岩井圭也のレビュー一覧

  • サバイブ!

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    ポットキャストで作者のインタビューを聴いて、興味が湧いたので読んだ本。
    世の中に求められているものをプレゼンして、出版社に売り込む作者の姿勢そのものが反映されている作品だなと思った。

    失敗やマイナスだと思うことも、未来に繋がっている。その様子が何度も何度も描かれていた。

    私もがんサバイバーなので、とても勇気づけられた。
    私の場合は、今まで充分働いてきたから、もう働かなくていいやって方向に振れたけど、一生懸命働いている登場人物たちを想像しても羨ましいと思わず、元気づけられるなと思えるのはいいなと感じた。

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    2026年01月04日
  • 真珠配列

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    ネタバレ

    最後の展開が非常に衝撃的で、主人公アーロンの抱える闇の深さというものを突きつけられる形になりました。

    なんで岩井圭也さんの小説に惹かれるんだろうなーって考えながら読んでたんですけど、この方の『信頼』の描き方が好きなんだというところに落ち着きました。

    立場も考え方もまるっきり異なるアーロンとマリクですが、捜査の一貫とは言え嫌々ながらも協力するうちに互いに抱える育ちの背景に共通のものを感じはじめます。

    もちろん互いの願望を果たすための、歪んだ『信頼』だったかもしれませんが、相手が異なれば決して芽生えることのなかった信頼関係があったように思います。

    マリクは命を、そしてアーロンは夢に描いてい

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    2026年01月03日
  • サバイブ!

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    めっちゃくちゃ面白かった!!!
    岩井さん(とドラマでハク役をされた相馬理さん)のトークショー&サイン会がきっかけで購入し、読みました。
    ある程度展開が読める感じはありますが、夢中で読み進めてしまいますし、何度も泣きそうになりました。
    コタローは、(バックグラウンドとして病がある人は多くはないかもしれないけど)周りを振り回す勢い、無鉄砲だからこその強さなど、こういう若手創業者っているよなーと思わせるリアルさがありました。
    これを読むと、働きたい欲がムクムク出てくるし、なんなら創業したくなりますね。とにかく元気になるお話です。

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    2026年01月03日
  • サバイブ!

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    面白かった。表紙から登場人物のイメージはできていたが、読んでいくと個性的な面も含めて入りやすかった。主人公かステージ4のガンを克服するところからストーリーが起業へと、展開していき、回りを巻き込みながら進んでいくのがテンポが良く読みやすかった。

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    2026年01月03日
  • 追憶の鑑定人

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    土門さんと年越し♪
    2年連続 ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*

    シリーズ三作目

    土門誠は〝最後の鑑定人〟と呼ばれる民間の科学鑑定人で、能力は高いが愛想は一切なく、気難しい孤高の鑑定人といった雰囲気。

    でも今回は〝モンちゃん〟と呼ばせてもらいたい

    今作品では学生時代の友人が次々に登場し、土門さんってこんなに親しい友人がいたんだ!
    と思わず驚いてしまった。
    その友人の一人で理学部教授の猪狩愛が「モンちゃん♡」と呼んでいる。
    えっ?そんな可愛いキャラだっけ?
    と思うけど、妙にしっくりくるんだな。

    四編からなる連作短編集で、途中までは正直ちょっと物足りないなぁ、と思っていた。
    でもでも!
    最後の【灰色

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    2026年01月02日
  • サバイブ!

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    上手くいきすぎと見せて最後は上手くいかない、けど何かを得るという展開が続き、最後まで行く末が気になって読めた。まさに100回負けても1回勝てば勝ちだった。
    自分の強みは「人生」そのものだというのも面白かった。自分が人に何かを伝える時に、自分が歩んできたからこそ伝えられることを考えたいと思った。

