芥川龍之介のレビュー一覧
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乙女の本棚シリーズから、イェイツさん(アイルランドの詩人)・訳は芥川龍之介さんで、ホノジロトウジさんのコラボ作品「春の心臓」です。ホノジロトウジさんのイラストはどこまでも、幻想的で神秘的な感じを醸し出しています。
物語の舞台はジル湖の湖岸…登場人物は老人と少年。17歳の顔の赤い少年は老人を師匠として慕い、老人は老いと断食などの修行からその顔には鳥の脚のように肉がない…。ここで秘密の儀式を行うために、少年は老人からの命を受けて、抱えきれないほどの薔薇と百合の花を集める…。
ちょっとわかりにくかったかな…遠い国のお話なので色々がつかみにくかったのは、私の読解力がたりなかったからだと思いま -
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ネタバレ表紙の紹介では、広い意味で「子供向け」とあったが、ブラックユーモアや、人生の汚さを扱ったものもあり、どうだろうと思った。
父は、思春期の友達の前で、そうとは知らない友達が、自分を見送りに来た父親をからかうのに同調する青年と、からかわれているのが青年の父であることを知っている私の話。
気持ちはわかるが、気分は良くない。
酒虫は深い。体内に寄生する虫のせいで酒に酔えないと、坊主に言われ、取り除いてもらう。すると、酒を飲めなくなり、健康も害していく。これに3つの解釈を唱える。1には、幸運であった酒虫が、悪僧によって除かれしまった。2は、元々酒虫とは関係なく、健康が害された。3が深い。酒を飲めない -
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ネタバレ地獄変は教科書で学んだ宇治拾遺物語の「絵仏師良秀」の続きのお話。
燃え盛る家の中で女房子供が燃えているのを見て、不動明王の背中の火を描いたというサイコ良秀は、今回も健在。
地獄の様子を屏風にしろと言われ「私は見たものしか書けん!」と、自分の娘が牛車で燃やされても、絵を描いていた。
良秀が芸術のためなら家族の命だって厭わないという狂信的な芸術至上主義なのはわかったけど、それだけじゃ「宇治拾遺物語」と同じ。
ここからが芥川。語り手のうさんくささ(事実を言っていない可能性)と、大殿の実際の行動から、良秀も大概だけど、大殿もかなり性格が悪そう。
そんな大殿が良秀を嗜めようと、見たこともないは -
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いづれも芥川龍之介のことを知らないと理解できない作品だと思う。その意味で、読んだが理解できなかった。特に『蜃気楼』は意図さえもわからない。解説やWikipediaには敢えて筋も中身もないものをこさえようとしていたと書かれているが、本当にそうなんだろうか。主人公はただただ何をみても聞いても気味悪さを感じて独り妄想に走りがちになるが、友人や妻の返答で実は全て何でもない取り越し苦労であったことに気がつく。そういう場面がいくつか繰り返されて終り。なるほど一読すると中身も筋もない。三島由紀夫らは、詩的な作品だと述べ、ほかにも絵画的だと評価した人もいるらしい。短篇なので、筋はつけにくい。短篇だからそう感じ
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ネタバレ久しぶりに読んだ芥川龍之介の作品でした。
今回強烈に感じたのは、和の様式美とでも言うべき彼の文章の美しさです。全作通じてカタカナが殆ど見当たらず、ほぼ全て漢字とひらがなのみ。熟語の並ぶ堅苦しさも若干感じこそすれ、それは日本語本来の美しさや様式美に通ずるように感じました。
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さて、本作に収められている作品ですが、「袈裟と盛遠」、「蜘蛛の糸」、「地獄変」、「奉教人の死」、「枯野抄」、「邪宗門」、「毛利先生」、「犬と笛」の8作品。
「蜘蛛の糸」は非常に有名ですが、恥ずかしながら私は芥川龍之介といえば、これと「羅生門」くらいしか知りませんでした。
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で、今回本作をすべて読んで、「袈