岩井圭也のレビュー一覧

  • あしたの肖像

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    秀でた才能を持つ人が抱える苦悩や葛藤が痛々しい程に感じる作品だった。(「永遠についての証明」と通づるものがあった)
    話の中枢は樺沢穂香の肖像画作成にあるけれど、それと同時に小滝とひなたとの関係や小滝の今後の進路等のストーリーも進んでいくので、それぞれの問題がどこへ向かっていくのか気になってどんどんと読み進めてしまう。
    あと、ミステリーの他にまさかの要素もあってびっくりした。

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    2026年03月08日
  • 夜更けより静かな場所

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    古本屋の店主が魅力的。口数は少ないけど的確な発言ではっとさせられる。
    読書会というものがどんなものなのか、この本の内容がリアルなのかもわからないけれど、この雰囲気なら悪くはないなと思ったり。でも感想を言い合うだけならネットでもいいかとも思ったり。
    いろんな本を読んでみたくなる

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    2026年03月05日
  • 夜更けより静かな場所

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    自分が読んで良かった本は人に伝えたいし、感想を聞きたいって思うのは、皆んなそうなんだな と。
    何でもそうだけど、受け取り方や感じ方、考え、思い、、、10人いれば10通りの感想があるはず…
    それを聞ける、伝える、そんな場があるってイイな


    『後悔できるのは、自力で決断した人だけ』

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    2026年03月01日
  • あしたの肖像

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    自分を知る為に自画像を描き続ける芸大生。
    その青さいいねぇ。
    恋人と連絡が取れなくなった理由にせまり、並行して学内で事故で亡くなった学生の肖像画を描く事になり、その人柄と事故の原因を知ろうとする。
    そして謎の青年、リュウの存在。
    若くて青い。

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    2026年02月25日
  • 真珠配列

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    遺伝子操作に近い技術?が開発された世界は完全なるヒトを作り上げたのか。
    4人の死を起点に倫理や差別へと繋がるお話。

    マリクの最後の言葉こそが
    この本の真髄だったのでは。
    隣に住む人も真珠配列かもしれない、
    それくらいのリアリティー。
    それはマリクからではなく、筆者からの言葉のように思えた。
    そしてまんまと騙された。

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    2026年02月24日
  • あしたの肖像

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    ネタバレ

    デビュー作「永遠についての証明」の芸術編と思わせる展開だったが、エンドは違っていてなんだかホッとした。

    音信不通になった理由は解けなかったけれど、
    なるほど、従弟については、結果あるあるかなというオチも。

    いずれにしても、未来は明るい、そう想像できる世界があった。

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    2026年02月22日
  • あしたの肖像

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    自画像を描き続ける小滝英哉。
    小説最初からこの男の言動に言いようのない嫌悪感があった。
    彼女を妊娠させてしまった行為の稚拙さ、妊娠が分かった時の身勝手な対応など、主人公に魅力がない。
    そのうえ怪しいタイムトラベルらしき挿話で、物語を良い方へ無理やり持っていくには無理があるように思う。

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    2026年02月19日
  • パパたちの肖像

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    パパ作家7人による家族の物語。
    著者たちも、日々こういうことを考えながら家庭と向き合って奮闘しているのかと思うととても興味深かった。

    当たり前だけど「父親」と言っても、いろんなタイプがいる。本作に登場するのも、妻の負担を軽減するためおっぱいを出そうと奮闘する父親から、息子が一人暮らしする家を用意周到に内見する超真面目な父親までさまざまだ。でもどの父親も一生懸命でかっこよかった。

    子育てでは母親の大変さがやはり前に出てきやすいし、それは事実だろうけど、父親も妻との家事育児分担や周りの余計な言葉、自分の仕事など、たくさんのものに追い詰められ追い込まれて、こりゃ大変だなぁと感じた。
    本当に他人の

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    2026年02月19日
  • 飛べない雛 横浜ネイバーズ(2)

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    ドラマ化されるということで。タイトル通りヒナ掘り下げ巻。ヒナのひみつが明かされる。ドラマではどう描写されるかな?

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    2026年02月16日
  • 中華街の子どもたち 横浜ネイバーズ(6)

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    ネタバレ

    今までの読後感と同じ感じで、母と決着をつけられてよかったねという感想。ヒナに想いを伝えるのは「結局そこかよー」と予想していたけど、思ってたよりよかった。いつでも自分を認めてくれたとか応援してくれたという人がヒナで、だから好きだって伝えて泣いちゃうなんて、すごく人間らしいね。まあまあでしたが、ちゃんと6冊目まで読み切ったのでそれなりに好きになりました。

    「感動の第一シーズン完結」とあるが、続編もあるのか、、、?!

