芥川龍之介のレビュー一覧

  • 奉教人の死(新潮文庫)

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    煙草と悪魔 11/21
    さまよえる猶太人 11/22
    奉教人の死 11/21
    るしへる 11/22
    きりしとほろ上人伝 11/23
    黒衣聖母 11/22
    神神の微笑 11/21
    報恩記 11/22
    おぎん 11/4
    おしの 11/5
    糸女覚え書 10/23

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    2020年11月23日
  • 河童・或阿呆の一生(新潮文庫)

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    全編を通してどうしても自死狂死に惹かれているのが解る。お金についてかなり悩んでいるのに、身を切り売りするような文章を作っているので苦しそうに感じる。

    「蜃気楼」
    蜃気楼と真っ暗な海岸でマッチをつけること。夢の中で全く意識していない人が出てくること。意識の閾の外の見えない部分を表現しているんだなあ。

    「河童」
    河童はファンタジー世界を作っていておもしろい。でも現実の思想、作家、音楽などが浸食している。

    「歯車」
    私も偏頭痛の閃輝暗点を感じることがあるから、解るぞこの感じ!と思った。歯車とは言い得て妙で動くチカチカするものが終わってくると頭痛が酷くなる。

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    2020年10月06日
  • 侏儒の言葉 文芸的な,余りに文芸的な

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    ネタバレ

     「文芸的な、余りに文芸的な」を取り急ぎ。といって「侏儒の言葉」は前に読んだことがある。
     谷崎との論争も気になっていたところだったけど、最近読んだ佐藤春夫の「芥川竜之介を哭す」にあった「しゃべるように書く」話が気になっていたので、それが主な動機w佐藤春夫の文章でも、ヒステリー治療としての側面は取り上げられていたし、その効用はある程度認めるところもあったようだけど、ジャーナリスト的な側面を考えてしまったり、芥川自身の性格もあってか、皮肉に見ている様だった。

     総括すると、文学とは何かを芥川なりに考えて出した答え・考えといったところ。だから、読むのにも時間がかかった。正宗白鳥をかなり評価してい

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    2020年08月14日
  • 羅生門・鼻・芋粥

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    「羅生門」は高校生だった時に読んだことがあるため、読みづらいことはなかったものの、全体的に話が少し難しかった。

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    2020年07月07日
  • 地獄変

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    どの視点から見るか

    読み終わった後に、誰の視点から読むかで物語の本質が変わってくるように思えた。
    地獄屏風の表現はおどろおどろしいが、絵師と娘、猿、御殿様、それぞれの心から読み返すと切ない思いが残った。

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    2020年05月22日
  • 杜子春

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    全体を通して見てみると、最初にお金持ちになって落ちぶれたのも、二度目の凋落も、地獄でのいたぶられにしても彼の体験した全てがマヤカシで全部あの仙人様の手の上で起こっている事のように思えて来ますね。人としての本当の幸せとか、人生における生きる目的ってことを教えようとしているのかな…面白かったけど、やたら金銭を与える仙人の目的って何?人を誑かして何やってんだいって笑笑

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    2020年04月07日
  • 藪の中

    A

    購入済み

    読書って難しい

    作者の意図はどこにあるのだろう、
    というのが率直な感想です。
    面白いと言えば面白いし、
    がっかりだと言えばがっかりだし、
    ただただ不可解です。
    読書って難しいですね。

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    2020年03月08日
  • 河童・或阿呆の一生(新潮文庫)

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    歯車、ある阿呆の…、大導時しんすけ、どれも自分のことを題材にしてるのかな、と思った。
    生きていくのってそうそう楽しくはないよね、むしろ重苦しいよね、と言われているような。
    前向きに、とか夢に向かって、向上心を持って、なんてことに疲れている時はむしろ救われる?

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    2020年03月08日
  • 蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇

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    子供向けとして書かれた作品を編輯したもので、正直に言うと、読んでいてあまり面白くない作品が多かった。同じ芥川作品でも羅生門とか鼻、あとは手巾なんかは純粋に気に入ったのだが。ただ、「父」は父親の立ち姿が印象的だし、「杜子春」は出典を高校の漢文の教科書で知ってることも相まってか結末にハッとさせられた。

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    2020年02月13日
  • 河童・或阿呆の一生(新潮文庫)

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    ‪全体的に漂う不気味な美しさを味わえた。蜃気楼、海、漂流物といったモチーフとその情景が印象的な『蜃気楼』、価値観が反転した河童の世界を体感する、ファンタジー満載かつ強いメッセージ性を感じる『河童』が好き。‬

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    2020年01月15日
  • 【語注付】地獄変

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    羅生門、鼻、地獄変、蜘蛛の糸、藪の中くらいしか覚えていない。藪の中が一番好き。きっと真相は存在しなくて、それをそのまま受け止めるのが正しい。

    ・大川の水
    ・羅生門
    ・鼻
    ・芋粥
    ・地獄変
    ・蜘蛛の糸
    ・奉教人の死
    ・蜜柑
    ・舞踏会
    ・秋
    ・藪の中
    ・トロッコ

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    2020年01月03日
  • 戯作三昧・一塊の土(新潮文庫)

