岩井圭也のレビュー一覧

  • 付き添うひと

    Posted by ブクログ

    今の時代大人も生きづらい世の中になっているので、子どもたちは大人以上に大変な世の中を生きていかなくてはいけない
    たまに道を踏み外すことや外しそうになることもあると思う
    その時には知識や経験がある大人が良い方向に導いてあげることが大切だ
    おぼろは彼らを救うことで自分自身の過去を見つめ少年時代のおぼろを母親から解放することができたのだろう

    0
    2025年11月22日
  • 夜更けより静かな場所

    Posted by ブクログ

    とても良い本に巡り合いました
    且つこの本の主題は本です
    深夜の読書会に参加するバラバラのメンバーを古本屋店主と本が繋ぐ
    読書の時間と自分の感性をもっと大切にしよう、もっと一冊一冊と向き合う時を大切にしようと心に誓ったのでした
    他の岩井作品も手に取ってみよう

    0
    2025年11月19日
  • 夜更けより静かな場所

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    改めて、本を読むっていいな。
    同じコンテンツを自分で感じて、それを共有して、みんなそれぞれの境遇に合わせて感想が捻れて、脚色されて。
    でもそれが作品を楽しむということですよね。
    読んで終わりじゃなくて、誰かと話したくなる。
    そこに読書の楽しさがある気がします。

    0
    2025年11月18日
  • 永遠についての証明

    Posted by ブクログ

    数学の才能をもつ旧友が遺したノートに未解決問題の証明が見つかり、当時の思い出を振り返り葛藤するお話。感情をガシガシと揺さぶられます...!
    "数覚"というシックスセンス的感覚をもった青年の生涯を反芻していく場面は、行き先が分かっているだけに読み進めるのも辛くて、孤独に堕ちていく過程はとても切なかったな。
    やるせない気持ちを、森見登美彦さんの解説で、なんとか浄化させた感もあります⭐︎笑
    という事で解説もぜひ読んでください( ᵕᴗᵕ )
    びっくりなのは、これが岩井圭也さんのデビュー作という事。岩井先生こそ天才なのでは??と思ってしまう。

    0
    2025年11月16日
  • 真珠配列

    Posted by ブクログ

    舞台は中国北京。アーロンとマリク。暗い過去(ヒトクローン)を背負った者同志がタッグを組み、国家陰謀を食い止めようと動き出す…頁を捲る手が止まらず。伏線回収のオチに唸る。岩井圭也先生の発想、筆力は秀逸。一押し。

    0
    2025年11月13日
  • 追憶の鑑定人

    Posted by ブクログ

    土門さん!楽しみにしてました!!
    非常に個性的な土門さんですが私生活や過去がベールに包まれていて謎多き人。
    これまでも過去を小出しにして焦らされてました

    そして今作でやっと大学時代の事が明かされた!
    同じゼミ仲間たち3人登場(●︎´艸`)
    その中の1人が事件に巻き込まれてしまい土門自ら鑑定をすることに…
    旧友達の懐かしい話で過去を語らせるストーリーは
    なかなか良い設定でした。
    さすが岩井圭也さん!
    この小出し感が焦ったくもあり楽しみです♪

    このシリーズはゴールなしで書けますね?
    終わらなくていいです!
    どんどん書いてください╰(*´︶`*)╯♡


    0
    2025年11月12日
  • 追憶の鑑定人

    Posted by ブクログ

    土門さんシリーズ第3弾。
    大学時代の友人達が出てきました。土門さんのゼミ仲間なのでみんな頭良さそうですが、そのなかでも一目置かれている様子と、気心知れた感じが伝わってきました。
    人間味あふれていてとてもいいですね。

    短編連作でとても読みやすいです。

    0
    2025年11月11日
  • 夜更けより静かな場所

    Posted by ブクログ

    読書という身近なテーマの物語。読書会という場に集まる六人の悩み葛藤が章毎に打ち明けられる。特にすごい悩みという訳でもなく一般的なよくあるものに感じる。
    でもそれがすごくよく分かる。

