岩井圭也のレビュー一覧

  • 付き添うひと

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    ネタバレ

    元少年犯で弁護士となった朧太一が様々な子どもに寄り添い、彼らを導いていく。朧が付添人として向き合う子どもたちは、あまりにも身勝手な両親によって殺人未遂、虐待、ネグレクト、引きこもりなど様々な問題を抱えており、どれも重いテーマだが、文章は読みやすく、朧の誠実な姿勢が頼もしく、読後も良かった。「付添人」や「虞犯少年」、「コタン」、「ディスレクシア」などを初めて知り、勉強になった。朧は付添人の道を選び、子どもとの関わりの中で、過去の自分とも向き合っていく姿は心に響き、信じられる笹木と出会えて本当に良かった。

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    2025年11月08日
  • 科捜研の砦

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    ネタバレ

    小説は、面白かった。そして主役は誠さん。でも私は加賀副所長のファンなので。次作からは加賀さんは出てこないんでしょうね。

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    2025年11月06日
  • 汽水域

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    「誰でもいいから殺したかった」
    「人を殺して死にたかった」
    最近よく事件のニュースで耳にするフレーズ。
    そのたびに
    他人を巻き込まずにひとりで死んでくれ
    と強く思う。
    そんな連続無差別殺傷事件について
    フリーの記者として地道に取材を重ね
    答えのひとつと
    これからのヒントを導き出している。
    ジャーナリストとしての
    矜持や覚悟にも惹かれたけれど
    犯人と自分を重ね合わせながら
    自分自身の弱さをさらけ出すことで
    ひとりの子であり、父であることの強さや
    やさしさを取り戻していく姿に心を動かされた。

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    2025年11月03日
  • 追憶の鑑定人

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    今回は土門の学生時代のエピソードが判明して、また人物像が掘り下げられました
    人間は何も変わっていませんが、そこがいい

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    2025年11月02日
  • 生者のポエトリー

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    文庫化されて再読。岩井さんを初めて知った1冊でここから岩井ファンになりました。「詩」をテーマにした連作短編集。ほんのり沁みる良質なヒューマンドラマ。とってもお勧めです!

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    2025年11月01日
  • サバイブ!

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    王道だな。題材としての目新しさはあまりなかったが、多彩な作風の岩井さんが書くからこそ「こんな作品も書くのね」的な面白さがあった。20歳でがんを患った主人公。無事社会復帰できたが、闘病の希望になったのは企業するという夢。具体的に何がしたいのかもわからないまま仲間と模索しビジネスを学んでいく。最近「ワークライフバランスを捨てます」という発言が記憶に新しいが、まさにそれを体現したような内容だった。生きているからこそ、仕事が楽しい。2日徹夜も当たり前。大丈夫ですか?と言いたくなったがフィクションとして楽しんだ。

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    2025年10月30日
  • プリズン・ドクター

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    ネタバレ

    岩井さんだっていうのと、あらすじが面白そうだったので読んだ。そしたらあらすじの何十倍の情報量詰め込まれてた。
    岩井さん本当にすごいな。色んなタイプの話が書けてそれが面白い。
    この小説は事件っぽくミステリ仕立てにはなっているけど、内容としては介護問題が印象に残った。第三章然り、史郎の母然り。
    そして美波はとてもよくできた彼女だと思うよ。
    連ドラ化しそうだな〜、と思いました。そして続編が出たりなんだりしそう。
    ひどい偏見なのだが、幻冬者の小説ってそんなに売れてないのに面白い小説が多い気がする。

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    2025年10月30日
  • 真珠配列

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    岩井圭也さんの新作です


    ザバイブも、土門の新作も
    なかなか借りられそうにない、、、
    と思っていたら入荷ホヤホヤで本書が並んでおりました(o^^o)



    これは借りるしかない!!!




    何も知らずに読み始めると
    どうやら中国が舞台のよう。



    カタカナ苦手族なんだが、、、


    と思いつつ読み進めました



    聞き慣れない言葉や文化はありつつも
    問題なく読めました(´∀`)

    誰が誰かわかりやすくて
    岩井さんうまいな、、、、

    そして舞台が中国であることで
    違和感が最小限になっているなと。
    リアリティが増していて
    またまたうまいなと思いました



    どんな話かって??