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    2026年02月15日
  • 夜更けより静かな場所

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    ネタバレ

    【読書会】癒されるー。ホッとするー。静かな書店でアルバイトに憧れる。『おまえうまそうだな』は実際に泣きそうになった絵本。『隠花』にあったゾンビの詩、これがめっちゃ好き。血、伝染、腐った肉等ゾンビっぽさと、ぬくもり、家族になれたら等優しさが当たり前のように共存していて可愛い。あと、古本が高価なことを初めて知って驚きました。幸せってお金じゃない。仕事に人生を奪われてはいけない。自宅に大量の本は置いておけないけど、自宅兼古書店ならたくさん置けるな。本当に羨ましい。

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    2026年02月11日
  • 最後の鑑定人

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    鑑定人シリーズの第一作。そういえば読んでなかった。
    何か事件が起きて、その犯人を追い詰めるためとか動機を探るとか事件の突破口としてなんらかのトリッキーな鑑定を土門誠が行う流れ。
    一編が割とサラッとして読みやすい。鑑定の専門的なところは語り手である人物が基本的にわからないという体なので小難しいところはなし。そして寡黙で無愛想な土門の過去が話の核になっていくというのはこの後のシリーズでも受け継がれていくわけで。
    そんな読みやすい反面、トリックとかはあっさりなのでミステリとしてはちょっと物足りなく感じるかな。あくまでもミステリ風味のお仕事小説であり土門の過去話というかキャラクターを楽しむ一冊と割り切

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    2026年02月08日
  • 横浜ネイバーズ

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    とにかく主人公はいいやつ。
    エンタメとしては王道で読みやすい。
    相棒の強い人が活躍するアクションシーンを続編で楽しみにしてます!

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    2026年02月08日
  • 真珠配列

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    岩井圭也さんの作品かつSF設定が面白そうということで本作を手に取りました。帯コメでディストピア感を謳っているほど、絶望感はないが何とも言われる結末だったかなと思いました。

    本作はバイオテクノロジーが進歩した中国でのお話。癌の進行が不審なほど急激に進行し、立て続けに4名の方がなくなる。そのことに不信感を抱いた警察官である主人公が捜査に乗り出すというお話。

    バイオテクノロジーの研究をお仕事としているので、設定は割とすんなり入ってきましたが、馴染みのない方からすると、塩基配列とかクリスパーキャスとか難しいのかなと。ただ、現実でもバイオテクノロジーの進歩により新たな社会問題が生まれているのでSF設

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    2026年02月08日
  • いつも駅からだった

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    気軽にサクッと読めた。なぞなぞは得意じゃないけど何回かページ巻き戻しながら読んだ。短編やけど最後の話に全部繋がってるのが良かった。府中編と最後の聖蹟桜ヶ丘編が良かった。

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    2026年02月07日
  • 追憶の鑑定人

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    民間科学鑑定人・土門誠シリーズ第三作。

    これまで科学鑑定人としてはスペシャリストだが、取っつきにくい彼の姿が描かれてきたが、この作品ではその能面のような表情の裏に人間らしさが見えてくるようになった。

    大学時代の同期である、猪狩愛(大学教授)、鳥飼(気象サービス会社代表)、窪(麻薬取締官)三人との絆が主に描かれていて、シリーズとしては異色な気がするが土門の新たな魅力を引き出すための展開だったのだろう。
    これまでの二作品だと土門は生きづらそうだなと感じていたので、助手の高倉以外にも土門を理解し寄り添えている人がいて良かったと思う。

    さらにこれまで科学以外は信じないと言っていた土門が、人を信じ

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    2026年02月07日
  • 凪の海 横浜ネイバーズ(3)

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    相変わらず現代らしい犯罪を扱った連作。ただ、2巻目よりちょっとマシな印象を受けた。この雰囲気に慣れて来たかしら? しかし、我々がこの主人公たちの年頃だった時代より、世の中悪くなってるよなあって感じるわ・・・ 頑張れ、若者!

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    2026年02月05日
  • 永遠についての証明

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     オーディブルで聴いたが、とてもいい小説だった。数学に虜になった人たちが数学上の難問に取り組んでいることを描いているのだが、その難問を解くことができそうだという発想とそれを解いたことを証明する論文の間には大きな壁があるのだろう。数百年間も解けなかった難問を解いてみせたことの栄光と現実の厳しさや惨めさと結局はそこから離れていく人たちの姿がよく描けていると思う。

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    2026年02月01日
  • 人生賭博 横浜ネイバーズ(4)

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    ネタバレ

    人間の心情描写は甘いけど、近年の話題や事件、詐欺にはちょっと詳しくなれそうな広く浅くの触れ方をしている。でも結局ロンとヒナくっつくエンドじゃん〜ドラマもそこ目的なのかよ〜くそ〜

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    2026年02月01日
  • 横浜ネイバーズ

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    ドラマ化されるとのことで。令和版池袋ウエストゲートパークとのことで、横浜中華街のトラブルシューターであるロンがさまざまなトラブルを解決していく。失踪した母親との因縁の解決がベースにある。

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    2026年01月29日