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    2025年12月30日
  • 楽園の犬

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    素晴らしい小説でした。戦争直前のサイパンでの諜報活動に巻き込まれた主人公。何とか生き延びて欲しいとの願いも、ただのエンディングではない余韻ある素晴らしい終章で潰えました。戦争をさせない、そう思っていた個人もいたのでしょう。開戦後も早く戦争を終わらせようと思っていた人は間違いなくいたはずです。彼等の言葉を封じたのは近衛文麿や東条英機ではなくその辺にいる普通の国民たちでした。あんぱんののぶちゃんもそのひとりです。堂本少佐や麻田さんがいない今のこの国は、間違いなく当時と同じ様に同じ道を歩み始めていると思います。
    ひとつだけ、タイトルはもう少し考えられなかったかなぁ。

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    2025年12月28日
  • パパたちの肖像

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    えーっと、自分で言うのもなんですが、私は良いパパだったと思います

    だったと思います…

    だったと思い…

    だったと…

    思いたいです!

    昔は…

    今は、だめパパです
    そこは、認めます_| ̄|○

    だって、今は子どもたちが相手にしてくれないんだもん。゚(゚´Д`゚)゚。

    パパは必要とされてないだもん。゚(゚´Д`゚)゚。

    なんかあったらママ、ママ、ママですから

    必要とされるのは雨の日の学校への送迎だけ
    これだけは唯一パパが輝ける瞬間です
    (๑•̀ㅂ•́)و✧


    ま、寂しいですがパパが必要なくなってきたのは子どもが成長したということだと思いたいです
    (下の子は単に反抗期なのかもしれま

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    2025年12月13日
  • 科捜研の砦

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    古書店を舞台にした「夜更けより静かな場所」に感動し岩井圭也を調べた時点で、「われは熊楠」を読んでいた。3冊目はaudibleで「この夜が明ければ」。
    4冊目となる本作で鑑定人土門誠にたどり着いた。知の塊のような土門に惹かれ、シリーズ化してないかと調べ、TVドラマになったものが1作目だとわかった。
    見てなくてよかった。脳内の土門のイメージを変えなくて済む。次は「最後の鑑定人」を読もう。さらに続く「追憶の鑑定人」も楽しみだ。

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    2025年12月12日
  • 文身

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    読み返しても結局どれが真実でどれが虚構かわからない。
    こんなどんでん返しをくらえたことを心地よくさえ思う。

    人の感情のの泥臭い暗い部分を存分に描き切った佳作。

    この作品が映画化するなら日本アカデミー賞で何部門も受賞するような歴史的な作品になること間違いないのではと思うけど、今の俳優さんで庸一を演じることができる人がいるのかどうか。でもそうなるといいなと思う。

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    2025年12月10日
  • 夜更けより静かな場所

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    ネタバレ

    茂伯父さん死んじゃうかもなぁ、5章の最後に確信に近い予感があった。ここまで唐突に閉店を告げ、訳を一切語らず有無も言わせぬならば、そうなりますでしょ。彼と出会い深海に集った仲間の境遇、挫折、懊悩はきっと多くの人たちが近いものを抱えている。それらが読書会を通して一気に好転し晴れるわけではないが、まったく違う立場の者たちは互いに選んだ課題図書について語り合うなかで、現状から踏み出すきっかけを得る。他者の思いを聞くべきは当然ながら、それを有益なものにするには、まず自分の思いをしっかりと披露することが必要なのだね。

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    2025年12月05日
  • 生者のポエトリー

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    とても良かった!

    「わたしのことば」を語ることにどれだけの勇気が必要かを改めて感じました。
    もちろんみんな、日本語や英語を使っているけれど、自分の思いや感じたこと、何とかそれに似合う言葉を探すのは、実は大変で尊いものです。

    以前、自分で書いた詩をチャッピーに添削してもらったことがあります。AIは、わたしの意図を汲み取り、他者に伝わりやすい文章に作り変えてくれました。しかしわたしは、出来上がった文章を読んだ時に、「これはわたしの詩ではない」と強く思いました。
    言葉の使い方、文の構造など、間違いがあっても良いのです。
    詩はわたし自身なのだから、正解も何もありません。

    とても素敵な本に出会えて

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    2025年12月01日
  • サバイブ!