    遺伝子の話

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    2025年10月27日
  • 汽水域

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    「三人殺せば死刑になる」と無差別に通行人を刺した深瀬。
    フリーの記者・安田は週刊誌から依頼を受け、その事件を追う。深瀬の同級生や担任、元恋人の取材を通じて次第に明らかになる過去。

    他の媒体が深瀬を残虐な犯人と報じる中、元同僚は彼の印象が悪人とは違ったと語る。会社の不正を許せず上司に詰め寄った過去があり、周囲との衝突があったという。報道に違和感を抱いた元同級生もまた、深瀬の正義感めいた人間性や、父の借金で東大進学を諦めざるを得なかった過去を語る。

    タイトルの「汽水域」とは淡水と海水の混ざる境界域を指す。我々もまた、ある種の汽水域に漂っているのではないか。自分が「正しい」と信じることが必ずしも

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    2025年10月24日
  • 科捜研の砦

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    「最後の鑑定人」の前日譚ということで、どちらから読もうか迷ったのだけど、こちらを後にして大正解だった。

    「最後の鑑定人」の通り名には実績からくる華やかさだけでなく哀しみも含まれているということが深く感じられてさすが岩井さんだと思った。

    岩井さんの作品は読む人を裏切らない。次回作も楽しみ。

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    2025年10月24日
  • 追憶の鑑定人

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    CL 2025.10.22-2025.10.23
    安定の土門誠シリーズ。事件は今現在のものだけど、大学時代の研究室同期を信頼して託す土門の姿が新鮮。ラストは特に土門の人間らしさを浮かび上がらせる一編でよかった。
    ドラマは全然別ものだった。

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    2025年10月23日
  • サバイブ!

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    400ページ超えの大作だけれど、面白くて一気に読み終わってしまった!
    昔TBSでやっていた、
    ベンチャー企業をおこす若者たちについてのドラマ「ユニコーンに乗って」に
    「半沢直樹」に出てくるような敵役を出している感じの作品。
    ただ、主人公を末期がんのステージ4サバイバーにしたことで、
    主人公の、仕事、ひいては生きることへの熱量が圧倒的でぐんぐん引き込まれた。

    何もやりたいことがないけどただ起業したい、と思っていた学生が、
    がんに打ち勝った経験から、
    どんどん仲間を増やし、メンターに会い、でも次々に困難が降りかかって、、
    まったく飽きずに読み進められた。

    仕事へのやる気が湧いてくるような作品。

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    2025年10月22日
  • パパたちの肖像

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    面白かったです。母親も父親も等しく育児は一年生。母親目線は想像できるけど父親だとそうなるのかと。突拍子もなかったり的外れだったりにニヤリと笑ってしまう。真摯に取り組んでいるからこその笑いが漏れてしまった。どのパパさんたちも素敵でした。

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    2025年10月22日
  • サバイブ!

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    生きること、働くことについて何か忘れてたことに気づかせてくれたような、熱々な青春起業の物語。若いって良いねー。いや、年齢に関係なく熱くなりたいと思わせられました。

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    2025年10月20日
  • パパたちの肖像

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    7人の作家さん、みんなパパ作家さんだったとは。
    皆さん、ちゃんと子育てされてきたのかなと思える作品ばかりだった。
    子育てがテーマの作品で父親目線のものは少ないけど、男親ってこんな風に感じていたのかと新鮮な気持ちで読んだ。
    帯にも書いてあるように、この作品は「令和パパの心の声」なんだそう。夫婦で一緒に子育てするのが前提で書かれているところが、令和っぽい。
    いい意味で時代が変わってきたなと嬉しくなった。

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    2025年10月19日
  • サバイブ!

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    ポップな装丁とは少々イメージが違った内容の小説だった。
    末期癌から自らの生き方を考え直し、孫請として苦労する父親の姿に反発するように起業した虎太郎。
    起業しても簡単には成果が得られない過程に共感を覚える。
    重篤な病からの再生という物語にも共感してしまう。

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    2025年10月19日
  • 中華街の子どもたち 横浜ネイバーズ(6)

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    今までの事件の裏にいた主人公ロンの母親との決着に着目したファーストシーズン完結の物語。
    続きが気になって、最後までどんどん読めた。
    身近な横浜中華街が舞台になっていて、以前好んで読んでいた池袋ウエストゲートパークのように、主人公の周辺で起きる問題を次々と解決していくストーリーが軽快に読めることから追ってきた小説。
    セカンドシーズンの始まりも楽しみに待つまでいようと思う。

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    2025年10月17日
  • 追憶の鑑定人

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    土門誠鑑定人シリーズ、3作目。

    今作4編は、土門の大学研究室の仲間4人の物語となっている。無骨な土門の謎が少しずつ解けていく章立てであり、人間味が伝わってくる。

    ドラマ化はされたけど、配役見て敢えて見ないようにしての3作目。ノイズがなく読めたのでなお良かったかと。

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    2025年10月16日
  • 汽水域

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    思わず読んでる最中に作者に対して「悔しい…ぃっっ」と発してしまった。汽水域ってそういうことかねと多角的に解釈したくなるストーリー。
    安田の息子(海斗)のある一言に涙がドバッと来た。

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    2025年10月11日
  • 文身

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    最後手前までは読んでいて、胸糞悪いなぁなんて思いながら読んでいたら最後…
    え、弟さえも?…え?結局??なにが真実で何が虚構なのか…怖すぎる…

    衝撃は確実にここ最近の中で一位。

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    2025年10月09日