宮沢賢治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
宮沢賢治の作品には子供の頃に接しているはずですが内容はほとんど覚えていません。
しばしば目や耳にするせいでしょうか、幾つかの作品名だけが忘れずに記憶されています。
「カムパネルラ、僕たちいっしょに行こうねえ。」のセリフが活版印刷で記された栞を持っているのですが、語られた場面を確認しておきたくて読み(なおし?)ました。
ですので、本書には次の8編が収録されていますが、目的は『銀河鉄道の夜』です。
また、小中学生向けということで本書を選んでみました。
『やまなし』
『どんぐりとやまねこ』
『注文の多い料理店』
『セロ弾きのゴーシュ』
『よだかの星』
『風の又三郎』
『銀河鉄道の夜』
『雨ニモマ -
Posted by ブクログ
んん~、敷居が高かった(個人的感覚)
こういった文章、言葉使いの本を初めて読むので、慣れてないだけだろうか。
有名な昔の名作、誰もが知ってる作品を1度は読んでみたいと思って、まずはとこの本を手に取りました。しかも、読みやすくしてくれているとの事で、大丈夫かなと思ってたんですが。。。
やっぱり、その時代の人の表現方法なのかな?言葉使いとか単語のセレクトとか話の進め方とか、ホントに読みづらかったナリ。
文章を読むのに必死で、内容が頭に入ってこない。
しかも不明点だらけで話しが進んで、後から分かるように書いてるのか、既に読み飛ばしてしまったのか、不安の中で読む感じの話ばかり。
あと、カタカナの -
Posted by ブクログ
宮沢賢治の童話や寓話を集めたもの。先に新編「銀河鉄道の夜」を読んでいたが、その本よりもウィットに富んだ寓話が多い印象。勿論、表題作を含めそうでない話もある。
宮沢賢治はあまり得意でなかった❨読みにくかった❫が、リズムになれてきたせいかこれはそこまで読んでいて辛くなかった。銀河鉄道の夜は銀河の幻想的な描写も想像しつつ鳥取りに対する突然湧き出る情も理解しなければならなかったし、ベジタリアン大会は長いしずっと同じような応酬をしているだけだしでとにかく読んでいるだけで疲れる話が多かったが、今回の話はさっと読める感じがした。特に風の又三郎は子供たちの日常と非現実的な要素の組み合わせの塩梅が良く、読んで