岩井圭也のレビュー一覧

  • 横浜ネイバーズ

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    ドラマを見て原作が気になったので。
    面白かった。久しぶりに一気に6冊夢中で読んだ。
    読みやすい割にはきちんと各キャラの心を丁寧に描いている。
    悪だと思われる物事も見方を変えれば実は違う景色が見える…というところまで、完全懲悪で終わらせないところが良かった。
    登場人物が多いが、それぞれキャラが立っているし愛着が湧く。闇バイト、詐欺、ドラッグなど重めのテーマだからこそ若さとチームプレイで乗り切る主人公たちに感情移入しやすい。
    久しぶりに買って良かった!と思える作品で楽しかった。シーズン2はあるのかな。と期待。
    アニメ化とかしそうだなー

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    2026年02月20日
  • 永遠についての証明

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    コラッツ予想という問題がある。どんな正整数も、偶数なら2で割り、奇数なら3倍して1を足す操作を繰り返せば、必ず1に到達する——ただし、それを証明した者はいまだにいない。本書はその証明をめぐる物語だ。

    圧倒的な才能を持つ高校生・瞭司は、真理に触れる瞬間の恍惚を知っている。しかしその美しさは同時に、彼がいかに孤独かを照らし出す。天才の光は、栄光だけではなく周囲との距離も生む。瞭司に引き寄せられ、翻弄される人々の群像を通じて、一つの才能が場に生じさせる磁力と波紋が丁寧に描かれる。

    数学的真理は永遠に正しく、美しく、そして冷たい。誰かのものにはなれない。そんな真理を覗きたくなる知的好奇心を刺激する

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    2026年02月19日
  • ディテクティブ・ハイ 横浜ネイバーズ(5)

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    ロンの頼れる先輩欽ちゃんの過去が垣間見えた。
    欽ちゃんがあんなにも必死になって、我を忘れる様子は珍しい。そこにもあのひとの影があるなんて。どんな決着がつくのだろう。それにしても、欽ちゃん、強すぎる。かっこいい!
    マツもヒナも前に進んでいるし、つかみどころのない弁護士清田wああ見えてラスボスってことがないよね、なんて深読みしすぎてしまうミステリ読みw
    ソフト闇金は、ドラマで次回あたり解決かな。
    地下アイドルの話はどうなるんだろう。
    こんなふうに、原作を追いながらドラマを見るのって楽しい。

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    2026年02月18日
  • 人生賭博 横浜ネイバーズ(4)

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    マツの恋の顛末、切ないね。
    ドラマで見たばかりの話だし、冒頭の彼女のモノローグで分かってはいたけれど。
    そのマツの柔術の師匠の話は、息苦しいような話だった。
    でも、必死なマツの姿が救い。
    柔術にはまったきっかけのあいつらは許しがたいな。
    小学生の蒼太くんが可愛い。IQが高いって、いいことのようでいて、あまりにも周囲と違うと辛いこともあるのか。でも、ロンたちと「友達」になれたのはよかった。
    さて、引き続き5巻へGo。

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    2026年02月17日
  • 永遠についての証明

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    「数覚」に恵まれてはいたけれど、「人並みの幸せ」にはかけ離れてしまった悲しい青年。
    岩井さんのデビュー作だそうで、人物を描いていて強さも弱さも感じられるし、嫉妬という感情も理解できる。

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    2026年02月15日
  • 真珠配列

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    ネタバレ

    最後の100ページからのどんでん返し、他の書籍なら好みでない「やられ方」なんだけど、あまりにも美しく見事にやられてからの実に湿度の高いラスト。ありそうなリアリティとこの上ない邪悪さ、実にSFミステリーであった。

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    2026年02月11日
  • あしたの肖像

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    最近読んだ「真珠配列」と打って変わって、清々しい青春小説で夢に向かって悩む主人公を応援せざるを得ない、素敵な作品でした。

    本作の主人公は自身の肖像画を描くアートスタイルの美大生。肖像画制作を通し自身の内面を見つめていた主人公は、ある日教授の推薦で、事故で亡くなった先輩の肖像画を描くことになる。その先輩は、どうして亡くなったのかを探る中で、美大生としてのあり方を見つめ直すというお話。

    本作は、①肖像画の完成、②音信不通の恋人との和解という2軸で進むのですが、その2つの主軸どちらにおいてもクリエイターゆえの葛藤が描写されます。この葛藤を経ることによって、恋人への理解と亡くなった方への理解が深ま

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    2026年02月11日
  • 真珠配列

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    「夜更けより静かな場所」を読んだ時に岩井圭也のファンになった。「熊楠」の時は特に意識はしなかったのだが。
    今作で6作目になる。バイオテクノロジーをヒトに適用するとどうなるのか? ありそうなテーマで正直あまり関心はない。面白く読んだが、守備範囲が広いなと感じたくらいで岩井圭也らしいのかどうか分からない。
    同じ時期にヒボさんが読んだ「竜血の山」の方が気になっている。

