田牧大和のレビュー一覧
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しかし貫八ってばこりないやつだw
なんだかんだで動こうとする猫の先生こと拾楽。
なのにおてるさんも、サバとさくらもなんだか???
拾楽が時折とはいえサバの言葉がわからなくなったなんていうのも気がかりだし。
怪しい水を売りつける詐欺の調査のはずが、とんでもないことがわかってくる。
1番の被害者は「はち...続きを読むPosted by ブクログ -
一話を読んだときは、登場人物に思い入れができず、もう続編は読まないかなと感じましたが、読んで良かったし、次を読みたくなりました。悪に立ち向かう藍千堂兄弟とその知己の人々の温かさ。段々と引き込まれていきます。作者の巧な仕掛けがなんとも温かく楽しいなと感じます。Posted by ブクログ
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文庫書き下ろしの3編で、シリーズ4作目
3編とも菓子の工夫より親子の問題が中心。
「友との別離と練り羊羹」
娘のおさちに初めてできた友達”おとみ”の母親がいなくなったという。実は未亡人になっていた母親が再婚して置き去りにしたというので、藍千堂のみんなと百瀬屋のお糸お早が事情をさぐって、無事に母親の...続きを読むPosted by ブクログ -
文庫書き下ろし
父と叔父が築いた上菓子屋「百瀬屋」が、父の死後叔父に独占され、追い出された晴太郎・幸次郎の兄弟が父の弟子茂市と興して、人を幸せにする菓子作りを目指す「藍千堂」シリーズ3作目。
第1話 梅薫る「ちいさ菓子」
材木問屋の若旦那が梅見に連れて行くと約束したものの、忙しさに取り紛れている...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(ブックデータベースより)
この巻は、「鯖猫長屋」に入居したいという元拝み屋の男を、差配の磯兵衛が追い払うところから始まる。しつこく食い下がるその男は、今は「呪い札」を書いて怪しげな商売をしているというが、「鯖猫長屋」に近づいて、一体何を企んでいるのか。
訳ありの蘭方医も長屋をうかがうなか、美...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
根津権現にほど近い「鯖猫長屋」に、盗賊「鯰の甚右衛門」が蘭方医になりすまし、姿を現す。相棒を探しているらしいが、狙いは元盗人で、長屋を“仕切る”猫サバの飼い主である画描きの拾楽―。主の危機にもかかわらず、サバはなぜか動かない。そんな折、歌舞伎役者の卵が長屋に転...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(ブックデータベースより)
長屋で一番いばっている猫のサバが、あやかし退治!?
「鯖猫長屋」の家主で、饅頭屋を営むお智の様子がおかしいことを聞きつけた画描きの拾楽は、頼りになる猫サバを連れて店に出向く。
ところが、不気味な白い鴉が現れて、それを見たサバは逃げ出してしまう。〝江戸で最強の猫〟を...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(ブックデータベースより)
謎解きは猫にお任せ? それとも――。
鯖縞模様が美しい「俺様猫」サバと、飼い主である画描きの拾楽が暮らす「鯖猫長屋」に、以前ここに住んでいた戯作者・長谷川豊山が戻ってきた。なにやら厄介事を背負ってきたようで……。
そんな折、おてるの亭主・与六の子だと名乗る男の子が...続きを読むPosted by ブクログ -
鯖猫のサバは長屋中が一目置く存在で、いつも頼もしい。猫好きには堪らない作品ですが、かわいい猫を堪能できるとともに義理とか人情が溢れてて、ホロリとさせられます。再読。Posted by ブクログ
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内容(ブックデータベースより)
江戸は根津宮永町にある「鯖猫長屋」の朝は、今日も賑やかだ。おてる、与六、おはま、貫八、おみつなど、長屋の面々を〝仕切って〟いるのは、鯖縞模様の三毛猫サバ。
そんなサバには人間の子分が二人いる。飼い主で画描きの拾楽と、「成田屋の旦那」と呼ばれるほど濃いキャラの持ち主で...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(ブックデータベースより)
この猫、意外に人情家? サバの大将が思いがけない一面を見せる!
長屋で一番偉い猫サバと飼い主の拾楽が暮らす「鯖猫長屋」に、「二キのご隠居」がやって来る。皆に一目置かれる臨時廻同心で、昔馴染みの女盗賊と決着をつけるため、拾楽に協力を求めてきたのだが、その女盗賊は拾楽と...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(ブックデータベースより)
この猫、江戸で最強!? ただものではないぞと思わせるエピソードが今回も――。
気まぐれな美猫サバが暮らす「鯖猫長屋」で、利助・おきね夫婦が大喧嘩。その裏に怪しげな呪い師の影が……。
そんな折、サバの妹分さくらに化け猫疑惑が持ち上がる。続けて起きた「赤子の顔の傷」事件...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
人間より偉い猫サバが仕切る「鯖猫長屋」で事件が!店子たちに愛されているおはまに、サバが毛を逆立て、飛びかかったのだ。その日おはまは奉公先で、ある大店へ届け物を頼まれたという。しかしそれが「出戻り文箱」と噂のものだった。元盗人で、今はサバの飼い主である画描きの拾...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(ブックデータベースより)
鯖猫長屋に取り壊し騒ぎが起き、慌てる住人達のもとにやって来たのは……。長屋で一番偉い猫サバが主役の謎解き&人情シリーズ第二弾。長屋に戻ったおはまを見て猫のサバが毛を逆立てる。一体何があったのか。人情&ミステリの香り漂う、好評「鯖猫長屋」シリーズ第二弾。
令和5年4...続きを読むPosted by ブクログ -
どの作品も楽しく読めます。
特に田牧さんは、ちょっとワクワク、
そしてほっと心が温かくなる作品を
書かれる方だなぁと思う。
私の憧れの江戸の町民たちが題材は
楽しいし気持ちが良くて好きだわ。
別(他社かな?)のアンソロジーを読んだ時は
その作家さんの単行本で読んだ作品が
入っていたりしてガッカリした...続きを読むPosted by ブクログ -
店子志願の佑斎。また面倒な相手がと思ったら、意外な展開。そういう相手だったのか。天くんも可愛い。
お医者の永徳の方が厄介だ。でも、拾楽にがサバもさくらもついてるから。さくらも、だんだんと成長して力を見せてきているね。
お店同士の、経緯もはっきりしないいさかいのせいで表立っては仲良くできない娘2人。怖...続きを読むPosted by ブクログ -
活字に馴染めない私でも、楽しく読め、とても温かい気持ちになれました。
この本は、○○さんの「お気に入りベスト3」で知りましたが、ありがとうございました。Posted by ブクログ -
新キャラだ!
今後も登場しそうだし、拾楽、というか黒ひょっとこを狙っているのが気がかり。
その執着がいろんな波紋を起こしていきそう。
サバは、今回はちょっと大人しかったかな。
大車輪だったのがあいつだもんなぁ。
そして、転がり込んできた元お武家さま。
ああいう女性って怖いわー。絶対に反省とか自省とか...続きを読むPosted by ブクログ -
今回はサバも危ないかと思った…。猫に犬に鳥に子どもにいいところを持っていかれてるけど、大人たちも良かった。白色に引っ張られて鴉が鸚鵡に思えてしまい、いちいち鴉に変換しながら読んだのでイラっとした。Posted by ブクログ