宮沢賢治のレビュー一覧

  • 注文の多い料理店

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    注文の多い料理店は面白かったけど、それ以外は世界観が独特すぎて、イマイチ理解は出来んかったかも。口ずさみたくなる歌は読んでて気持ちいい。

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    2023年06月05日
  • 猫は神さまの贈り物〈小説編〉

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    ネタバレ

     「猫は神さまの贈りもの」、全くそうだと思います(^-^)9人の作家の猫短編小説・詩アンソロジーです。次の4作品を楽しみました。①吉行理恵(1939~2006)「雲とトンガ」②室生犀星(1889~1962)「猫のうた」「愛猫」③佐藤春夫(1892~1964)「猫と婆さん」④宮沢賢治(1896~1933)「どんぐりと山猫」

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    2023年03月09日
  • 新装版 銀河鉄道の夜

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     宮沢賢治さんの世界が自分に理解できるだろうかと不安に思いつつ読んだけれど、じんと心に響いて、形容し難い、熱を含んだものが胸のあたりにずしんと居座っているから、少しは理解できたのかな?

     世界がぜんたい幸福にならないうちは
    個人の幸福はあり得ない  賢治

    と、最後のページに書かれていた。

    私は以前、透視ができるカウンセラーみたいな人に、「家族の幸せなくして、個(私のこと)の幸せはない」と言われました。

    宮沢賢治は今度は、世界ぜんたいと言っています。

    私は、自分を含め、近しい人を見回して、誰一人幸せそうな人がいない状況に息が詰まりそうで、逃げたくなるのに、宮沢賢治は世界ぜんたいの幸せを心の底から切に願っている。なんて純粋で、強い人なんだと思いました。その美しさはどこから来るんだろう?宮沢賢治さんのことについてもっと知りたくなりました。

    『銀河鉄道の夜』は、他にも沢山の版が出ているようなので、違うものも見てみたいです。

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    2022年10月31日
  • 銀河鉄道の夜

    ネタバレ 購入済み

    2度目の読破

    再読したが、やはり読みにくかった。
    けれど初見ではわからなかったことも理解できた。

    ジョバンニの言う自己犠牲による他者の救済は、自分は良くても周囲の人間には結局悲しみを与えてしまうため正解ではないのだろうと思った。
    カムパネルラの行動を知ったジョバンニの反応からも伺える。

    ジョバンニはこれから「さいわい」とは何なのか、どうやったら手に入るかを考えて行くんだろうと思う。
    同時に読者に対しての問題提起だとも感じた。

    #切ない

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    2026年08月02日
  • 新編 宮沢賢治詩集

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    基本的に詩集は理解しづらいですが、「永訣の朝」は高校の時に授業で使われた作品で、今回はその懐かしさで購入した感じです。

    読んでみて思ったのは、家族のことや農業のこと、そして地元のことを取り上げた作品が多いことです。結構難解な言葉も溢れていますが、その中でそっと宮沢賢治の日常を垣間見れたことは良かったです。

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    2022年03月23日
  • 注文の多い料理店

    匿名

    購入済み

    タイトルに仕掛けられたトリックはたぶん日本語でしか成立しない。小難しい理屈などなく、宮澤はその面白さを描きたかっただけなのではと思う。

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    2022年09月28日
  • グスコーブドリの伝記

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    地球温暖化の逆をいく様な話。

    もう100年も前にこんな話を考えた宮沢賢治は大した人だと思う。

    ブドリとネリの両親は、口減らしのために自ら命を絶つために森へ行ったのか?

    そこら辺が良く理解できていない。

    司修のの名前は岩波書店の図書誌で見た記憶がある。

    ここで出会うとは思ってもいなかった。

    今年で86歳だね。

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    2022年01月12日
  • 風の又三郎 アニメカバー版

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    たまたま返却棚にあったのを図書カウンターで見つけて、すごく久しぶりに宮沢賢治を読んだ。
    子供の頃に全集を読んで以来かな、ちょっと今の自分には楽しめなくて途中で挫折してしまった。

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    2021年11月20日
  • 風の又三郎

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    たまたま返却棚にあったのを図書カウンターで見つけて、すごく久しぶりに宮沢賢治を読んだ。
    子供の頃に全集を読んで以来かな、ちょっと今の自分には楽しめなくて途中で挫折してしまった。

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    2021年11月20日
  • 【語注付】銀河鉄道の夜

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    宮沢賢治の童話って初めてしっかり読んだ気がする。子供の頃、少し読んだがあまり好きになれなかったのは、エンディングがどことなく物悲しいからなんだろうな。

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    2021年08月21日
  • 新編 宮沢賢治詩集

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    「雨ニモマケズ」は好きな詩で、一度他の詩も読んでみたかった。
    ※2020.2.19購入
     2004.5.23売却済み

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    2021年08月15日
  • 銀河鉄道の夜

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    ネタバレ

     日本語の拙い中学生の娘用に購入しました。以前、『注文の多い料理店』を読み、所収されている作品には自然との一体感が描かれており感銘を受け、面白かったからです。
     本作『銀河鉄道の夜』は寧ろファンタジー系中心の作品で、個人的にはとっつきづらかったです。なお娘の感想は、一言『つまらない』でした笑

