岩井圭也のレビュー一覧

  • 汽水域

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    タイトルが秀逸。
    犯人は自分勝手なような気もするけど、こっち側とあっち側の違いは何かを描いた小説だと思う。

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    2026年04月13日
  • パパたちの肖像

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    どの作品も令和のパパがリアルに描かれていて面白かったけど、中でも「俺の乳首からおっぱいは出ない」は読みながら何度も笑った。

    我が家の夫も子どもが乳児だった頃に、子どもを泣き止ませる事がお手上げになった時に、よくオッパイで解決することを頼まれたな…と懐かしくなる(笑)


    全てパパ目線のストーリーで、子育て中のパパに是非読んでほしい。

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    2026年04月10日
  • 追憶の鑑定人

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    ネタバレ

    【収録作品】
    交感原理
    雑踏に消ゆ
    見知らぬ水底
    灰色の追憶

    元科捜研の土門誠の学生時代の仲間たち(猪狩愛、鳥飼、窪)との絆が描かれる。
    「交感原理」 大学教授の猪狩愛に協力を要請。離婚後ストーカーと化した夫を殺したという妻の事件。
    「雑踏に消ゆ」 気象予報会社に勤める鳥飼から花火大会の日の事故を検証するよう依頼される。
    「見知らぬ水底」 マトリの窪。水死体の鑑定で麻薬の成分が見つかる。
    「灰色の追憶」 大学内の火事で一酸化炭素中毒になり記憶を失った猪狩。放火を疑う土門は徹底した調査を行う。

    土門の人間性が描かれる。いい仲間がいてよかった。

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    2026年04月10日
  • サバイブ!

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    面白ーい!!一気に読んだ。
    ガンサバイバーの青年が起業する話なんだけど、展開が早くて次々ページを捲ってしまう。仲間を増やしていく過程や、課題を克服、ライバルとの対決なんか、王道のストーリー展開なんだけど異論を挟ませない説得力とスピード感がすごい!

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    2026年04月04日
  • 中華街の子どもたち 横浜ネイバーズ(6)

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    まだ次のシリーズは出てないけど、第1シーズン完結とのこと。あの人もその義父も嫌いだけど、ロン君も好きになれないなあ・・・

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    2026年03月31日
  • あしたの肖像

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    芸術家志望も大変。趣味で絵描いたり、彫刻刀握っている分には楽しいんだろうけど。何度も表紙見返したが、哀しみ?虚無?何と表現すればいいんだろう?この表情。そして、この肖像画は小滝くん?最後はきれいにまとめているけど、小滝くん、あっさり別れちゃダメだろう。どう理屈つけても自分勝手。岩井さんの引き出しの多さには感心するけど、ミステリーとしてはモヤモヤ感残った。「肖像画には、その人そのものが表われる。絵は時に、写真や映像よりも雄弁に物語る」なぜか唐突に「麗子像」頭に浮かぶ。「肖像画は、ただ見たまま描けばいいというわけじゃない。描かれている人の内面が滲んでいなければ、絶対にその人には見えない」ふーん。

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    2026年03月30日
  • 最後の鑑定人

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    この作者さん、何冊か読んできたがどれもが載っている★の数ほどには私には刺さってこず、なんとなく相性の悪さを感じているところだが、今回はどうかな。

    かつて科捜研のエースとして活躍しながら、“ある事件”をきっかけに辞職をし、今は民間の鑑定所を立ち上げた土門と、彼のもとで働く助手の高倉。
    帯にはドラマで演じた藤木直人さんと白石麻衣さんの写真。そう言えば、配偶者がテレビで観ていたのを、横目で見たことがあるような。

    科捜研ではその能力から「最後の鑑定人」と呼ばれていた土門のもとに持ち込まれる鑑定依頼の話が4つ。
    挨拶代わりの最初の話から、いささか変質的な顛末にはちょっと引く。
    12年前に起こった強盗

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    2026年03月24日
  • あしたの肖像

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    推しの岩井さん。本作はあまりのめり込めなかった。と言うか、主人公小滝の心境についていけなかった。美大で自分の肖像画しか描かない小滝に依頼された事故でなくなった女子大生の肖像画描き。自分と同じ境遇の彼女は本当に事故でなくなったのか?そして半年前に突然姿を消した彼女の行方を追うことに。設定はすごく良かったのに物語を追いきれなかった。ちょっと残念。

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    2026年03月17日
  • あしたの肖像

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    岩井圭也さんの作品は多種多様でいつも驚かされる。

    今回の作品は、美大生が自画像を描くことをライフワークとしながら、自我に向かい合い、生きることの苦悩と葛藤を描いた内容。

    芸術の探究が趣味の領域を超えて、生きる術にしたいと考えた人は、こんな風に思い悩むんだろうか。
    描けなくなることがイコール、死までも連想させる。
    さらに、若さ故の不器用さや純粋さ、青春のほろ苦さが、これでもかと迫ってくる。

