芥川龍之介のレビュー一覧

  • 侏儒の言葉・西方の人(新潮文庫)

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    ★3.5
    "人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのは莫迦々々しい。重大に扱わなければ危険である。"
    "弱者とは友人を恐れぬ代わりに、敵を恐れるものである。この故に又至る処に架空の敵ばかり発見するものである。"

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    2021年12月15日
  • 羅生門・鼻・芋粥

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    昭和48年5月30日 改版14版 
    (日焼け変色の為、今回で廃棄)

    文学講座 「シューマンと芥川龍之介」視聴、再読

    シューマンと芥川が歴史的背景、精神性、作品の芸術性など類似性が高くドッペルゲンガーなのだというようなことを楽しそうに講義されてました。

    作家活動初期の頃の短編集。少し堅いというか道徳的な内容が多いかなぁ。漱石が芥川を激推ししていたのは有名らしいけど、手紙の中で、無暗にカタカナ使わない方が良いとアドバイスしていた。そう言われると、英単語をそのままカタカナで使っている言葉は、読者を選択する感じがしてしまう。
    巻末に当時の先輩作家さん達からの書評が掲載されていた。厳しめの評価の方

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    2021年11月02日
  • 地獄変・偸盗(新潮文庫)

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    平安時代の古典を元とした短編集。文章も古典の口語訳の様な趣なので、古典や平安文化に興味がないと読みにくいかも。
    『藪の中』は古典風味のミステリーで印象深い。構成が面白くて現代的。しかも犯人は分からず、「真相は藪の中」の語源になった様だ。
    今昔物語など古典をかなり読み込んでいるばかりでなく、英語は教師までやっていたんだから、漱石先生のアドバイスの通り、ゆっくり生きて欲しかった。

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    2021年10月25日
  • アグニの神

    購入済み

    勧善懲悪の筋立てであるシンプルな童話。「河童」に見られたような逆説的なメッセージは無いのか、少なくとも私は読み取れず。

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    2021年10月19日
  • 詩集

    匿名

    購入済み

    「詩集」といっても芥川による詩の寄せ集めではない。詩集がたどる運命をなぞった掌編である。2行のリフレインが強い余韻をのこす。

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    2022年09月28日
  • 奉教人の死(新潮文庫)

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    授業で読んだ。表題作の奉教人の死は素晴らしい作品だと感じたが、最後の女オチはちょっと…ね。やっぱり個人的に美少年が好き。

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    2021年09月09日
  • 羅生門・鼻・芋粥

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    18編の短編集。内容含め、多種多様なスタイルで芥川の才能を感じさせられる一方、統一感はない。凡人にはその奥にある文間をよみとるのがむずかしいが、解説を読むとなるほど、と思う。頭が疲れる作品。

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    2021年09月04日
  • 河童 他二篇

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    ★3.5 「蜃気楼」「三つの窓」

    「河童」は色々と風刺しているのだろうけど、分かりづらい風刺もあったので、全部消化出来ていない。

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    2021年09月03日
  • 河童・或阿呆の一生(新潮文庫)

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    久しぶりに芥川の作品に触れたいと思い本作を読むことにした。
    今まで読んだ芥川の作品は、羅生門や地獄変のように箴言的なものを感じたり、蜜柑のように描写がきれいなものが多いと思っていた。
    本作は、晩年に作られた作品を集めたものらしく、今まで読んできた芥川の作品とは違ったものだった。

    特に、死後に出版された「或阿呆の一生」と「歯車」は中身ががちゃがちゃしており、これを解説を見ないで、いろいろと理解できる人がいたらすごいと思った。
    ただ、理解しにくい内容でも、何となく不安感や厭世感は見えているので、そのあたりの空気感を楽しむのには良いのかもしれない。

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    2021年08月01日
  • 奉教人の死(新潮文庫)

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    ★3.5「煙草と悪魔」「奉教人の死」「きりしとほろ上人伝」「神神の微笑」(再読)「報恩記」

