五十嵐律人のレビュー一覧

  • 原因において自由な物語

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    ネタバレ

    いじめやルッキズムが焦点になっているようでなってない感じがして、それが読みやすかった。いじめが引き起こした悲劇であるはずなのにそこまで深刻にならない、なれなかった。琢也は死にたがっていて、死んで、彼が死んでも標的はまた別に移るだけ。当たり前のいじめの流れというかまあ、そうだよねって思った。手を差し伸べる大人がいてもその手を取るかどうかは子ども次第なのも、同い年に利用されて人を殺そうとしたりするのも いじめの問題の危うさはじっとりあるのに何だか軽かった。2026年本当にルックスコアなんて出てきたら終わりだからね…

    個人的にはいじめが問題というよりは紡季という個人が想護が託したプロットと現実の狭

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    2024年10月31日
  • 嘘か真言か

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    連作短篇5篇
    法廷もの。任官3年目の新米裁判官の成長物語。キカイと言われている紀伊真言葉裁判官の論理的思考、裁判の進め方がクール。

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    2024年10月25日
  • 嘘か真言か

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    ネタバレ

    裁判官側からの視点で淡々と進むイメージでした。連作短編で詐欺集団が繋がっていますが、結局大元を壊滅できたとかではないようで。
    シリーズ化されそうな気もします。やっと新米(3年目)裁判官が事件に関われそうですし。

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    2024年10月19日
  • 嘘か真言か

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    噓を見破れると言われる裁判官と、本当に噓を見破れるのかを検証する新米判事補
    特殊詐欺を軸に短編が繰り広げられます。
    わかりやすく読みやすいですが、五十嵐さんの長編そろそろ読みたいなぁー

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    2024年10月16日
  • 嘘か真言か

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    法律用語が難しかったが、話自体はテンポよく進んでいくので読みやすかった。
    短編集なのだが、最初の特殊詐欺事件がどの話にも関係しているのが面白かった。
    任官3年目で希望が叶って刑事部に異動した主人公の由衣。一癖も二癖もある先輩紀伊と部長の阿古と関わりの中で判事補として成長していく。
    最後ようやく紀伊に認められた由衣。今後の成長も見てみたいので続編に期待。

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    2024年10月16日
  • 嘘か真言か

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    五十嵐さんのリーガルミステリーシリーズの中でも、本作は割とライトかつ安楽椅子探偵っぽさがある作品だったかなと思います。

    本作の構成としては、連作短編で主人公は判事の補佐をする判事補。その判事補がキレ物の先輩判事とともに、いろいろな裁判を担当するというお話。

    これまでの五十嵐さんといえば、学園リーガルミステリーの印象が強かっただけに本作の判事という主人公設定は、リーガルミステリーど真ん中の設定だったのかなと思います。しかし五十嵐さんのリーガル系は割とライトな作風なので、そこまで堅苦しい感じはないのですが、個人的には少し物足りなかったかなという印象でした。

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    2024年10月13日
  • 原因において自由な物語

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    若手人気作家・二階堂紡季には、誰にも言えない秘密があった。露呈すれば、すべてを失う。
    しかし、その秘密と引き換えにしてでも書かなければならない物語と出会ってしまい……。


    主人公である作家・二階堂紡季の記した作中作と、現在紡季の周辺で起こっているストーリーが代わる代わる進行するミステリ……と思いきや、ちょっと雰囲気の違う一風変わった小説です。

    自分の容姿を客観的に評価されるルックスコア。同じ顔面偏差値帯の異性ユーザーを、運命の相手として提示するアプリ「故意に恋する」。自殺疑惑の転落事故、いじめにスクールロイヤーの学校や生徒との関わり方。
    現実からほんの少しズレた「圧倒的ルッキズム社会」の世

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    2024年10月07日
  • 六法推理

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    法律一家に生まれながら進路に悩む大学生が、行動力あるアグレッシブな経済学部の女子大生に引っ張られながら成長していく話。
    ラノベみたいで苦手な人もいるみたいだけど、テンポも良くて、ただの法律モノと一味違って斬新な視点から切り込む青春リーガルミステリ、いいなって思いました♡
    どれも現代的な題材で、助手(仮)の助言がなければ読者も主人公に引っ張られがちな気がする。だから最後までしっかりおもしろかった!
    ただ、私の好みもあるだろうけど毒親問題以外で印象に残る場面が少なかった印象。
    言葉の繊細さとか鮮やかな推理より、あっさりしていて面白くて読みやすいリーガルミステリって印象かな

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    2024年09月29日
  • 密室法典

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    前作を読んだのがだいぶ前だったので、それぞれのキャラの背景をあんまり覚えてなかったのが自分としては残念…
    短編で読みやすかった。「閉鎖官庁」の話がいちばん面白かった。
    やっぱり戸賀がいいキャラなので、続編も期待したい!!

