山本弘のレビュー一覧

  • アイの物語

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    マシンが君臨する未来の地球。アンドロイドが僕に語るのは、人間とロボット(AI)の関係性の物語。
    過去に発表した短編を組み込む構成のすごさ。ヒトとは何かをマシンとの関係性から見出す。絶望の遙か先にある希望を掴むのは物語(フィクション)の力。それが嬉しい。

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    2024年06月16日
  • プロジェクトぴあの

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    イャ~楽しかった。
    アイドルにしてマッドサイエンティスト。人に対して愛を感じる事が出来ないが、宇宙に対する愛に溢れ、ただ一人がむしゃらに宇宙に飛び出す事を目指す少女・結城ぴあの。
    周辺を固める人物造形も良いですね。語り手でぴあのに恋する「男の娘」下里昴、プロダクションの社長・真下・・・・。特に同じアイドルグループのライバル・青梅秋穂とぴあのの会話は秀逸です。
    充分な教育も受けず、独学で難解な数式を操り、実験を繰り返し、最後には熱力学の法則を超えて新エネルギーを考え出しちゃう。良き頃のホーガン的大ぼら話。そこに風変わりな美少女というジュブナイルの要素を加えて・・・。
    一人乗りのテスト機を使った宇

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    2024年04月26日
  • 去年はいい年になるだろう

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    24世紀から人類の不幸を取り除くため ロボットがやって来た。
    主人公は山本弘本人。実在の人物や事件を踏まえて展開する歴史改変SF。
    大きな災害を防ぐため、結果として多くの人が幸せになるなら、多少の犠牲は仕方ない? 合理的ではない人間の幸せとは。

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    2024年02月24日
  • MM9【文庫版】

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    ずっと読みたいと思っていた怪獣小説。とても面白かった!科学も物理学も数学も民俗学も宗教も使って怪獣を研究、特定、対策を練る気象庁特異生物対策部の活躍はカッコ良かった!

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    2024年02月17日
  • アイの物語

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    ネタバレ

    【人間はみんな痴呆症だ】

    原文ママではないが、まあ上記の一文を目にした瞬間に星5評価が確定

    久々に痛烈なキラーワードに出会えた
    「この一言のために作品全体を執筆したのでは?」

    そう思いたくなるほど個人的には目の覚めた痛烈な一文

    映画も漫画も人間関係も職場での出来事も何でもかんでも、何もかも寸分たがわず覚えている人なんていない
    無意識か自意識か、何か引っかかった断片的なワンシーンだけが後から頭の中のスクリーンに投射される

    だから、個人的に突き刺さるワンワードを持つ作品は、それだけで自分の中で高い価値があるはずだ

    AIという人ならざる存在から通した人の不完全さ、人の見たいように見てしま

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    2023年12月09日
  • 詩羽のいる街

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    他人に親切にする事を仕事にしてお金を一切手にせずに生きる詩羽のお話


    自分の描きたいマンガと編集者が言う売れるマンガへの修正に悩む男
    公園で小学生達のカードゲームの三角トレード、果ては五角トレードまでこなし、すべての子に利益を配る女性 詩羽に出会う
    「デートしよう」と誘われて行った先々で経験する詩羽の生き方
    人に優しくすることで、お金ではない対価を得て生きている詩羽
    人々が何を望み、何を提供できるかという情報を巧みに繋ぎ合わせて相互に利益を得るネットワークを構築している

    世の中の不条理に失望して自殺を試みようとしている少女
    証拠を残さずに自分は捕まらない程度の悪意を振りまくことに愉悦を感じ

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    2023年10月06日
  • 詩羽のいる街

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    10年近く前に読んで、懐かしくて今回再読しました。
    いまだに読んだ時の揺さぶられ感が残っていて、影響を受けた小説トップテンに君臨中。

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    2023年10月01日
  • 君の知らない方程式 BISビブリオバトル部

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    メインとなる物語展開に関しては、真っ直ぐど真ん中を貫き通したなあという印象。
    世間の評価とは別に、自分が好きなものを好きでいるということ自体が救いとなることが描かれているのが素敵。
    これはしっかりと伝えたい。だからこの本を推そう。

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    2023年08月03日
  • アイの物語

    購入済み

    特に第6話がいい

    おそらく作者山本弘の代表作と思う。この作者の小説は時々説教臭が鼻につくことがあるがこの本はその点が薄めで読みやすい。
    特に最近進歩が顕著で身の周りにあふれ出し始めているAIの未来像 その光と影を描き出し問題提起している。もちろん単なる啓発書ではなくSF小説としても素晴らしく面白い。特に第6話の最終行など、出来のいい映画の一画面を見るような思いがした。

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    2022年09月10日
  • プロジェクトぴあの

    ネタバレ 購入済み

    大暴走ハードSF

    山本弘流の絶好調な科学SF、頭脳SFが楽しかった!嘘みたいな壮大さが気持ちいい。
    ちょうど読了後に太陽フレアのニュースがあって、知ってる!となりました。

    #ドキドキハラハラ #タメになる #感動する

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    2022年05月08日
  • 詩羽のいる街

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    ミッション系の学校で「無償の愛」とかを教わってきた身としては詩羽がどんなに人に親切にしていても結局見返りを求めている時点でなんだか残念だと感じていたが、それで周囲の人は納得しているし、トラブルなく成り立っているので、詩羽の能力は本当に尊敬に値すると思い直した。
    常にアンテナを張って周りの人の心を察する観察眼やめない心の強さ、空気を温かくする人柄などなど。詩羽は現代社会に生きる私たちが忘れがちだが、決して忘れてはならない多くのことを兼ね備えた理想の存在だと思う。私も詩羽のようになりたい。

