芥川龍之介のレビュー一覧

  • 羅生門(まんがで読破)

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    ネタバレ

    大正の文豪、芥川龍之介の作品を漫画化!
    羅生門、偸盗、藪の中の3作品が読める。

    羅生門が短編作品だとは知らなかった。

    どうやら、すべての作品に多襄丸が登場するらしい。
    どの順番で読むべきか、真相は藪の中…

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    2024年01月20日
  • 犬と笛

    匿名

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    冒険ものとされるが、長彦はとりたてて何もしていない。犬たちをもらって、笛を吹いたぐらいである。彼の美しさに免じてよしとしよう。

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    2023年07月31日
  • 藪の中・将軍 アニメカバー版

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    かの有名な「藪の中」を読みたくて手に取った短編集。
    なかなか癖のある作品ばかりで面白く読めた。
    中でも「奇遇」がお気に入りなのだけど、この人こういうテイストの話も書けるのか、と少し意外に思った。
    「雑筆」も作者の人間性が透けて見えて良かったな。
    「世の中と女」はめちゃくちゃ好き。

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    2023年07月29日
  • 春の心臓(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、イェイツさん(アイルランドの詩人)・訳は芥川龍之介さんで、ホノジロトウジさんのコラボ作品「春の心臓」です。ホノジロトウジさんのイラストはどこまでも、幻想的で神秘的な感じを醸し出しています。

     物語の舞台はジル湖の湖岸…登場人物は老人と少年。17歳の顔の赤い少年は老人を師匠として慕い、老人は老いと断食などの修行からその顔には鳥の脚のように肉がない…。ここで秘密の儀式を行うために、少年は老人からの命を受けて、抱えきれないほどの薔薇と百合の花を集める…。

     ちょっとわかりにくかったかな…遠い国のお話なので色々がつかみにくかったのは、私の読解力がたりなかったからだと思いま

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    2023年07月25日
  • 藪の中・将軍 アニメカバー版

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    短編集。

    平中の最期の恋を描いた「好色」のラストが強烈でうげっとなった。

    藪の中は何が本当かあやふやなまま読み終わった。

    将軍は武士の将軍ではなく陸軍の乃木将軍のことだったのにあらっ?となった。

    読むのにカロリーのいる作品だった。

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    2023年07月18日
  • 河童・或阿呆の一生(新潮文庫)

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    「河童」は一種のユートピア作品のように思われる。多くのユートピア作品では現実世界とは真逆、もしくは価値観を変えさせるような習慣を持っているという設定が多い(例『ユートピア』『ガリバー旅行記』)。河童の言葉が若干ラテン語系の言語になっていたり、芸術家たちのことを「超人」(超人といえばニーチェ)と称したりしていることで、芥川の好みが窺える。

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    2023年07月17日
  • 羅生門・鼻

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    感想としては、全体的に、リアリストかつ悲観的な方だったのかなというイメージを受けた。

    知性は極めて高く、古典を原案ととる作品が多く、読書量がうかがわれる。
    残っている所謂娯楽や芸術を目的とした近代文学の最初に近い世代なので、参考とする作品が、後の文豪より少なかったと思われる。この本に関しては、今昔物語が最も多い。

    同じ文豪と呼ばれる谷崎、太宰、川端と異なり、純粋な娯楽というより、何らかの教訓を含んだ話が多い。夏目漱石より若いが、材料を古典にとっているので、さらに古典な香りがする。

    愛妻に対する手紙を読んだことがあったので、
    暗い?イメージはなかったのだけれど、なんというか
    覗いては不幸に

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    2023年06月22日
  • 猿蟹合戦

    匿名

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    よく知られた童話、さるかに合戦の後日談だが、原作が対象とする児童には向かないところに、ちょっと皮肉を感じる。

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    2023年06月18日
  • 蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇

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    ネタバレ

    表紙の紹介では、広い意味で「子供向け」とあったが、ブラックユーモアや、人生の汚さを扱ったものもあり、どうだろうと思った。

    父は、思春期の友達の前で、そうとは知らない友達が、自分を見送りに来た父親をからかうのに同調する青年と、からかわれているのが青年の父であることを知っている私の話。
    気持ちはわかるが、気分は良くない。

    酒虫は深い。体内に寄生する虫のせいで酒に酔えないと、坊主に言われ、取り除いてもらう。すると、酒を飲めなくなり、健康も害していく。これに3つの解釈を唱える。1には、幸運であった酒虫が、悪僧によって除かれしまった。2は、元々酒虫とは関係なく、健康が害された。3が深い。酒を飲めない

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    2023年06月03日
  • 蜘蛛の糸・地獄変

