鯖猫長屋ふしぎ草紙(七)

鯖猫長屋ふしぎ草紙(七)

750円 (税込)

3pt

謎解きは猫にお任せ? それとも――。鯖縞模様が美しい「俺様猫」サバと、飼い主である画描きの拾楽が暮らす「鯖猫長屋」に、以前ここに住んでいた戯作者・長谷川豊山が戻ってきた。なにやら厄介事を背負ってきたようで……。そんな折、おてるの亭主・与六の子だと名乗る男の子が「鯖猫長屋」に現われる。動揺を隠し、気丈に振る舞うおてるに対し、サバの大将と長屋の面々は? 今回も、サバの仕草がキュートでたまりません! 謎と人情あふれる人気シリーズ第七弾。文庫書き下ろし。

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鯖猫長屋ふしぎ草紙 のシリーズ作品

1~11巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~11件目 / 11件
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙
    850円 (税込)
    長屋で一番えらいのは猫!? だとすると、長屋で起こる奇怪な事件を解決するのは、いったい……。江戸の根津宮永町にある「鯖猫長屋」は、鯖縞模様の三毛猫が一番いばっている長屋なので、そう呼ばれている。サバという名の、長屋を“仕切る”不思議な美猫(いろおとこ)は、炊きたての白飯しか食べない超わがままもの。そんな長屋に、わけありの美女や怪しげな浪人者が越してくる。次々に起こる不可解な事件に、途方に暮れる長屋の面々。そこに「成田屋」の異名をとるイケメン同心も登場。サバの飼い主である猫専門の売れない画描き・拾楽が、事件を解決しようとするのだが――。解説の時代劇評論家・ペリー荻野氏も、続編とドラマ化を切望! 心がほっこりあたたまる、大江戸謎解き人情ばなし。丹地陽子さんがカバーに描いたサバの凛々しい姿に、一目ぼれすること間違いなしの、猫小説です!
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(二)
    850円 (税込)
    長屋と拾楽の危機を救うのは猫? それとも? 鯖縞模様の三毛猫サバが一番いばっている「鯖猫長屋」が、住人が減って存続の危機に! 店子が居つかない様子を見かねて、家主がしびれを切らしたのだ。そんな折、団扇売りを生業にする色男が、長屋に引っ越してくる。どうやらそこには、サバが一枚噛んでいるらしい。一方、「黒ひょっとこ」の異名を持つ元盗人で、今はサバの飼い主である画描きの拾楽にも、怪しげな影が近づいてくる。偽者の出現に慌てる拾楽に対し、荒事がからっきしだめなのに、なぜか存在感のある同心・掛井十四郎、通称「成田屋の旦那」は……。江戸を舞台にした、謎と人情あふれる好評「鯖猫長屋」シリーズ第二弾。文庫オリジナル。
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(三)
    850円 (税込)
    人間より偉い猫サバが仕切る「鯖猫長屋」で事件が! 店子たちに愛されているおはまに、サバが毛を逆立て、飛びかかったのだ。その日おはまは奉公先で、ある大店へ届け物を頼まれたという。しかしそれが「出戻り文箱」と噂のものだった。元盗人で、今はサバの飼い主である画描きの拾楽は事情を探るが……。江戸の根津宮永町を舞台に、謎解きと人情が絡みあう、好評シリーズ第三弾。文庫書き下ろし。
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(四)
    850円 (税込)
    この猫、江戸で最強!? ただものではないぞと思わせるエピソードが今回も――。気まぐれな美猫サバが暮らす「鯖猫長屋」で、利助・おきね夫婦が大喧嘩。その裏に怪しげな呪い師の影が……。そんな折、サバの妹分さくらに化け猫疑惑が持ち上がる。続けて起きた「赤子の顔の傷」事件や、とある大店の内儀の死も、化け猫の仕業だというのだ。この騒ぎと怪しげな呪い師に関係はあるのか。さくらの疑いを晴らそうと、飼い主の拾楽、そして長屋の面々が動き出す。存在感たっぷりの同心・掛井も駆けつける。しかしサバにはどうも気になることがあるようで――。キュートなサバの一挙手一投足に首っ丈。猫好きにはたまりません。根津宮永町が舞台の「大江戸謎解き人情ばなし」。人気シリーズ第四弾。文庫書き下ろし。
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(五)
    750円 (税込)
    この猫、意外に人情家? サバの大将が思いがけない一面を見せる! 長屋で一番偉い猫サバと飼い主の拾楽が暮らす「鯖猫長屋」に、「二キのご隠居」がやって来る。皆に一目置かれる臨時廻同心で、昔馴染みの女盗賊と決着をつけるため、拾楽に協力を求めてきたのだが、その女盗賊は拾楽とも浅からぬ因縁があり……。やがて長屋の家主・お智の饅頭屋で事件が起き、拾楽、定廻同心・掛井、サバがそれぞれ動き出す。サバの不穏な動きに、心がざわつく拾楽は。謎解き&人情で大好評、人気シリーズ第五弾。文庫書き下ろし。