     以下、所収されている順に作品について寸評させて頂きます。

    『おきなぐさ』おきなぐさという植物について、『私』が周りの植物や昆虫、鳥たちに好きか嫌いかを聞いていくという話。絵本の内容を文字に起こした感の文章。宮沢賢治らしい自然の観察が描かれています。

    『めくらぶどうと虹』めくらぶどうと虹とのダイアログ。二つの自然物が死について語り叫ぶ様子は、自然の循環や輪廻を予感させる。二度読みしたがやや意味不明。

    『双子の星』天の川に住む星の住人?の双子のポンセ童子とチュンセ童子が天の悪者に騙されて海中へ落ちていく様子を描く。物語の筋がきちんと通っているため読みやすい。なかなか面白い。

    『ひかりの素足』雪深い山を行く幼い二人の兄弟の物語。弟は死の予感を得て恐怖し、兄は弟を励まし道を行く。気づくと死後の世界を二人でさまようが、すんでのところで兄だけがこの世へと戻る。これを小学生が読んでどのように反応するのか気になりました。

    『銀河鉄道の夜』名前は有名ですが初めて読みました。なかなか難しい作品だと思います。貧乏なジョバンニは次第に学校で友人とも遠ざかり仲良しだったカムパネルラとも疎遠に。あるお祭りの日、気づくとジョバンニは銀河鉄道に乗っています。しかもふと見るとカムパネルラも車中に。最終的には少年の死を描く作品で、滅法暗いです。

    ・・・

     曰く言い難いのですが、本当に子供向けなのか、と思いました。
     死というテーマを子どもから遠ざける理由も特にはありませんが、兎に角死を暗示する内容が節々で現れます。子どもが死というテーマに疑問を持った時に、それにきちんと答えられる大人がきちんと傍に居れば良いのですが・・・。ちょっと頭のいい子がこれを読んだら、めちゃくちゃシニカルでニヒルな感じになりそうですが(ちなみにうちの娘のように、つまらない、で流してくれれば問題ないですが)。
     帯には『先生がすすめる名作 6年生』とありますが、もろもろそんなに簡単な本ではないなあと感じました。

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    2021年07月01日
  • 注文の多い料理店 イーハトーヴ童話集

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    ネタバレ

     海外で育ってしまった中学生の娘に日本語をもう少し知ってもらうために読ませたものです。また、新型コロナウイルスの影響で外出できず、少し時間ができたことから親として自身も読んでみました。表題作の『注文の多い料理店』は小学生の時に教科書に出たものを読んで以来ですが、大人になって読み返すと受ける印象が大分異なります。今回は特に宮沢賢治が描く自然との一体感や美しさに感銘を受けました。

     以下、私がいいなあと思った順に所収されている作品について簡単に寸評させて頂きます。

    『狼森と笊森、盗森』私にとって本書では最も印象的でした。開拓民の開拓生活が、彼らを取り囲む森々との会話をベースに描かれている。言葉の温かみと自然との一体感を感じる作品。

    『山男の四月』ナイーヴで頭弱めな山男が中国人商人に騙されて六神丸という丸薬になってしまう。籠に収められた山男は他にも多くの仲間がそこにおり、元に戻る方法を聞くが。。。

    『からすの北斗七星』からすの義勇艦隊たちの敵との対峙や対戦の様子を描く。フォーカスは軍人としての行為ではなく、からす(人間)として相手を殺すことへの罪悪感や平和への願い。日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦を経ていた当時の日本の状況がしのばれます。

    『注文の多い料理店』都会の成金趣味の猟人の様子をシニカルに描く。小学生には不思議な昔話程度にしか思えないかもしれないが、大人が読めばその展開はちょっとしたホラー。またアンチ経済至上主義的な風合いも強い。

    『月夜のでんしんばしら』電信柱は行軍の途中である。設定はごくシュールであるが、戦争の続く世情を背景にすると理解しやすい。軍隊という強面の側面と電気総長の優しさが対照的に表現されている。軍人も戦う人である前に人間である。

    『鹿踊りのはじまり』嘉十が鹿のために残した団子と置き忘れた手ぬぐいを巡り、好奇心旺盛な鹿たちが東北弁でああでもないこうでもないと”不審物”(手ぬぐい)に対してちょっかいを出す。動物の様子をコミカルに描くほっこりとした作品。

    『どんぐりと山ねこ』どんぐりの裁判を僅かな時間で解決してしまった一郎青年。実際には人からの評判を追い求めることに意味はないというメッセージであると解しました。

    『かしわばやしの夜』森の木々の歌謡大会をコミカルに表現。繰り返しの多用によりリズム感のある作品となる。自然に手を入れざるを得ない人間として清作を描くが、個人的には自然からの搾取に罪の意識を宮沢賢治が感じていたように思えてしまう一作。

