【感想・ネタバレ】くもの糸・杜子春 (新装版) 芥川龍之介短編集のレビュー

あらすじ

「くもの糸」 大どろぼうの迥国ノ多(かんだた)は、死後地獄で苦しんでいた。お釈迦様は、昔迥国ノ多がくもを助けたのを思い出し、極楽からくもの糸をたらした。それにすがって、迥国ノ多は極楽をめざしてのぼっていくが……!? 「杜子春」 仙人のおしえで、2度まで一夜にして都でいちばんの大金持ちになった杜子春(とししゅん)は、世の中のむなしさから、仙人になろうとする!? 芥川龍之介の名作11編を収録!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「鼻」を読んでみたくて
手に取ってみたんだけど
「トロッコ」が特によかった。
全体的に教訓的な物語が多くて
もっと子供の頃に読むべき作品だったなあと
ちょっと後悔。。。
でも、芥川はけっこう好きな作家になるかも。
他の作品も読んでみたい。

0
2012年02月23日

Posted by ブクログ

私は最後、カンダタは自分のことしか考えていなかったので、おシャカ様は残念なお顔をしたんだと思います。だから、相手のことを考えるということは大切なんだなと思いました。

0
2016年03月23日

Posted by ブクログ

単調だが、風景がリアルに見えてくる、たらされた蜘蛛の糸一本の描写。中国の伝記ものに材を置き、人間の業を追究した、杜子春など短編集。できればオリジナルで勝負してほしいのだが、漢語など大陸ものに強い作者の、さぼらず丹念な作業が反映されている。

0
2011年05月12日

「小説」ランキング