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Posted by ブクログ 2023年12月12日
多くのブク友さんのレビューで気になり読みたい本リストに入れていました。
少年審判における手続きや処遇の決定が適切に行われるよう支援する弁護士、付添人の具体的な役割と大変さを描いている。オボロ先生の決して器用ではない中に、関わる少年とその家族へ真摯な態度で自らの出自とも対峙している。絡まりあった紐を丁...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月16日
少年犯罪における弁護人の役割を担うのが『付添人』
この小説で始めて知りました。
傷つき、心を閉ざした子供たち
そんな彼らと真正面から向き合い、辛抱強く温かく、寄り添っていく付添人のオボロ(朧太一)
とても魅力的な主人公です。
しかし、その描写は……
「男のスーツは、見るからにくたびれていた。」
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月18日
それにしても、岩井圭也の犯罪というテーマへのこだわりの強さには、心揺らされる。
中山七里さんの御子柴とは正反対の朧さん。これでもかというくらいに、現実を受けとめようとする。ただ、それだけにもしかすると登場人物達がリアルさを欠くと感じさせる嫌いがあるのかもしれない。
でも、また、朧さんの小説に会...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月04日
〈付添人〉家庭裁判所で審判を受ける少年の権利を擁護・代弁し、少年審判の手続きや処遇の決定が適正に行われるよう裁判所に協力する人
面白かったです。
短編5つの300ページ程の作品ですが、なかなか心に沁みる内容でした。
どの話も凶悪な犯罪を犯した少年達ではなく、家出を繰り返す少女や、ネットで誹謗中...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月01日
ラジオでこの本の紹介をしていて、すごく面白そうだったので手にしました。
その通り、とても良かったです。
少年少女であっても犯罪者であることには変わりなく、少年だからと言って温かく見守ってあげられるかと言うとそれは難しい。
その疎外感が彼らをさらに頑なにさせるのだろうけど、自分の中の犯罪者への排他性...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月22日
想像以上の良書。派手さもサプライズも全くないけれど完成度は高くじわりと感動を呼ぶ。「付添人」と言われる子どもの弁護を専門とする弁護士オボロ。オボロは非常に苦労人で脛に傷を持つ過去がある。その過去の経験から彼は問題を抱える子どもに寄り添うことにこだわり、真摯に弁護活動に取り組む。5話のケースで構成され...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月26日
未成年には付添人
弁護人じゃないんだ、知らなかったというのが読み始めての感想
思った以上に良い本でした
子どもは、いつも大人に振り回されるんですよね…
自分ではどうにもならないことが多すぎて
向き合ってくれる人がいる、それを実感することで救われること、何も子どもだけじゃない
自分も自身と向き合っ...続きを読む
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