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    ある程度、芥川龍之介を読んできた人にとっては、その一部の良い作品でしかないと思うが、芥川をはじめ、文豪の作品に慣れてない人がいきなり読むにはかなりパワーが必要。

    こういうのは無理して読まずに、読みやすい話だけ読んで一度置いてもいいかもしれない。

    時間をかけてゆっくり味わいたい作品。

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    2019年11月26日
  • 羅生門 鼻 芋粥 偸盗

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    ネタバレ

    どの作品もなかなか難しい言葉が多く、苦労した。やはり『羅生門』が秀逸か。理知的で簡潔だ。東大英文科在学中の作品だ。なるほど夏目漱石の後輩だ。『芋粥』はゴーゴリ『外套』とそっくりとの解説に納得した。王朝文学だけではなく、ロシア文学にも題材をとったとは驚きだ。

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    2019年09月03日
  • 戯作三昧・一塊の土(新潮文庫)

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    江戸末期の市井の風俗の中で、芸術至上主義の境地を生きた馬琴に、自己の思想や問題を託した「戯作三昧」、仇討ちを果した赤穂浪士の心理に新しい照明をあてて話題を呼んだ「或日の大石内蔵之助」などの“江戸期もの”。闇空に突然きらめいて、たちまち消えてゆく花火のような人生を描いた「舞踏会」などの“明治開化期もの”。ほかに本格的な写実小説「秋」など、現代に材料をとった佳作を網羅した。

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    2019年06月27日
  • 奉教人の死(新潮文庫)

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    芥川は殉教者の心情や、東西の異質な文化の接触と融和という課題に興味を覚え、近代日本文学に“切支丹物という新分野を開拓した。文禄・慶長ごろの口語文体にならったスタイルで、若く美しく信仰篤い切支丹奉教人の、哀しいが感動的な終焉を格調高く綴った名作「奉教人の死」、信仰と封建的な道徳心との相剋に悩み、身近な人情に従って生きた女を描く「おぎん」など、11編を収録。"

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    2019年07月17日
  • 侏儒の言葉・西方の人(新潮文庫)

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    30数年ぶりに読んだ。
    僕は芥川龍之介の経験することのなかった年齢を生きているわけだが、それでもはっとするような言葉がいくつもある。若い頃こうした作品に心奪われたのも、よく分かる気がする。

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    2018年10月02日
  • 侏儒の言葉・西方の人(新潮文庫)

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    ネタバレ

     道徳は便宜の異名である。「左側通行」と似たものである。

     道徳の与えたる恩恵は時間と労力の節約である。道徳の与えたる損害は完全なる良心の麻痺である。

     妄(みだ)りに道徳に反するものは経済の念に乏しいものである。妄りに道徳に屈するものは臆病ものか怠けものである。
     良心は道徳を造るかも知れぬ。しかし道徳は未だ嘗て、良心の良の字も造ったことはない。

     わたしは古い酒を愛するように、古い快楽説を愛するものである。我我の行為を決するものは善でもなければ悪でもない。唯我我の好悪である。或は我我の快不快である。そうとしかわたしには考えられない。
     ではなぜ我我は極寒の天にも、将に溺れんとする幼児

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    2022年06月25日
  • 羅生門・鼻・芋粥

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    限定カバーが素敵でジャケ買いしました。
    言わずもがな有名な文豪、芥川龍之介ですが数年ぶりに手に取りました。
    「羅生門」は教科書にも載っており誰もが1度は目を通す作品かと思いますが、
    当時の感想は覚えていませんが子供ながらに善悪について思案せざるを得なかっただろうと思います。
    大人になった今、現代の子供たちには是非「鼻」も目を通して欲しいなと感じます。
    人間の一瞬の輝きを引き出す彼の芸術性は、やはり美しいと改めて感じました。

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    2018年07月30日
  • 地獄変・邪宗門・好色・藪の中 他七篇

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    ネタバレ

    「好色」だけ読んだ。現代の高校生と似たようなテンションだなーと思った。「『見た』だけでもいいから返事欲しいな」という文に対して「見た」って本気で送り返す侍従強すぎる。そしてめげずに60通も和歌を送る平中もすごい執念というか、絶対惚れさせると躍起になる優男そのものにしか見えない。平中にとっては悲劇でしかないのに、コメディのように見えるところにおもしろさがあるのかも。

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    2018年06月02日
  • 【語注付】地獄変

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     芥川の短編「大川の水」、「羅生門」、「鼻」、「芋粥」、「地獄変」、「蜘蛛の糸」、「奉教人の死」、「蜜柑」、「舞踏会」、「秋」、「藪の中」、「トロッコ」が入っている。
     芥川なんて最後に読んだのは何でいつというのも分からない。たぶん「トロッコ」は中学校くらいの教科書かなんかで読んだのか、でも話の内容はなんだったのか、ひとつも覚えていない。けど、あるきっかけがあって、読んでみた。タイトルは知っていても、「羅生門」と「蜘蛛の糸」以外は全然内容を知らなかった。実はこの本はもう3週間以上前に読み終わった本だが、今でも面白いと思うものはどれだろう。やっぱり「地獄変」だろうけど、サル好きのおれとしては「地

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    2018年05月29日