あらすじ
「このアイデアを使ってどんな話を作ろうか」と構想を練るのは、「この食材はどう料理すれば美味しくなるか」と考えること。ジャンルを越境して40年以上エンタテイメントの第一線で活躍する作家・山本弘が、自らの体験をもとに幅広く、丁寧に小説の作法を紹介する実践的創作講座、待望の書籍化。作家志望者はもとより、すでにデビューした人も必読の書。/【目次】はじめに 美味しい小説を書きたい人のために/小説を書きはじめる前に/アイデアは道ばたの草/穴を埋めれば宝が見つかる/キャラクターはレイヤーで考える/文章の師匠を見つけよう/駄作から学ぼう/あとがき/解説=芦部拓
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Posted by ブクログ
たまたま連続で似たような本。こちらは山本氏の小説の創作方法について事細かに書かれている。〈BISビブリオバトル部〉シリーズを愛読しているが、十分に練られて結実したものなのだということが伝わった。若干辛口なコメントもあり。でもきわめて最もな記述多し。(分かっていたことだけれど)比較すると、森博嗣さんの書き方は極めて特殊なのだということがよく分かる。山本氏の未読本は読んでみたい。
Posted by ブクログ
小説を書きたいわけではなかったが、山本弘さんの著書であるのと小説がどうやって書かれるのか関心があり読んだ。小説を書いている人からみたらどうかはわからないが、個人的には著者の私見もあるが考え方やテクニック的なところは理解しやすかったと思う。ご病気で新たな作品の執筆がままならないようですが再び山本弘さんの作品を読みたいと思う。
Posted by ブクログ
趣味で一次創作をするための参考になればと思い読ませて頂きました。
失礼ながら山本さんの作品を読んだことがなく、SF作家さんなのかー、くらいの認識だったのですが
最近見返した「魔法少女まどか⭐︎マギカ」のwikiにSF作家の山本弘も絶賛したみたいな記述があってこの方か!……となりました(笑)
山本さん自身が試行錯誤して作品を生み出してきた方なのでアドバイスもかなり実用的です。
印象に残ったアドバイスはキャラクターの性格を箇条書きで書かない、細かい設定を作って満足するのではなくまず本文を書いてみる、大好きな作家の作品を何度も読み返し分析する、とかかな。
日々意識して少しずつでも成長していきたいです。