岩井圭也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
6編が収められたダークな短編集
*海の子
*僕はエスパーじゃない
*捏造カンパニー
*極楽
*蟻の牙
*堕ちる
短編なのをすっかり忘れて読み始めた
第一話「海の子」
告別式を終えた日の夕方、
妻を病で亡くした佐々木は、二十歳の息子・海太と仏壇の前にいる場面から始まる。
私は一瞬で物語に引き込まれ、ドキドキしながら50頁ほど一気に読み進めた。
えっ?終わり?
まだ続くよね?
突然、闇の中に放り出された気分。
第二話「僕はエスパーじゃない」
あれ?
さっきと違う話?
今度は、幼い息子を持つ夫婦の話だ。
私はここでようやく短編集なんだと思い出す。
これまたラストで闇の中に置き去りにされた -
Posted by ブクログ
医学分野での研究不正疑惑を暴くというあらすじに飛びついた感じで手にしたものの、私の予想とはかけ離れた着地点で驚き!
本のテーマから、STAP細胞とその研究者をイメージした人が多いようだけれど、私はまた別の研究者のイメージだった。(誰とはいわないけど)
近年の様々な社会現象から医学研究そのものが、科学ではないな…と感じている私にとって、論文というものはやはりあてにならないシロモノだなと実感してしまった。
論文にさえしてしまえば、再現可能かどうかも問われないなんてなんでもありじゃないかと思う。
岩井圭也さんがそのあたりを見事に暴いてくれたのはさすが!
嘉山教授も三田も真実を追究したり証明す -
Posted by ブクログ
「スタップ細胞はあります!」っていう台詞を日常生活で良く言うけど(あります!って訴えたいときとか)ま、この本読んでいても思い出しました。"風車と巨人"はドン・キホーテの有名な場面から引用されていますが、このシーンや引用で部分知ってるだけで実は読んでないじゃんって焦ったのは、私だけじゃないと信じたい。
キャリアを積んで報道系の映像作る会社でディレクターになった三田は、有名な番組の作品として、老化を止め癌治療にも革命を起こしそうな『不老因子』を発見した嘉山教授の取材をする許可が出た。しかし、取材を進めると彼の論文や研究に不穏な影を感じ、それは調べても調べても払拭できない。しかし