    いちばんやさしいけもの
    夢は消えても人生はまだ始まってもいない。能力ってなんだろう。それだけがその人じゃない。一部だけなんだ。

    夜更けよりも静かな場所
    生活していて遭遇するのは答えのない問いばかりだ。同じ様な悩みはよくある。考えてもしょうがないのに長時間沈んでしまうこともある。
    人生、選択となりゆきで進んで行く。やりたいことは思い通りに出来ないが、少しはすり合わせて妥協していけばマシになってくか。

    終わり方は

    0
    2025年11月10日
  • 付き添うひと

    Posted by ブクログ

    少年犯罪のその向こう側を見ると親や家庭環境が必ず顔を出す。
    「付添人」という仕事がある事を本書で初めて知ったが、本書の主人公、その過去があまりにも辛い。ただ、親は子の所有物と考える親はいるのだ。
    現実はこうもうまくいかないだろうし、もっとダーティでグレーゾーンな部分が見えてくるだろう。
    それでも自分のような子供を一人でも助ける、過去の自分を助けるために前を向く彼の姿には否応なしに胸が熱くなる。さらりとした文章で、一歩引いたところから描かれる物語はあっさりとしているが読後、忘れ難い魅力がある。

    0
    2025年11月09日
  • 夜更けより静かな場所

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    それぞれの日常にそれぞれの本や絵本、楽譜など活字を掛けた斬新な一冊だった。ラストの章は衝撃だったが、読み込みのある本だった。人生観を考える機会をくれる一冊です

    0
    2025年11月09日
  • 夜更けより静かな場所

    Posted by ブクログ

    読書家必読の一冊ではないでしょうか。

    一冊の本の中で行われる読書会の様子を想像しながら読むと、
    【本の中で本を読んでいる】
    という不思議な感覚に陥る。まずその読書体験が味わえる点ですごく面白いし楽しい本。

    連作小説形式となっていて、主要な6人の登場人物の人物像やエピソードが、それぞれの読書会の課題図書6冊に絡めて綺麗に収められている。

    一人ひとりの性格や価値観の違いを強く感じる。
    中性的な人・激しめな人・おっとりした人・冷静な人・淡白な人・不思議な人。

    そのキャラクターは読者の想像力を掻き立てるとともに、感情に揺さぶりをかけてくる。
    読書の没入感を演出するに足る素晴らしい表現と設定。

    0
    2025年11月06日
  • 追憶の鑑定人

    Posted by ブクログ

    土門シリーズ3作目。
    今回はクールな土門さんの人間味が垣間見えて、いつも以上に良かった。明かされる学生時代のエピソードも、こういう仲間に出会えて良かったねと思えるものばかりで、だれ目線かわからないけど「これからも土門さんをよろしくね」と思いながら読んだ。
    大学時代の旧友と時が流れても、こんな風にリスペクトして信じ合える関係性っていいなぁ。
    4人みんなが理系でプロフェッショナルというところも羨ましい。文系人間なので、憧れがあるのです。
    このシリーズかまだ続きますように。

    0
    2025年11月03日
  • サバイブ!

    Posted by ブクログ

    悪性リンパ腫ステージⅣの闘病から始まる本書。

    血液内科での抗癌剤治療の壮絶さを垣間見たことのある私は、抗癌剤治療に懐疑的。
    だから読み進めることが辛くて途中でやめようかと思ったものの…岩井圭也さんだからきっと読ませてくれると信じて読み進める。

    治療場面は一章まででその後は起業に話が展開しグイグイと惹き込まれた。

    広告代理店で勤務していた友人から、中小企業は大手の下請け孫請けで利益なんてほとんどないという話を聞いていたけれど、どこの業界でも悪しき構造は同じ。
    そこをどうにかするなんて誰もできないことだと思っていたけれど、コタローのような人はきっといると思うと勇気がでる。

    一度死ぬ程の思い

    0
    2025年11月01日
  • 楽園の犬

    Posted by ブクログ

    喘息を持病に持つ麻田がサイパンに渡り、海軍のスパイとして働く。彼は最後まで死を美化することなく、生きようとする。名誉の戦死、自決の美学を否定する。最終章…ひょっとして生き延びたのでは?という希望も…彼はアメリカ軍によって銃殺されていた。その事を告げに来た、ローザ・セイルズの父、フィリップ経由で手に入れた機密文書が見つかったことが原因。麻田はその事実をローザには告げていない、そういう人であった。読み応え、余韻ともになかなかの良作。性格も方法論も全く違うけど、「ライフイズビューティフルを思い出した。

    0
    2025年10月25日
  • サバイブ!