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    2026年02月09日
  • 科捜研の砦

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    ネタバレ

    「最後の鑑定人」から順に読まなければならない。
    他のシリーズでミスをしてしまったので、今シリーズはしっかりと「最後の鑑定人」から順に読んだので、前作を通じたストーリーをきちんと読み、楽しみ、悲しむことができた。「それでも化学は噓をつかない。嘘をつくのは、いつだって人間だ」までの経緯、それを聞く者が抱いた思い、前作を知っているからわかっている未来の結末。とても悲しい傑作であった。

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    2026年02月07日
  • 中華街の子どもたち 横浜ネイバーズ(6)

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    やっぱりなんだかんだで面白い。地元のお話ってのも大きい。横浜市歌の話が繰り返し出てくるのも、市民じゃないと面白くないんだろうしな。
    1〜6の完結編みたいになっている。
    ちょっとスッキリする感じがしてここまで読んできて良かったなぁと思えた。
    ロン、これから勉強するのかなぁ。楽しみ。

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    2026年02月06日
  • あしたの肖像

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    自分を知るために自画像にこだわり続ける美大三年の小滝英哉は、学内の事故で亡くなった彫刻科の樺沢の肖像画を描くというアルバイトを教授から頼まれる。
    故人を描くという難題に先ずは、彼女について知ろうと動くのだが…
    小滝には天才と呼ばれていた同級生であり、恋人の宇野ひなたの行方不明も気になっていた。
    突然、現れたリュウとは…


    芸術というものを知れば知るほど才能の有無に悩まされ、自分の存在も見失なうということを若いうちから経験する…苦しくも自分でどうにかするしかないというのはとてもしんどいことだと感じた。

    決断することの辛さや苦しさもありながら成長していく姿を見ることができたのはよかったと思う。

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    2026年02月05日
  • サバイブ!

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    働き方改革、コンプライアンス、ハラスメントとか窮屈を感じる今の社会。誰が言い出したのか知らないけど、本人たちがやりたいならやりたいだけ納得するまで働いてみたっていいじゃない。登場人物みんなキラキラしてる。いい意味で今の若者らしくない。生きるってこういうことだよね。

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    2026年02月03日
  • 完全なる白銀

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    雪山が目の前に広がるような描写にとても感動しました。読んだことのないジャンルだったのでとても面白かったです

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    2026年01月28日
  • われは熊楠

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    博物学者、南方熊楠の一代記。アメリカに留学後、イギリスの大英博物館で勤務。だが癇癪を起こして他人に殴りかかり、出禁になり帰国。
    ずっと弟の常楠の送金に頼り切った生活をし、研究機関などにも勤めず、標本を採取し、記録し、在野で研究を積み重ねる。Wikipediaによれば「生涯で『ネイチャー』誌に51本の論文が掲載されており、これは現在に至るまで単著での掲載本数の歴代最高記録となっている。」とのことで、これはすごい。

    昭和天皇も南方と同じく粘菌の研究をなさっていたため、和歌山に御幸が会った際に進講をする。

    本書の南方熊楠は頑固でヒトの言うことを聞かない。読んでいてイライラしてくるくらいである。息

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    2026年01月27日
  • 飛べない雛 横浜ネイバーズ(2)

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    ヒナちゃん、頑張った。
    それにしても、あいつは許しがたい。あらゆるところで報いを受けますように。
    ロンの母親の件も大きく動いた。まだまだ決着とは言えないけれど。
    一息ついたと思ったら、またしてもとんでもない事件の予感。

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    2026年01月26日
  • 横浜ネイバーズ

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    ドラマが面白かったので原作も。
    岩井圭也さんということで、期待を裏切らない面白さ。
    ロンくん、いい子だー。
    いやいやながらのはずが、持ち込まれたトラブルに真剣に取り組むのが好き。
    横浜に行きたくなってしまう。中華街、ちょっと憧れるな。
    マツやヒナも好き。
    ロンは、確かに、ネジが一本w
    そこが魅力だっていうのも困りものw
    ヒナちゃん、切ない。
    彼女の過去、2巻目で明らかになるかな。

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    2026年01月24日
  • 追憶の鑑定人

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    鑑定人シリーズ3作品の中で本作が一番好き。
    依頼人から依頼が来てただ鑑定するだけでなく、土門鑑定所に起こる些細な出来事があって飽きない。
    そして本作はなにより、土門さんの過去が知れて人となりがよりわかってよかった。
    大学の同級生との関わりや絆が深くてじんわりした。(猪狩先生いいキャラだった〜◎)

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    2026年01月24日
  • あしたの肖像

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    恋人の行方、肖像画のモデルの死の真相…
    真実を知ろうとすることが、自分と対話し、
    本当の自分を探すことにも重なっていく。

    その過程は作品を生み出すことと同じで、
    辛く苦しく、しかしとても崇高で、美しかった。

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    2026年01月21日
  • 夜更けより静かな場所

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    ネタバレ

    真島くんの話がいちばん刺さった。
    本当は終わりだと思ってるけど可能性をゼロにしたくなくて新しいことに踏み出せない、気持ちがすごくわかった。

    大きな起伏はないのに、さくさくどんどん読み進められた。すっごく読みやすかったし、少し見る世界が広がった。

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    2026年01月18日
  • サバイブ!

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    あまり読んだことのない小説のジャンルだったがとても面白かった。100敗しても一勝すれば良いというコメントがとても響き、有言実行のコタローがかっこいいなと思いました。

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    2026年01月16日