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    ネタバレ

     地獄変は教科書で学んだ宇治拾遺物語の「絵仏師良秀」の続きのお話。
    燃え盛る家の中で女房子供が燃えているのを見て、不動明王の背中の火を描いたというサイコ良秀は、今回も健在。
     地獄の様子を屏風にしろと言われ「私は見たものしか書けん!」と、自分の娘が牛車で燃やされても、絵を描いていた。
     良秀が芸術のためなら家族の命だって厭わないという狂信的な芸術至上主義なのはわかったけど、それだけじゃ「宇治拾遺物語」と同じ。
     ここからが芥川。語り手のうさんくささ(事実を言っていない可能性)と、大殿の実際の行動から、良秀も大概だけど、大殿もかなり性格が悪そう。
     そんな大殿が良秀を嗜めようと、見たこともないは

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    2023年05月26日
  • 地獄変・偸盗(新潮文庫)

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    お久しぶりの芥川。
    芥川の短編って最初の二、三ページはその物語の設定に慣れるのに苦労するけど、一旦夢中になると放してくれない感じ。
    独特の引力を持った作品が多い気がする。
    個人的に一番好きだったのは「偸盗」。芥川自身は「一番の悪作」と自虐していたらしいけど、退廃的な雰囲気の中に、悲喜交々の人間の姿が浮かび上がっているようでよかったなあ。

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    2023年05月25日
  • 乙女の本棚7 蜜柑

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    ネタバレ

    ふつうに小娘に怒るなり注意するなりしてもいいのにな。迷惑この上ない。しないのは小娘と、雑多なこととかかわりあいたくないからだろうか。
    そんな主人公の心の変化が、ラストのイラストの色のやわらかさで表れていてとてもよかった

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    2023年05月09日
  • 春の心臓(乙女の本棚)

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    ジル湖の岸に魔術師の老人と弟子の少年がいた。
    老人は戒行の終と心願成就を目前にしていたが、少年は師を助けながらも恐れていた。
    老人は少年に己のこれまでの行いと目的を語る。

    ホノジロトヲジさんの挿絵と芥川の訳も手伝い私の目には妖しく暗い幻想物語だと映った。

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    2023年05月07日
  • 地獄変・邪宗門・好色・藪の中 他七篇

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    ネタバレ

    現代でもありそうな作風で一番面白かった『邪宗門』ですが、何故そこで終わるのですかね、芥川先生。未完に終わった作品の中で最も後味の悪い作品でした。

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    2023年05月06日
  • 春の心臓(乙女の本棚)

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    アイルランドの詩人・劇作家、ウィリアム・バトラー・イェイツ。初めて読むどころか、名前さえも初めて知ったのですが、ノーベル文学賞受賞者なのですね。
    芥川龍之介が訳したってなんとなく驚き。内容と言葉遣いが難解で、私の読解力では摑み損ねた。
    秘密の儀式に失敗した老人と、静かにみつめる少年、薔薇と百合、鶫の鳴き声、そういったひとつひとつが物寂しく、その雰囲気はいつまでも余韻をひくものだった。

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    2023年04月12日
  • 春の心臓(乙女の本棚)

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    芥川龍之介が、翻訳をしていた事を初めて知った。読み始めると、うー漢字が読めない。だんだん疲れて挫折。

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    2023年04月07日
  • 乙女の本棚7 蜜柑

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    乙女の本棚。

    横須賀線に乗った「私」。
    発車間際に乗り込んできた田舎娘と相乗りに。

    退廃的な心持ちでいた私は小娘の蜜柑を見送りに来た兄弟にまくという行為にひととき心を慰められる。
    読みやすかった。

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    2023年03月20日
  • 地獄変・偸盗(新潮文庫)

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    「偸盗」は人間の根源的な家族愛をうたいあげて感情には響いたが理知には響かなかった。「地獄変」は猿の存在が特にすばらしく、文句のつけようがない名作。この2作が続けて収録されているのがなかなかおもしろい。「藪の中」は真実の多面性、人生の懐疑性を示したとされているけれど、人はここまで偽り拵えうるのかという人心のおそろしさを自分は強く読んだ。「六の宮の姫君」では”極楽も地獄も知らぬ”弱く怠惰な生と「往生絵巻」での物狂いの生の対比が鮮やかで、きりりとした文章と描写も美しい。

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    2023年03月20日
  • 河童・或阿呆の一生(新潮文庫)

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    「我々の運命を定めるものは信仰と境遇と偶然だけです。」

    人間界とは似て非なる河童の世界
    特に母親のお腹の中にいる子供にも、この世に産まれるか、否かの選択を与えられるというのは考えさせられる

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    2023年03月16日
  • 羅生門 鼻 芋粥 偸盗

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    ネタバレ

    羅生門は教科書で読んだことがあったけど、当時なかなか刺激的な内容と雰囲気だった。

    芥川龍之介はもちろん知ってるけど
    私の中では作品とは結ばれてなくて、
    有名な偉大な作家、みたいな存在の人で

    そんな人がたまに、作者は…とか言って話の中に
    突然登場するとちょっとおかしかったな

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    2023年02月16日