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    2024年09月20日
  • 現役弁護士作家がネコと解説 にゃんこ刑法

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    またたびを嗅いで興奮したネコが恋敵のネコに襲いかかったら罪に問えるのか?
    堅苦しく馴染みのない『刑法』。でも、罪を犯すのが『ネコ』だったら?
    作家であり弁護士でもある著者が、堅苦しく難しい『刑法』をわかりやすく伝えるため、人をネコに置き換えてユーモラスに解説する。

    社会生活を送るうえで、身近で大切な法律。どことなく敬遠されるのは言葉が独特で意味合いが違ったりするからかもしれないです。
    刑法など突き詰めれば、他人に害をなしてはいけないということに尽きると思うのですが。まあそれぞれに解釈やら事情やら色々と複雑になる要件もあるので、優秀な弁護士についてもらう、これが大きいのではと思いました。

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    2024年09月13日
  • 六法推理

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    うまく行き過ぎだし
    それは人に言われなわからんのー?
    な所もあるけど
    コミカルでサクッと読むにはちょうどいいし
    続きもあるなら読みたい!

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    2024年09月11日
  • 六法推理

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    法律は詳しくないので、勉強になった。
    推理するというよりは、へーという感じ。
    主人公の家族が、裁判官、弁護士、検察官で、それぞれの立場や考え方がわかって、面白かった。

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    2024年09月11日
  • 嘘か真言か

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    この作家の小説は法律用語が飛び交って、作品に同化できなるなる傾向にある。ただし、この作品は読みやすい。現在の特殊詐欺事案も踏まえながら、新米判事の立場で読み進めることができる。
    短編集でありながら、裁判官の目利きに焦点を当てた珠玉の作品だと思った。

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    2024年09月05日
  • 六法推理

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    法推理/五十嵐律人
    大学のある無料法律相談のサークルの話。
    1話目の相談者戸賀とコンビを組み多重解決ぽい様相で進んでいき、ライトな感じで読みやすい。
    論理的に法知識で解決に向かう古城とひらめきや人の感情に寄り添って推理する戸賀の絡みが楽しい。
    続編も気になる。

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    2024年08月28日
  • 嘘か真言か

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    感想
    他人の嘘が見える。どれだけ楽でどれだけ辛いことか。けれども人間はそんなふうにできていない。だから証拠を集め、論理を駆使する。

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    2024年08月28日
  • 原因において自由な物語

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    ネタバレ

    買うつもりはなく、棚に戻すときに落としてしまい角が折れちゃったから弁償の意味を込めて購入した本。はじめて読む作家だった。

    私は自分の顔に自信はなくて(学生時代に比べたら自信はついた方だけど)、だからこの冒頭から出てくるルックスコアはなかなかキツイ仕組みだな、と思った。ホント、自分の学生時代、特に中学生の頃にスマホがなくて心底安心した。解説にもあったけど、今の子は我々の比じゃないくらいに自分の見た目を気にしていると思う。アプリそれ自体に対する対処法とかは特に綴られていなかったけど、まあ現実でもどうしようもできないよな。それにしてもなかなかリアルないじめの描写だったような。

    購入時の帯に書いて

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    2024年08月12日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    表紙のテイストが変わってしまって残念。
    あとこういうアンソロジーに載るシリーズ物の番外編が苦手。

    五十嵐律人「千鳥の契り」が特に良かった。

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    2024年08月06日
  • 法廷遊戯(1)

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    法曹界を目指す三者三様の物語。
    彼ら彼女らの行く末とは?
    待ち受ける思わぬ道とは?
    罪と罰のあり方が問われますね。

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    2024年07月28日
  • 密室法典

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    シリーズ第2弾。
    まだシリーズ続くよね、と思うエピローグで終わりです。

    ロースクールに通う法曹一家の古城と無法律ゼミメンバーによるミステリー
    出てくる法律がわかりやすく書いてあって、疑問を抱く事なく楽しく読めました。

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    2024年07月27日
  • 六法推理

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    五十嵐律人『六法推理』角川文庫。

    読むのは3作目となる五十嵐律人。現役弁護士の書いた連作形式の青春リーガル・ミステリー小説。

    デビュー作にして、第62回メフィスト賞受賞作の『法廷遊戯』は滅茶苦茶面白かったが、次に読んだ『不可逆少年』は凡作だった。そして、本作も面白くはなく、やたらと法律理論と机上の空論めいた推理が展開され、嫌気が差す。

    霞山大学のキャンパスの片隅で無料の法律相談所を開いている古城行成の元に経済学部の戸賀夏倫が相談にやって来る。下宿先で最近頻発する怪現象に悩む戸賀は古城にその正体を突き止めて欲しいと依頼する。法律マシーンと呼ばれる古城は事故物件の規制を踏まえて推理するが、戸

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    2024年07月22日