    『水仙月の四日』架空の月である水仙月の四日に大雪を降らせる雪童子の仕事と、人間への子どもへのちょっとした思いやり。自然の厳しさと優しさが擬人的に描かれている。

    ・・・
     
     改めて本作品は、先ずは大人に読むことをおすすめしたいと思います。童話ではありますが、100年近く前に書かれており、子供が素直に読むにはちょっと難しいと思いました。ただリズムが良いこともあり小学生の朗読や音読練習には良いかもしれません。やはり私としては、宮沢賢治の優しさや温かさ、自然への思いなどを味わうという意味で大人にこそ読んでほしいと思いました。

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    2021年05月30日
  • 注文の多い料理店-宮沢賢治童話集1-(新装版)

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    ネタバレ

    こどものときに読んだものを再読。
    相変わらず思うのはこれ童話?ってぐらいユーモラスでツッコミどころがあるところ。いい意味で。
    宮沢賢治氏の作品は大人が読んでも楽しく読めるところがすごい。

    主人公2人に言いたくなったこと。
    いや食べ放題ってそんな都合の良い解釈すんなよ、お客様面しすぎだろ、と。

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    2021年01月24日
  • 童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇

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    ぎ 『銀河鉄道の夜』でブルカニロ博士が出とる。
    『北守将軍と三人兄弟の医者』で、没稿つうか草稿段階では設定があったのに決定稿でカットされた「兵士や人民の外科や衛生に尽力した」プラン・ペラポラン将軍段階でのはソンバーユ―将軍閣下は馬に対してちゃんとカットされた設定に成っとる(他ではなんかする)
     しまったっ。

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    2021年01月03日
  • 【語注付】銀河鉄道の夜

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    夏フェア本。新潮文庫、角川文庫、集英社文庫と三社の銀河鉄道の夜を読んで、集英社は宮沢賢治の人となりの解説が充実していた。あと馴染みのある作品が詰まっている。やまなしとか。一番とっつきやすい「銀河鉄道の夜」なのかもしれない。個人的には新潮文庫がお値段と作品の収録数と作品の選び方が一番好きだなと。「ほんとうのさいわい」というのは一体なんだろうか。考えても答えはでるわけもなく、きっと一生かけて考えていくのだろうなとうすらぼんやりと考える。賢治から出された宿題はなかなかしぶといっす。

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    2020年12月23日
  • 注文の多い料理店

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    読書録「注文の多い料理店」3

    著者 宮沢賢治
    出版 角川文庫

    p42より引用
    “ それはだいぶの山奥でした。案内してき
    た専門の鉄砲打ちも、ちょっとまごついて、
    どこかへ行ってしまったくらいの山奥でした。
     それに、あんまり山が物凄いので、その白
    熊のような犬が、二疋いっしょにめまいを起
    こして、しばらく吠って、そえから泡を吐い
    て死んでしまいました。”

    目次より抜粋引用
    “どんぐりと山猫
     狼森と笊森、盗森
     注文の多い料理店
     烏の北斗七星
     水仙月の四日”

     若くして亡くなった、日本を代表する近代
    作家による童話集。
     表題作の他童話9作、実弟による解説、著者
    の年譜などが、当時の挿絵等と共に書かれて
    います。

     上記の引用は、表題作中の一節。
    人より先に犬が参ってしまうとは、よほどの
    ことなのではないでしょうか。最後まで読む
    となるほどと思ってしまいます。
     挿絵等は当時の物を可能なかぎり復元して
    あるそうで、味わいを感じます。横書きタイ
    トルの読む方向も現在とは逆で、時の流れが
    表れています。
     童話であるので、ファンタジーでありなが
    ら、考えさせられるところも多い作品集。若
    い年代のうちに読む方が、響くところが多い
    のではないでしょうか。

    ーーーーー

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    2020年12月21日
  • 銀河鉄道の夜

    購入済み

    読んだ人全員違うイメージ

    読む人ごとに違うイメージが頭の中に浮かび上がる作品だと思います また 読み終わった後の感想もまちまちかな 私は読み終わった時 釈然としなかった

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    2020年12月07日
  • 注文の多い料理店-宮沢賢治童話集1-(新装版)

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    注文の多い料理店を含んだ短編集は
    たくさんあると思うけど
    その中の1作品

    有生物、無生物関わりなく
    それぞれの気持ちを表現、というより、
    それぞれになりきる天才

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    2020年11月28日
  • ますむら版 宮沢賢治童話集 カイロ団長/洞熊学校を卒業した三人

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    宮沢賢治の作品を読むたびにいつものように違和感を覚える。
    否定ではなく、これは童話なのかと。
    自分の概念にある童話とは話の中に何か大きな意味が隠されている気がしてならないが、賢治の作品には見当たらないのである。
    自分自身の凡庸さのせいかもしれないが、もっと多くの賢治の作品を読み込まないと中々辿り着けないのではないだろうか、今回は、『ますむらひろし』作画の漫画で読ませていただいたが、小説としてよみかえせば、なにか一つでも理解が進むような気もする。
    とにかく賢治の作品は一読では到底理解不能な敗北感を味わってしまう。

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    2020年11月10日