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(六)
    750円 (税込)
    江戸は根津宮永町にある「鯖猫長屋」の朝は、今日も賑やかだ。おてる、与六、おはま、貫八、おみつなど、長屋の面々を“仕切って”いるのは、鯖縞模様の三毛猫サバ。そんなサバには人間の子分が二人いる。飼い主で画描きの拾楽と、「成田屋の旦那」と呼ばれるほど濃いキャラの持ち主で、剣術が苦手な定廻同心・掛井だ。その掛井が手下の平八をかばって窮地に立たされる。拾楽がサバの力を借り、事件の核心に迫っていくと、意外な事実が見えてきて……。謎解きと人情が交錯する人気シリーズ第六弾。文庫書き下ろし。巻末に、サバが生みの親である著者について語っているので、要注目!
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(七)
    750円 (税込)
    謎解きは猫にお任せ? それとも――。鯖縞模様が美しい「俺様猫」サバと、飼い主である画描きの拾楽が暮らす「鯖猫長屋」に、以前ここに住んでいた戯作者・長谷川豊山が戻ってきた。なにやら厄介事を背負ってきたようで……。そんな折、おてるの亭主・与六の子だと名乗る男の子が「鯖猫長屋」に現われる。動揺を隠し、気丈に振る舞うおてるに対し、サバの大将と長屋の面々は? 今回も、サバの仕草がキュートでたまりません! 謎と人情あふれる人気シリーズ第七弾。文庫書き下ろし。
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(八)
    750円 (税込)
    長屋で一番いばっている猫のサバが、あやかし退治!? 「鯖猫長屋」の家主で、饅頭屋を営むお智の様子がおかしいことを聞きつけた画描きの拾楽は、頼りになる猫サバを連れて店に出向く。ところが、不気味な白い鴉が現れて、それを見たサバは逃げ出してしまう。“江戸で最強の猫”を怖れさせた白い鴉の正体とは。一方、「二キのご隠居」の世話をしている少年・太市が、お智の店に行ったまま行方不明になっていることが明らかになる。太市は事件に巻き込まれたのか、それとも――。ぼんくら猫になってしまったサバは、白い鴉に再び立ち向かうことができるのか。「鯖猫長屋」に忍び寄る魔の手に、拾楽と長屋の面々は? 根津宮永町が舞台の「大江戸謎解き人情ばなし」第八弾。文庫書き下ろし。
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(九)
    750円 (税込)
    根津権現にほど近い「鯖猫長屋」に、隻眼の盗賊「鯰の甚右衛門」が姿を現す。牢屋敷を出た甚右衛門は蘭方医になりすまし、再び仕事を始めるために必要な相棒を探していた。狙いは、長屋を“仕切る”猫サバの飼い主で、もとは独り働きの盗人だった画描きの拾楽だ。ところが、悪の道に引き戻されそうになっている主を横目で見つつも、サバは動かない。拾楽の運命は? そんな折、歌舞伎役者の卵が長屋に転がり込み、涼太の部屋には座敷童まで現れる。長屋の面々をも巻き込んだ怪事件に拾楽、そしてサバの大将は――。江戸を舞台にした謎解き&人情ばなし第九弾。文庫書き下ろし。
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(十)
    750円 (税込)
    この巻は、「鯖猫長屋」に入居したいという元拝み屋の男を、差配の磯兵衛が追い払うところから始まる。しつこく食い下がるその男は、今は「呪い札」を書いて怪しげな商売をしているというが、「鯖猫長屋」に近づいて、一体何を企んでいるのか。訳ありの蘭方医も長屋をうかがうなか、美猫(いろおとこ)サバの飼い主、いや子分で猫専門の画描きとして長屋で暮らす拾楽は、仄かな想いを寄せあうおはまから、ある頼み事をされる。様子見を決め込むふりをしながら気を尖らせているサバは、その時――。長屋を“仕切る”猫と、その子分の画描きが事件に立ち向かう「大江戸謎解き人情ばなし」第十弾。文庫書き下ろし。
  • 鯖猫長屋ふしぎ草紙(十一)
    770円 (税込)
    魚屋の貫八が、画描きの拾楽に助けを求めてやってくる。なんでも、昔世話になった恩人のお延が、「飲むと肌が白くなる水」という怪しげな儲け話に嵌まっているというのだ。人のいい貫八が巻き込まれる、と察した拾楽は、江戸最強の猫サバを連れてお延が住む仕舞屋へと向かう。そのとき、突然、不吉な気配を濃厚に纏う「あの男」が現われた。何を企んでいるのか――不審に思う拾楽だが、そこにもう一人、暑苦しい「役者」も登場し……。根津権現にほど近い「鯖猫長屋」が舞台。大好評「大江戸謎解き人情ばなし」第十一弾。文庫書き下ろし。

