五十嵐律人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
これが最後の仕事になる、の共通センテンスからスタートするショートアンソロジー。
ショートで色んな作家さんがかく中でインパクトを、となるとどうしてもドキッとするような内容に寄る。
そのなかで違う角度で楽しませてくれたのは
・半分では足りない/呉勝浩
→うぉぉーーー読み直したよ!
・闇バイト/柿原朋哉
→タイトルと違ってちょっとほっこり
・天岩戸の真実/高田崇史
→この作者さんテイスト満載
あとストーリー好きだったのは
・悪魔との契約/須藤古都離
→オチ!良き!
・魔法少女ミラクルミルキー/一穂ミチ
→ヒーローも魔法少女も辛い仕事。。。
・時効/米澤穂信
→この長さで収まる起承転結具合が秀逸! -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ書き出しが『だから捨ててと言ったのに』から始まる短編集。様々な作家さんがこの一言からそれぞれの物語を紡ぐので、本当にいろんなジャンルの話が読めるのが面白い。
個人的に印象に残っているのは多崎礼さんの『海に還る』、摩耶雄嵩さんの『探偵ですから』かな。短いからこそ、その世界にスッと入り込めてわかりやすい話が好み。『海に還る』は人魚の話で多崎さんの作品らしいファンタジーな世界観が8ページにまとまっていて良かった。『探偵ですから』はとにかくわかりやすい作品で読みやすかった。短い話なのに、物語の登場人物の心情もわかりやすかったし、飼ってる犬がしゃべりだすとか少し怖い感じもするけど、主人公が助かって良か -
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ法都大ロースクールで行われていた『無辜ゲーム』を元に数年後、そのゲームに参加していた同級生3人が現実の殺人事件に巻き込まれていくストーリー。
本編のほとんどが主人公:久我清義の1人称で語られていくが、清義を含めて主要登場人物である馨・美鈴が語るセリフが高尚であり、何となく人間味を感じずに展開していった。
清義と美鈴が犯した犯罪の動機も共感できないし、2人がそこまでして法律家を目指し、あまり後悔している素振りがなかったことやその犯罪に巻き込まれたにも関わらず冷静に受け止めている馨の心情も理解できない。
結末に向けて清義と美鈴が語り合う場面がやっと良い感じに盛り上がってきたが、個人的にはすっきりし