付き添うひと

付き添うひと

1,870円 (税込)

9pt

出版界で大注目の新鋭・岩井圭也が、子ども達を取り巻く現状と未来を描き出す、感動のヒューマンドラマ。 過去の経験を通して、付添人(少年犯罪において弁護人の役割を担う人)の仕事に就いたオボロ。彼に舞い込む依頼の先では、簡単には心を開かない、声を上げる方法すら分からない子ども達が、心の叫びを胸に押し込め生き延びていた。オボロは、彼らの心に向き合い寄り添う中で、彼らとともに人生を模索していく――。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    285ページ
  • 電子版発売日
    2022年09月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

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付き添うひと のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今の時代大人も生きづらい世の中になっているので、子どもたちは大人以上に大変な世の中を生きていかなくてはいけない
    たまに道を踏み外すことや外しそうになることもあると思う
    その時には知識や経験がある大人が良い方向に導いてあげることが大切だ
    おぼろは彼らを救うことで自分自身の過去を見つめ少年時代のおぼろを

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    少年犯罪のその向こう側を見ると親や家庭環境が必ず顔を出す。
    「付添人」という仕事がある事を本書で初めて知ったが、本書の主人公、その過去があまりにも辛い。ただ、親は子の所有物と考える親はいるのだ。
    現実はこうもうまくいかないだろうし、もっとダーティでグレーゾーンな部分が見えてくるだろう。
    それでも自分

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    登場人物みんなが魅力的!
    オボロ、浦井、原田、笹木、依頼人やその家族みーんなが、短いお話の中でとても人間味溢れた描かれ方をしている。良くも悪くも。
    少年犯罪や児童虐待がテーマなのでクソみたいな大人も出てくる。その、クソっぷりが凄まじい。
    これを描き切っているのがすごい。
    職業柄近しい業界にいて解像度

    0
    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    すごくよかった。特に第4話と5話がよかった。涙が出ました。自分も辛い過去を持ちながら、子供たちの付き添い人として、根気よく温かく関わる姿が素敵でした。辛い過去は消せないし、人に言いたくない。でも、子供たちの明るい未来のためにさらけ出す勇気が素晴らしい。岩井圭也さんの本、また読みたい。

    0
    2025年07月10日

    Posted by ブクログ

    少年犯罪の弁護人を「付添人」と言うそうで。
    付添人の主人公オボロさんも辛い過去があり、そこを超えて弁護士として子どもたちに寄り添っている。

    本当にどうにもならない子どももいるのだろうけど、少ないかもしれないけれどもオボロさんに救われた子は絶対いるし、こういった人は凄いと思う。

    0
    2025年02月15日

    Posted by ブクログ

    良い!
    この作品良いよぉぉぉぉ〜。゚(゚´Д`゚)゚。


    犯罪者、それは大人も子ども関係なく罪を犯した者が悪い!

    だけど、罪を犯した者だけが悪いのだろうか?

    特に少年犯罪に関しては、子どもたちを取り巻く環境や人物の影響が大きのではないだろうか?

    その中でも、子どもたちにとって一番身近な存在

    0
    2025年02月06日

    Posted by ブクログ

    自分を犠牲しすぎてまで関わろうとしなくてもいいと思いますが、本気で向き合ってくれる人がいることは誰かの救いになることも確かだなと思いました。

    もがいて傷つきながらも、誰しもが幸せを感じることができる世の中であってほしいです。

    0
    2024年09月30日

    Posted by ブクログ

    岩井圭也さん、少しずつ読み進めています(^^)


    こちらは岩井さんの中でも
    私には結構心が揺さぶられた一冊でした。
    オボロ(朧太一)という付添人の話です。


    付添人という制度をこの本で初めて知りました。

    『家庭裁判所で審判を受ける少年の権利を擁護・代弁し、少年審判の手続きや処遇の決定が適正に行

    0
    2024年08月23日

    Posted by ブクログ

    子供時代に親がどう関わるかは、本当に大事なんだな。
    人生に負けてしまったと思っても、そこからやり直す事はできるのか。傷とどうやって折り合いをつけるのか、、難しい。
    誰か1人でも本当に寄り添ってくれる人ができれば、救われるのかも。

    0
    2024年06月24日

    Posted by ブクログ

    自分や自分の息子も、何かがちょっと違えば登場人物と同じだったかもしれない。と思って、自分に重ねてしまい泣けた泣けた。
    とても面白かった。

    岩井さんの作品を読むのは初めて。
    京王線とコラボしている無料配布の小説で知った作家さん。男性作家さんの小説は、セリフがちょっとカッコつけすぎというか「こんな言い

    0
    2024年05月18日

付き添うひと の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    285ページ
  • 電子版発売日
    2022年09月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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