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鯖猫長屋ふしぎ草紙(七) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    内容(ブックデータベースより)

    謎解きは猫にお任せ? それとも――。

    鯖縞模様が美しい「俺様猫」サバと、飼い主である画描きの拾楽が暮らす「鯖猫長屋」に、以前ここに住んでいた戯作者・長谷川豊山が戻ってきた。なにやら厄介事を背負ってきたようで……。
    そんな折、おてるの亭主・与六の子だと名乗る男の子が

    0
    2023年05月13日

    Posted by ブクログ

    サバの大将、本当にかっこいい。
    山吹へ向ける優しさが温かくて切ない。
    サバでさえ、全てを思うようには進められない、、、
    おてる与六夫婦の隠し子騒動にびっくり。
    これこそ、雨降って地固まるだね。与六の思いの深さが嬉しくて泣きたくなる。
    おてるさんも、なんだかんだで与六には敵わないんだからー、もうっ(笑

    0
    2019年10月14日

    Posted by ブクログ

    戯作者「長谷川豊山」が久しぶりに長屋に住むという。
    なにやら厄介ごとがありそうな。

    相変わらず背中には早逝した吉原の山吹の霊が取り憑いて入る。サバはなんとなく見張っている。

    新境地・鯖猫長屋の親しい仲間をモチーフに描いた『妖長屋春秋』は、妖怪が住む長屋のモチーフだ。

    ところが物語ができると、ま

    0
    2022年04月09日

    Posted by ブクログ

    おてるさんがもっと好きになった。いつも威勢がいいおてるさんにもこういう一面があったんですね。

    惣吉さんとむくもこの先ずっと一緒にいられるといいな。この本に出てくる動物たちがいつも愛おしい。

    豊山さんも山吹がそばにいてくれることもしかしたら気づいていたのかな。

    それぞれ積み重ねがあって今にいたる

    0
    2021年01月27日

    Posted by ブクログ

    章の最初に必ず入る、謎かけのようなメッセージがいつも印象的で、物語に深く関わっているので、面白い。
    今回の事件の真相は、ん?という感じだったけど、面白く読めました。

    0
    2019年12月07日

    Posted by ブクログ

    今回は黒幕の印象が薄く、長屋の皆がいい人揃いなことがわかる話だった。サバもピリピリしてないし。ちょっと物足りないくらい。でも好き。

    0
    2019年11月16日

    Posted by ブクログ

    人気戯作者の豊山さんに迫る危機と、豊山さん大好きな新造幽霊山吹さんがメイン回。

    おてるさん与六さん夫婦の絆が良すぎた。
    与六さんの男前さとおてるさんのかわいさで、もう一生幸せでいてほしい。
    いつも長屋のまとめ役として強気な姿をずっと見てきた身としては、この巻のおてるさんはぜひ見ていただきたいところ

    0
    2025年01月23日

    Posted by ブクログ

    豊山と豊山にとり憑いてる山吹が長屋に厄介ごとを抱えて帰ってくる話
    与六とおてるの夫婦愛には感動です。拾楽とおはまちゃんの仲も少し進行

    0
    2023年07月04日

    Posted by ブクログ

    戯作者長谷川豊山がまた鯖猫長屋に帰ってきた。豊山が書いた作品と似た事件が立て続けに起きていて、心配しているらしい。そんな中、大工の与六の隠し子だと言う男の子が長屋に現れ…。
    シリーズ7弾。
    与六とおてるの過去が明らかになって、切ない。
    いつものメンバーの騒動記。安定の面白さ。

    0
    2021年08月05日

    Posted by ブクログ

    鯖縞模様が美しい俺様猫サバと、飼い主である画描きの拾楽が暮らす「鯖猫長屋」に、以前ここで住んでいた戯作者・長谷川豊山が戻ってきた。なにやら厄介事を背負ってきたようで…。そんな折、おてるの亭主・与六の子だと名乗る男の子が「鯖猫長屋」に現われる。動揺を隠し、気丈に振る舞うおてるに対し、サバの大将と長屋の

    0
    2020年09月29日

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