芥川龍之介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
芥川晩年の3作品。
中でも、「三つの窓」は生前最後に発表された作品なんだとか。
「河童」は精神病者の語る体験を筆記したという体で書かれた作品。
その精神病者「第二十三号」は河童の国に行ったことがあるそうで、その体験がとうとうと述べられる。
そんな冒頭部だけを知って、興味を持ち、いつか読もうと思っていたわけですよ。
綾辻行人さんの『フリークス』なんかでも、こういった手法はとられており、
要するに一つの手法として固まったやり口なわけですな。
でも、こういう不可思議な体験談を筆記した作品は、例外なく面白いことを僕は知っているわけです(笑)。
うひょー楽しみだ!ってな感じで読み始めました。
さて、