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    もし家族や親しい人が癌だったら、その癌がステージIVの悪性リンパ腫だったら、そしてその人が退院と同時に一緒に起業しようと言われたら。。

    私だったらとりあえず全力で止めるなー。
    自分が病気の立場なら、ゆっくり過ごしたいと願う。

    でも主人公のコタローは高校時代の同級生ハクとベンチャー企業を立ち上げる。
    登場人物たちの熱量がとにかく凄い!
    一生懸命に頑張ることのカッコよさがまっすぐ描かれている。面白かった(๑˃̵ᴗ˂̵)و

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    2025年11月30日
  • 夜更けより静かな場所

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    古書店〈深海〉で夜な夜な開かれる“読書会“。そのメンバーが、読書を通じて自分の人生を前に進めていく姿が静かに、また力強く描かれていました。とくに主人公の吉乃ちゃんの成長は、最後に小気味の良さもあり、清々しいものでした。
    同じ本を読んでも、人それぞれ感想も、ハッとするフレーズも違いますよね。こちらを読んで、共感だけじゃなく、そういう読み方があるんだという気づきを得てみたいと思うようになりました。
    子どもの頃は課題図書も読書感想文も避けまくっていたけれど笑、“おとなの課題図書“なんて絶対面白い!
    うまく話せる自信はないけど、私も“読書会“に参加してみたくなりました。
    間違いなく、今年読んだ本の中で

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    2025年11月27日
  • 夜更けより静かな場所

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    読書会で繋がる6人
    それぞれ色々抱えているものがあるが、読書会を通じて新たなことを知ったり学んだりして静かに物語が進んでいく
    まさしくこのタイトル通りの本だった
    本に救われ本に生かされることはある
    私もたくさん読んで人生で大切なことを見つけて宝物の本を探す旅に出たいと思う

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    2025年11月25日
  • 付き添うひと

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    今の時代大人も生きづらい世の中になっているので、子どもたちは大人以上に大変な世の中を生きていかなくてはいけない
    たまに道を踏み外すことや外しそうになることもあると思う
    その時には知識や経験がある大人が良い方向に導いてあげることが大切だ
    おぼろは彼らを救うことで自分自身の過去を見つめ少年時代のおぼろを母親から解放することができたのだろう

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    2025年11月22日
  • 夜更けより静かな場所

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    とても良い本に巡り合いました
    且つこの本の主題は本です
    深夜の読書会に参加するバラバラのメンバーを古本屋店主と本が繋ぐ
    読書の時間と自分の感性をもっと大切にしよう、もっと一冊一冊と向き合う時を大切にしようと心に誓ったのでした
    他の岩井作品も手に取ってみよう

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    2025年11月19日
  • 夜更けより静かな場所

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    ネタバレ

    改めて、本を読むっていいな。
    同じコンテンツを自分で感じて、それを共有して、みんなそれぞれの境遇に合わせて感想が捻れて、脚色されて。
    でもそれが作品を楽しむということですよね。
    読んで終わりじゃなくて、誰かと話したくなる。
    そこに読書の楽しさがある気がします。

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    2025年11月18日
  • 永遠についての証明

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    数学の才能をもつ旧友が遺したノートに未解決問題の証明が見つかり、当時の思い出を振り返り葛藤するお話。感情をガシガシと揺さぶられます...!
    "数覚"というシックスセンス的感覚をもった青年の生涯を反芻していく場面は、行き先が分かっているだけに読み進めるのも辛くて、孤独に堕ちていく過程はとても切なかったな。
    やるせない気持ちを、森見登美彦さんの解説で、なんとか浄化させた感もあります⭐︎笑
    という事で解説もぜひ読んでください( ᵕᴗᵕ )
    びっくりなのは、これが岩井圭也さんのデビュー作という事。岩井先生こそ天才なのでは??と思ってしまう。

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    2025年11月16日
  • 真珠配列

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    舞台は中国北京。アーロンとマリク。暗い過去(ヒトクローン)を背負った者同志がタッグを組み、国家陰謀を食い止めようと動き出す…頁を捲る手が止まらず。伏線回収のオチに唸る。岩井圭也先生の発想、筆力は秀逸。一押し。

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    2025年11月13日