    悪魔の描き方が好み。

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    2021年07月27日
  • 蜘蛛の糸・地獄変

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    カドフェス2021の中で最も価格が安かったため購入。
    蜘蛛の糸は小学生時代に読書感想文を書くために読んでおり非常に懐かしかった。地獄変は読んだことはなかったが、高校時代に宇治拾遺物語の絵仏師良秀は読んでいたので、これまた懐かしく読めた。
    個人的に気に入った話は犬と笛である。ストーリーが王道的で自分好みだった。逆に微妙だったのは袈裟と盛遠と枯野抄。前者は元ネタを知らなかったので物語に入っていけなかった。枯野抄は松尾芭蕉の弟子の知識が自分の中で乏しく、登場人物がかなり多くてこれまた話に入れなかった。

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    2021年07月13日
  • 俊寛

    匿名

    購入済み

    平家物語でも有名なエピソードのひとつ、鬼界ヶ島に流された俊寛を有王が訪う場面を材に採っている。小話ではあるが、芥川ならではの筆致で活写されている。

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    2022年09月28日
  • 蜘蛛の糸

    匿名

    購入済み

    後から後からのぼってくる罪人たちに一声かけたカンダタが彼らとともに落下する場面は有名で、ここに力学的問題をも提示できる。

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    2022年09月28日
  • 或阿呆の一生(まんがで読破)

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    芥川龍之介の自伝的作品の2作品をうまく漫画に落とし込んでいると思える一冊。

    主人公が精神を削られていく様子が、非常にうまく表現されている。作画がとてもマッチしているように感じられ、読み手の感情を揺さぶってくる。

    精神を病む状態というのがどういうものなのか、読めばわずかではあるがわかるような気がする。

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    2021年05月11日
  • 乙女の本棚7 蜜柑

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    <乙女の本棚>シリーズ。たぶん2018年に読んでいたのに、登録し忘れていた。この本は芥川個人の体験を基にしたのものだろう。読後にほっこりする。絵もいい感じだ。

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    2021年05月09日
  • 羅生門 鼻 芋粥 偸盗

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    「羅生門」を読むと、犯罪の境界線が自分のすぐ一歩さきにあるような気がする。いつ自分が踏み越えるかも、または踏み越えられるかもわからない、そんな日常を生きていると思う。

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    2021年01月03日
  • 羅生門・鼻・芋粥

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    高校生のときに授業で読んで以来の羅生門。
    授業だと下線部だの登場人物の気持ちだのと、純粋に読むのではなくお受験的な読解だったので、頭をフラットにして読むことができた。
    犯罪の決意を勇気と表現する芥川龍之介の世界観に、人間の弱さを感じた。
    勇気が弱さとは、不思議な感覚だ。

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    2020年12月31日
  • 蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇

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    「父」12/8「酒虫」12/8「西郷隆盛」12/8「首が落ちた話」12/6「蜘蛛の糸」11/12「犬と笛」10/24「妖婆12/9」「魔術」12/11「老いたる素戔嗚尊」11/4「杜子春」「アグニの神」10/13「トロッコ」11/17「仙人」12/11「三つの宝」12/12
    「雛」11/17「猿蟹合戦」12/12「白」12/12「桃太郎」12/12「女仙」12/12
    「孔雀」12/12

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    2020年12月12日
  • 戯作三昧・一塊の土(新潮文庫)

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    或日の大石内蔵之助
    戯作三昧 12/6
    開化の殺人 11/8
    枯野抄
    開化の良人 11/7
    舞踏会

    庭 12/7
    お富の貞操

    あばばばば 10/14
    一塊の土
    年末の一日

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    2020年12月07日
  • 地獄変・偸盗(新潮文庫)

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    偸盗のしゃきんの悪女っぷりが気持ちよかった。なんで男も女もちょっと悪いやつに惹かれるんだろ。
    偸盗も地獄変もみんな古くささはあるけど全部現代の人間関係に通じるものがあるなぁって思った。

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    2020年11月30日