山本弘のレビュー一覧
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あとがきによれば 作者の思惑は
おそらく別のものだったのだろう。
多くのことをこの作品から学んだ。
学ぼうと思って本を読むことをしない
私だからこそ 朝比奈先生という
素晴らしい大人の言葉に打ちのめされた。
伏木空やミーナのように
自分が大好きな本を他の人にも
読んでもらいたい。
自分が好きな本を 他の人にも
好きだと思ってほしい。純粋に。
知的書評合戦ービブリオバトルの尊さに
私は打たれた。早く次が読みたい。
私もビブリオバトルに参加したい。
思想やら人間の思惑やらはどうでもいい。
本が好きなのだ。私の好きな本を
たくさんの人に好きと思ってほしいのだ。
この本、大好き -
Posted by ブクログ
怪獣映画はガチのリアリズムがないとだめだ。非現実としかいいようのない怪獣を召喚するにはまわりからリアルに固めていかねばならない。某ゴジラ映画には夢オチのが一本あって子供心にもあれは腹が立ったな。しかしまた、映画においてはとにもかくにも怪獣が出てきて、それが「絵」としてよくできていたら、放射能で巨大化したとかいうしょぼい設定であっても、それだけで説得力を持つ。何しろ人間は視覚をもっとも信じるのだから。
だから視覚を欠く怪獣小説は最初からハンディを負っているのだと思う。
本書は『怪獣文藝』の続編。続編といってもそもそもアンソロジーだから、話がつながっているわけではなくて、第2弾ということで -
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ネタバレ日常SF?…本町・山科・茨木と舞台が関西ということもあり、非常に親近感の湧く作品。テーマとしては異星人SFのベタ…もとい王道たる「第一種接近遭遇」モノだけど、そこは山本作品。「ET」とか「未知との遭遇」なんかとは全く違うテイストをまとわせて楽しませてくれる。
トンデモ科学、カルト宗教批判部分については賛否分かれるところだろうなぁ。俺は「カルトやトンデモを笑い飛ばそう」という姿勢が大好きなんだけど、生真面目にそれらを信じている人らには不愉快だろうし、唯物論・無神論あたりに触れてくる後半に至っては、俺も少々抵抗を感じないわけでもなかったし。もっともそこを含めてノンフィクションなんだから、その抵抗 -
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ネタバレマイミク氏の大絶賛を受けて読んでみた。絶賛するはずだやわ。こりゃすげえ大傑作だ。
天才マッドサイエンティストがアイドル?んで、そいつが宇宙に飛び立つ?
いかにもヲタが好みそうなベタ設定。
語り手は女装(しかも気合十分)趣味の男子。女装が好きなだけで同性愛者ではない。恋愛嗜好は女好きという、これまたヲタ好きしそうな設定。
と学会の人ってこういうことやりそうやなぁ。今度は何に対してどうケンカ売るんだろう、みたいな醒めた気持で読みだしたところが、エエ方向に期待裏切ってハマるわハマる。
主人公と語り手やライバルアイドル達、プロダクションの社長ら個性的な登場人物たちの生き生きとした絡み、身近に感じ -
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ネタバレ今年最高の本決定です。ぴあのはアイドルグループの一員で変り種担当。しかし、彼女は物理学の天才少女。アイドルでいるのは宇宙それもカイパーベルトを超えて太陽系外に行く為の技術を開発し自らが飛び立つことを目的としていた。まず手始めにブラウン運動を利用した第2種永久機関を作り世間を驚かせ、遂にはタキオン粒子の理論を構築し、これが宇宙空間におけるダークエネルギーであることを突き止めるとともに、それを利用した飛行機関「ぴあのドライブ」を開発してしまう。本には難解な物理用語が頻出し、理論を説明している文は私には全く理解できない。しかし、それはこの本の面白さをコケオドシ的に増すだけなのだ。様々なスポンサーから
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Posted by ブクログ
「人に親切にすること」を仕事としている主人公、詩羽。初っぱなからその「才能」を見せつけられ圧倒された。子どもたちがカードゲームの交換で悩んでいるところで三角トレードなんのその、四角、五角トレードまでひょいひょいっとこなしてみせるのだから、「このお姉さんただ者じゃない...!」と感じたのは子どもたちだけでなく多くの読者も同じだろう。
他にわかっていることはいうと、「家がないこと」と「お金を一度も触ったことがない」ということだ。「どうやって生きてるんだろ?」と思った人はすぐに本書を手に取ったほうがいい。「詩羽ネットワーク」に参加したいと思うはずだ。