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    2024年03月25日
  • 創作講座 料理を作るように小説を書こう

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    たまたま連続で似たような本。こちらは山本氏の小説の創作方法について事細かに書かれている。〈BISビブリオバトル部〉シリーズを愛読しているが、十分に練られて結実したものなのだということが伝わった。若干辛口なコメントもあり。でもきわめて最もな記述多し。(分かっていたことだけれど)比較すると、森博嗣さんの書き方は極めて特殊なのだということがよく分かる。山本氏の未読本は読んでみたい。

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    2022年01月08日
  • 怪奇探偵リジー&クリスタル

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    私立探偵リジーとその助手のクリスタル。彼女たちが出くわすさまざまな事件は、常識では考えられないようなものばかり。しかしそもそも、彼女たち自身がその常識からもかけ外れた存在であり、第一話から度肝を抜かれること必至のホラーミステリ連作集です。
    ミステリ好きにはもちろん、ホラー好きにも楽しい。そしてSF好きならさらに楽しめるのではないでしょうか。特に「軽はずみな旅行者」が凄い。SFに関しての知識はあまりないのですが(むしろ食わず嫌いの苦手意識だけがある)、きちんと理解できた気がするし、充分に楽しく読めました。まさかあんな人が登場するだなんてー。
    リジーの過去が明かされる「ペンドラゴンの瓶」にほろりと

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    2021年10月10日
  • 詩羽のいる街

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    中学生くらいのときに読んで、作者さんも本のタイトルも思い出せなかったけど、内容をふと思い出して、どうしても読みたくて、どうにかこうにか見つけ出して、やっと読めた。不思議で魅力的な女の子がみんなを幸せにする話。

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    2021年10月04日
  • 創作講座 料理を作るように小説を書こう

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    小説を書きたいわけではなかったが、山本弘さんの著書であるのと小説がどうやって書かれるのか関心があり読んだ。小説を書いている人からみたらどうかはわからないが、個人的には著者の私見もあるが考え方やテクニック的なところは理解しやすかったと思う。ご病気で新たな作品の執筆がままならないようですが再び山本弘さんの作品を読みたいと思う。

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    2021年05月08日
  • BISビブリオバトル部1 翼を持つ少女 下

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    他校とのビブリオバトル
    偏った思想を持つ相手に対してどうするか?

    三益先生がいなくなった後の部長の変わり身がウケる

    途中まではザマァ!と思って読んでいたけれども、朝日奈先生の言葉で読んでいた自分もぶん殴られる
    正義の究極は悪なんだよなぁ……
    自分が正義だと思っている奴ほど歯止めが効かない
    だって、正義なんだもの
    悪を自称するのであれば罪悪感という言葉があるけど、正義にはないものなぁ
    その正義の根拠は何だっていう話ですよ


    朝日奈先生の指摘の通り、楽しそうに発表してた伏木さんの発表が一番読みたくなった
    いや、一番は「小学4年生の世界平和」なので、2番目かな

    概要を聞くだけでゲームが複雑な

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    2021年04月27日
  • プロジェクトぴあの(上)

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    ネタバレ

    凄い読後感。とてつもない青春(恋愛)小説である作品でもあると感じた。


    太陽フレアの影響で、計画が頓挫しそうになるも、その天才的発想でその困難を突破する科学者「結城ぴあの」。
    この少女が最後まで科学に、宇宙に一途なのが魅力だと思う。
    お互いに一途であるが故に、先天的に必然的に結ばれることのない一方通行の恋。
    最後はあまりにも切なかった・・・・・・・。

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    2021年03月01日
  • アイの物語

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    人類が衰退しマシンに支配された世界で
    語り部である「彼」はアイビスというマシンに物語を聞かせられる
    その目的とはなんなのか

    物語はフィクションであり真実ではない、が真実以上の力がある。
    人間はフィクションの中で生きている
    外界を内面に映し出し、それを主観的現実と認識して行動や思考を決めている。
    その認識に齟齬が生じた場合、マシンであれば修正し正しい考えに書き換えることに抵抗を持つ事はない
    しかし人間はしばし自らの考えに固執し、正しい情報を拒否してしまう(ゲドシールド)
    そしてそれを自覚することが難しい
    詩音の言う「すべてのヒトは認知症なのです」はヒトの確信をついていると思う
    しかし、人と違い

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    2021年02月26日
  • MM9 ─destruction─【文庫版】

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    ついに異星の神である怪獣による侵略が始まる。
    神話の再現、人と怪獣の絆、少年と少女の如き怪獣の淡くも激しい恋。

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    2021年02月01日
  • MM9 ─invasion─【文庫版】

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    遠い宇宙から襲来する怪獣を、また別の怪獣に憑依されたヒメが、東京スカイツリーにて迎え撃つ。巨大少女好きにはたまらない描写の数々。

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    2021年02月01日