染んできた。
    双方の緊張感はなくなったが、まあそれもまた良し。

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    2023年11月30日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙

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    面白くなるのかなと思いつつ読み進め、途中からグッと気になり出した。
    長屋の人たちがイメージできてくるあたりから、読みたかったのはコレコレ、と楽しく読めた。
    猫好きならさらにはまるのかも。
    シリーズらしいので、続きを読もうと思う。

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    2023年11月27日
  • 子ごころ親ごころ 藍千堂菓子噺

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    お糸から「総領娘」の心得を学んでいるさち。
    さちの初めての友達が長屋に母と住んでいるおとみ。

    あるひ、おとみの母親がいなくなった。
    おとみの母親には長く援助をする町火消しの頭がいた。

    親子の愛情。
    なさぬ仲ゆえ、苦しむ親子。
    咎人であることだけを伏せて、さちに、真実を話す機会がきた。

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    2023年10月11日
  • 子ごころ親ごころ 藍千堂菓子噺

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    ネタバレ

    【収録作品】序 さち-菓子の味と虫の報せ/一話 友との別離と「煉羊羹」/二話 恋しい母と「桐の花」/三話 総領娘と「あまから餅」
    さちの話。

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    2023年09月20日
  • 子ごころ親ごころ 藍千堂菓子噺

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    シリーズ第五弾。

    晴太郎と幸次郎兄弟そして職人の茂市が営む菓子司〈藍千堂〉を巡る人情噺、連作三話(&序)が収録されております。

    今回はお子様スペシャル。
    序章は晴太郎の妻・佐菜の連れ子である、さちのモノローグから始まり、第一話、第二話は、さちの友達・おとみの母が、おとみを残して再縁したことから起こる騒動の話。
    第三話は、前述のおとみの騒動をきっかけに、自分と“とと様”の関係に疑問を抱いて悩むさちの姿が描かれています。

    さちやおとみの年頃の子どもって、大人が思っている以上に大人の顔色をうかがっているんですよね。
    それゆえに、小さな心に色々抱え込んでしまう、おとみとさちが健気でなりませんでし

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    2023年09月13日
  • 想い出すのは 藍千堂菓子噺

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    【収録作品】晴太郎、怒る/梅薫る「ちいさ菓子」/秘めたる恋の「かすていら」/いまひとたびの「白羊羹」

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    2023年08月19日
  • 子ごころ親ごころ 藍千堂菓子噺

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    さちの友だち、おとみの母が再縁し、おとみは大工の
    伯父に引き取られる。新しい暮らしに馴染み始めた
    矢先、おとみの姿が消えた…。菓子職人の兄と商才に
    長けた弟が、知恵と工夫で和菓子屋を切り盛りする
    時代小説。

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    2023年08月07日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(七)

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    豊山と豊山にとり憑いてる山吹が長屋に厄介ごとを抱えて帰ってくる話
    与六とおてるの夫婦愛には感動です。拾楽とおはまちゃんの仲も少し進行

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    2023年07月04日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙

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    おもしろかった!縞柄三毛猫がオスという珍しい猫がいる鯖猫長屋のお話。
    とにかくキャラがめちゃくちゃイキイキしていて良し!三毛猫オスの名前はサバ(笑)そのサバがめちゃ威張りんぼで、長屋で1番偉い☆
    サバの飼い主の拾楽さんは訳ありで…これ本当どうやってまとめるんだろって感じでどんどん読めます。
    仕切り屋おてるさんや差配の磯兵衛さん、長屋のおはまちゃんやお智さんみんな良い!
    サバも変に擬人化してないのも好みでした。
    続編も機会があれば読んでみたいです。
    主人公の拾楽は松山ケンイチさん、おてるさんは黒沢あすかさん、差配の磯兵衛は武田鉄矢さん、掛井の旦那は竹財輝之助さんで脳内再生されました☆

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    2023年06月29日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(四)

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    さくらに化け猫の嫌疑。続いて差配の磯兵衛にも殺しの嫌疑⁉
    成田屋の旦那と子分のように使われ始めた拾楽が事件を解決していきます

    拾楽のが拾楽の言葉の裏に隠れている優しさ。これは分かる人もいるけれど、分からない人には分からない優しさ(成田屋の旦那、ご隠居、智子、おはまは分かっているらしい)このシリーズで作者が伝えたいことはもしかしたらそこかもしれない