    Posted by ブクログ

    大病を克服して起業する。
    クセの強い人物が一人また一人と仲間になる。
    ひとやま超えたと思ったら新たな問題が降りかかる。
    ありがちな設定だと思った。でも読み出したら面白くて一気に読んだ。
    作中の短編映画『沙彩は、死なない』を見てみたい。

    0
    2025年10月22日
  • パパたちの肖像

    Posted by ブクログ

    読めてよかった。
    子育てに悩むパパたちの叫びが、胸にズドンときた。
    ママたちと同じくらい、パパたちもうまくできなくて泣きたくなる時があるんだ。
    泣きたいのはママもパパも一緒なんだ。

    子育ては、子どもと向き合うのと同時に、夫婦がお互いに向き合わないといけないチームプレーが必要なんだと、思い知らされた。

    特に「俺の乳首からおっぱいは出ない」と「髪を結ぶ」は、泣ける。
    乳児期に感じる焦りと、親としての自信喪失がこれでもかというくらいリアルに描かれていて、当時の記憶が蘇って、本当に泣いた。

    パパにはもちろんおすすめしたいが、ママにこそ読んでほしいと思う。
    パパの気持ちがわかれば、パパに対しても優

    0
    2025年10月21日
  • 夜更けより静かな場所

    Posted by ブクログ

    〈深海〉という名の古書店で開催される深夜の読書会。そこで出会う1冊の本を通して、登場人物たちが自分の生き方を見つめ直していく。それは小さな一歩かもしれない。けれど“自分で決める”というのは大きな覚悟が必要で、だからこそ決別できたり後悔したり、前を向くことができる。
    心に寄り添っている大切な本がわたしにもある。これからも読書をする中で、そんな本たちとの出会いがあると思うと楽しみだ。

    読書会というものにわたしは参加したことがないけれど、“共感だけが読書の感想じゃない”というのが良かった。物語の登場人物に共感ができなくたって、その物語がおもしろいということはあるし、感想は読む人の数だけあっていいん

    0
    2025年10月19日
  • 永遠についての証明

    Posted by ブクログ

    数学の本だー!!
    って安易な気持ちで読んだら
    涙が止まらなくなった。

    色んなことがすれ違ったり、かけ違っていって、もどかしさもあるんだけど、
    真理って何だろうなって感じたし、
    なんというか、
    すごい人生を見た

    セオリーの語源とか
    数覚という素敵な言葉にも出会えた。

    0
    2025年10月13日
  • 追憶の鑑定人

    Posted by ブクログ

    『土門鑑定所』所長の土門誠と、強烈に不味いハーブ水を依頼人に飲ませようとする助手の高倉柊子が、事件解決に奔走する全4篇収録。苦労人の土門だからこそ、ひとの痛みが分かるのだろう。不器用な土門誠である。人間模様や科学捜査の過程を、無駄なく丁寧に活写。早くも続編に期待。

    0
    2025年10月13日
  • サバイブ!

    Posted by ブクログ

    ー 資金なし、経験なし、計画性なし。
    あるのは志とビジョンだけ。
    ・・・てさ。

    がんサバイバーの起業というテーマは、それだけでも困難に満ちており、読むのが辛いと感じる方も多いのではないか。

    作中では、主人公であるサバイバーたちに、作者が容赦なく難題を突きつける。状況はなかなか好転せず、読者を不安にさせる展開が続く。

    しかし、主人公たちサバイバーズは少しずつ前進していく。このわずかな前進が、実は大きな意味を持つ。そして、何事も諦めないことこそが、最も重要な推進力なのだと学ばされる。

    希望を見失わない彼らの強さは美しく、読者の心の奥深くに響き渡る。

    この小説を読んで、元気になりましょう!

    0
    2025年10月12日