    きっとそこに身を置く者にしか想像できない世界があるのだと思う。そして、そんな特異な世界へ静かに読者を誘う岩井さんの引力がすごい。

    静寂感と緊張感のただよう作品だが、結末も予想外で驚いた。
    何者?という

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    2026年03月15日
  • あしたの肖像

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    秀でた才能を持つ人が抱える苦悩や葛藤が痛々しい程に感じる作品だった。(「永遠についての証明」と通づるものがあった)
    話の中枢は樺沢穂香の肖像画作成にあるけれど、それと同時に小滝とひなたとの関係や小滝の今後の進路等のストーリーも進んでいくので、それぞれの問題がどこへ向かっていくのか気になってどんどんと読み進めてしまう。
    あと、ミステリーの他にまさかの要素もあってびっくりした。

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    2026年03月08日
  • 夜更けより静かな場所

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    古本屋の店主が魅力的。口数は少ないけど的確な発言ではっとさせられる。
    読書会というものがどんなものなのか、この本の内容がリアルなのかもわからないけれど、この雰囲気なら悪くはないなと思ったり。でも感想を言い合うだけならネットでもいいかとも思ったり。
    いろんな本を読んでみたくなる

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    2026年03月05日
  • 夜更けより静かな場所

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    自分が読んで良かった本は人に伝えたいし、感想を聞きたいって思うのは、皆んなそうなんだな と。
    何でもそうだけど、受け取り方や感じ方、考え、思い、、、10人いれば10通りの感想があるはず…
    それを聞ける、伝える、そんな場があるってイイな


    『後悔できるのは、自力で決断した人だけ』

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    2026年03月01日
  • あしたの肖像

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    自分を知る為に自画像を描き続ける芸大生。
    その青さいいねぇ。
    恋人と連絡が取れなくなった理由にせまり、並行して学内で事故で亡くなった学生の肖像画を描く事になり、その人柄と事故の原因を知ろうとする。
    そして謎の青年、リュウの存在。
    若くて青い。

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    2026年02月25日
  • 真珠配列

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    遺伝子操作に近い技術?が開発された世界は完全なるヒトを作り上げたのか。
    4人の死を起点に倫理や差別へと繋がるお話。

    マリクの最後の言葉こそが
    この本の真髄だったのでは。
    隣に住む人も真珠配列かもしれない、
    それくらいのリアリティー。
    それはマリクからではなく、筆者からの言葉のように思えた。
    そしてまんまと騙された。

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    2026年02月24日
  • あしたの肖像

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    ネタバレ

    デビュー作「永遠についての証明」の芸術編と思わせる展開だったが、エンドは違っていてなんだかホッとした。

    音信不通になった理由は解けなかったけれど、
    なるほど、従弟については、結果あるあるかなというオチも。

    いずれにしても、未来は明るい、そう想像できる世界があった。

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    2026年02月22日
  • あしたの肖像

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    自画像を描き続ける小滝英哉。
    小説最初からこの男の言動に言いようのない嫌悪感があった。
    彼女を妊娠させてしまった行為の稚拙さ、妊娠が分かった時の身勝手な対応など、主人公に魅力がない。
    そのうえ怪しいタイムトラベルらしき挿話で、物語を良い方へ無理やり持っていくには無理があるように思う。

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    2026年02月19日
  • パパたちの肖像

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    パパ作家7人による家族の物語。
    著者たちも、日々こういうことを考えながら家庭と向き合って奮闘しているのかと思うととても興味深かった。

    当たり前だけど「父親」と言っても、いろんなタイプがいる。本作に登場するのも、妻の負担を軽減するためおっぱいを出そうと奮闘する父親から、息子が一人暮らしする家を用意周到に内見する超真面目な父親までさまざまだ。でもどの父親も一生懸命でかっこよかった。

    子育てでは母親の大変さがやはり前に出てきやすいし、それは事実だろうけど、父親も妻との家事育児分担や周りの余計な言葉、自分の仕事など、たくさんのものに追い詰められ追い込まれて、こりゃ大変だなぁと感じた。
    本当に他人の

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    2026年02月19日
  • 飛べない雛 横浜ネイバーズ(2)

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    ドラマ化されるということで。タイトル通りヒナ掘り下げ巻。ヒナのひみつが明かされる。ドラマではどう描写されるかな?

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    2026年02月16日
  • 中華街の子どもたち 横浜ネイバーズ(6)

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    ネタバレ

    今までの読後感と同じ感じで、母と決着をつけられてよかったねという感想。ヒナに想いを伝えるのは「結局そこかよー」と予想していたけど、思ってたよりよかった。いつでも自分を認めてくれたとか応援してくれたという人がヒナで、だから好きだって伝えて泣いちゃうなんて、すごく人間らしいね。まあまあでしたが、ちゃんと6冊目まで読み切ったのでそれなりに好きになりました。

    「感動の第一シーズン完結」とあるが、続編もあるのか、、、?!

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    2026年02月15日
  • 夜更けより静かな場所

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    ネタバレ

    【読書会】癒されるー。ホッとするー。静かな書店でアルバイトに憧れる。『おまえうまそうだな』は実際に泣きそうになった絵本。『隠花』にあったゾンビの詩、これがめっちゃ好き。血、伝染、腐った肉等ゾンビっぽさと、ぬくもり、家族になれたら等優しさが当たり前のように共存していて可愛い。あと、古本が高価なことを初めて知って驚きました。幸せってお金じゃない。仕事に人生を奪われてはいけない。自宅に大量の本は置いておけないけど、自宅兼古書店ならたくさん置けるな。本当に羨ましい。

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    2026年02月11日