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    2023年06月24日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(三)

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    猫のサバが仕切る鯖猫長屋の事件簿第三弾
    おはまのピンチを長屋の皆で助けます
    拾楽の隠れた優しさがバレバレになりつつあり。新たな登場人物、太市とニキの隠居
    との絡みもこれから続きそう。楽しみです

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    2023年06月24日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(二)

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    子猫の名前が、
    「小サバ」→「おまめ」と来て「さくら」になった。肉球が桜色だから、さくら。
    もし、自分が猫を飼うなら「おまめ」にしようと思う。
    今回の黒幕はちょっと微妙な感じだったが、世の中そんなに勧善懲悪ばかりではないと思い直す。
    悪人には悪人たる背景と理由がある。

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    2023年05月03日
  • 朝日文庫時代小説アンソロジー 家族

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    昔の家族はいつも助け合って生きてきた,現在は家族もいろいろな形があり、難しい時代です家族で会って家族でないよう家族って何? 昔には戻らない。今は令和だから。

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    2023年04月05日
  • 想い出すのは 藍千堂菓子噺

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    安定した面白さがあるこのシリーズ。
    前作で病に倒れた「百瀨屋」主人の叔父が愛宕山に療養に行く事になり、母親もついていくと言う…

    職人も辞め傾きかけている「百瀨屋」をお糸に丸投げで、ちょっとイラッとします。

    前向きに店を変える決意のお糸は本当に強くなったなぁと…「藍千堂」の兄弟や周りの人達からの助けを素直に受け入れるお糸。
    今後二つの店が助け合う話になって行くのかな?

    毎回和菓子が食べたくなって困るわ…
    カステラが食べたい…ザラメがついたやつ(-_-)

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    2023年02月10日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙

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    時代劇の2時間ドラマを見ているようなお話です。
    義理と人情、江戸っ子万歳!
    最初はなかなか話が動かずじれったいですが、重要人物たちの独白が要所で出てきて、その度にお話が大きく動いていきます。
    つまんないなー、と思っても2章くらいまでは頑張ってみて。

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    2022年12月13日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(十)

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    ネタバレ

    【収録作品】店子志願/色恋始末/憑物落とし/大手柄

    元拝み屋で今は呪い札書きの男・佑斎の登場。甚右衛門のような剣呑な相手かと思いきや、まともな人間で、力は本物。また面白いレギュラーが増えて読み応えがある。
    甚右衛門もうまく牙を隠してやけに協力的。一人気を揉む拾楽が気の毒になってくる。

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    2022年12月13日
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(十)

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    シリーズ第十弾。

    〈鯖猫長屋〉への入居を希望して、差配の磯兵衛のところにやってきた、元拝み屋で今は“呪い札”を売っている佑斎。彼が〈鯖猫長屋〉にこだわる訳とは・・。

    札書きの佑斎は、登場当初は怪しさ満点で拾楽も警戒モードでしたが、彼が涼太も認めるほどの霊媒能力を持ち、その能力によって心に傷を抱えている事がわかってきます。
    佑斎と共に暮らす犬の“天”が、これまた賢くて健気なんですよね~・・。このシリーズに登場する“ゲスト犬”は本当、いい子ばかりで癒されます。
    そして、表向きは腕の良い医者・杉野永徳で、実は大盗賊の頭・“鯰の甚右衛門”も、前巻で登場した時は不気味な印象でしたが、今回は拾楽や成田

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    2022年11月12日
  • 想い出すのは 藍千堂菓子噺

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    シリーズ第四弾。

    前作からかなり間が空いたので、シリーズ1~3をザザっと再読してから本書に臨みました。
    佐菜と前夫の件や、お糸と彦三郎のくだり等、ほぼ忘れていたのでその辺り復習できて良かったです。

    さて、何かと〈藍千堂〉の邪魔をしてきた〈百瀬屋〉の主人で、晴太郎と幸次郎兄弟の叔父・清右衛門が病に倒れ、店を離れて療養することに。
    〈百瀬屋〉はお糸が継ぐことになり、晴太郎たちの協力も得ながらなんとか滑り出します。
    そんな折、〈藍千堂〉に訳アリ癖アリ注文が相次ぎ、どうも何らかの思惑が蠢いているようで・・・。

    ピンチに陥った〈百瀬屋〉ではありますが、これを機に質の良い砂糖を仕入れる等、真っ当な菓

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    2022年12月31日