はやみねかおるのレビュー一覧
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ネタバレ元学校の先生だったという、はやみねかおるの作品を、自分も学校の先生なのに読んだことがないなあ、と思って買って持っていたら、中学一年生(積読しているうちに、もう三年生になってしまったが)の生徒から「先生も都会トム読んでるの! おれも読んだ」と喜ばれた。令和の中学生にも刺さるんだなと思うと、これだけ時間が経っても、同じ何かを共有できたような気がして嬉しい。
創也が追っていた伝説のゲームクリエイター栗井栄太が、コンピュータゲームに限界を感じて、R-RPG(リアル・ロールプレイングゲーム)を作ろうとしていたという展開に割と驚いた。最近流行りの「リアル脱出ゲーム」や「街歩き謎解き」、「TRPG」とか、ちょっと違うかもしれないけど、少し前に流行った「ポケモンGO」や「Ingress」といった位置情報ゲームとかは、街を歩くこと、実際にゲームを体験することがコンセプトになってる。そういう意味で、栗井栄太と同じ発想なんじゃないかと思う。まちとむが書かれたのが2004年だと思うと、先見の明とでもいうもの感じてしまった。
ただ、創也が栗井栄太と出会って、同じように最高のR-RPG「第五のゲーム」を作ることを宣言した動機は、もっと中学生らしいとでもいうものだった。もう一人の主人公、並外れたサバイバル能力を持つ内人との「冒険」が楽しかったからである。
中学校の昼休みを見ていて、今でも面白いなと思うのは、休み時間になるとボールを持って外に出て、昔ながらの外遊びをする生徒たちが、たくさんいることである。3年生になってもボールを投げ合う姿を見ると、まだ子どもだよなと思ったりする。
これだけ時が経っても、まちとむを面白いという中学生がいることは、体を使って外に出て遊ぶ「冒険」の魅力が、まだ、終わってないことを意味しているんだと思う。これを読んで、中学生と共通の話題にできたことが、嬉しかった一冊だった。 -
Posted by ブクログ
神経質な性格で、解けない謎があったら放っておけない佐々井彩矢。
目立ちたくない彩矢の代わりに“神の目をもつ名探偵”として動く大雑把な性格の大山昇。
二人の幼なじみの真中杏奈。
そんな小学六年生の三人は、“大中小学校の謎”について調べることにします。
大中小学校は、第二次世界大戦のころに研究所として使われ、行方不明になった江藤博士が完成させた秘密兵器『終』が、現在もどこかに隠されているという噂がありました。
『終』はどんな薬なのか、江藤博士はどうして消えたのか、私には全くわかりませんでした。
三人と顧問の風街先生による『大中小学校探偵クラブ』の今後も楽しみです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ同作者の「友情のかべ新聞」が小学4年の国語の教科書に載っている。
おすすめ書籍としてこの本が取り上げられていたので、読んでみた。
ワクワクする本がすきな子供のみならず、大人も楽しめる。
小学生に勧めて、読書啓蒙につなげたい。
三つ子姉妹の家の隣に引っ越してきた夢水清志郎。普段はぐうたらで何を食べたかも覚えていない物忘れのはげしい人だけど、自分のことを名探偵と呼び、謎をどんどん解決していく。新聞に載っていた四人の天才児が遊園地で犯人の予告通りに一人ずついなくなっていく。ただの誘拐事件ではなく、温かいストーリーが入っているのでおすすめ。 -
購入済み
つまみぐいにアンソロ
母がフォローしている恩田陸を少し読んでみようと思ったのですがこういう方向性は求めてなかったなあ…という感じ。ファンタジーはちょっと。
しかし高田さんの作品だけかなり刺さったのでシリーズ読みたくなりました。こういうのと出会えるから良いのよね。