岩井圭也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
岩井圭也さんの新作です
ザバイブも、土門の新作も
なかなか借りられそうにない、、、
と思っていたら入荷ホヤホヤで本書が並んでおりました(o^^o)
これは借りるしかない!!!
何も知らずに読み始めると
どうやら中国が舞台のよう。
カタカナ苦手族なんだが、、、
と思いつつ読み進めました
聞き慣れない言葉や文化はありつつも
問題なく読めました(´∀`)
誰が誰かわかりやすくて
岩井さんうまいな、、、、
そして舞台が中国であることで
違和感が最小限になっているなと。
リアリティが増していて
またまたうまいなと思いました
どんな話かって??
遺伝子の話 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読書の話 だったので興味深く。
自分が読んで面白かった、と思った本を人にすすめるのって少しドキドキする。
私が感じた面白さをわかってもらえるか、面白いと思ってもらえるか。
これって、なかなか深いんじゃないかなと思う。
読書会というものに、すごく興味が出てネットで調べてみたけど なんだかあまり良い検索結果が出なかった。
誰かと感想を語り合うって確かに楽しいだろうなと思う。ぁーそういう捉え方もあるんだなと気付けたり、そこに響くんだと その人の感性に触れたり。
評価がまったく違う人とは、一緒に居ても色んな感覚が合わないものなんだろうか。
そういった事も知ってみたい。
あと、自分では決して選ばないで -
Posted by ブクログ
「三人殺せば死刑になる」と無差別に通行人を刺した深瀬。
フリーの記者・安田は週刊誌から依頼を受け、その事件を追う。深瀬の同級生や担任、元恋人の取材を通じて次第に明らかになる過去。
他の媒体が深瀬を残虐な犯人と報じる中、元同僚は彼の印象が悪人とは違ったと語る。会社の不正を許せず上司に詰め寄った過去があり、周囲との衝突があったという。報道に違和感を抱いた元同級生もまた、深瀬の正義感めいた人間性や、父の借金で東大進学を諦めざるを得なかった過去を語る。
タイトルの「汽水域」とは淡水と海水の混ざる境界域を指す。我々もまた、ある種の汽水域に漂っているのではないか。自分が「正しい」と信じることが必ずしも -
Posted by ブクログ
400ページ超えの大作だけれど、面白くて一気に読み終わってしまった!
昔TBSでやっていた、
ベンチャー企業をおこす若者たちについてのドラマ「ユニコーンに乗って」に
「半沢直樹」に出てくるような敵役を出している感じの作品。
ただ、主人公を末期がんのステージ4サバイバーにしたことで、
主人公の、仕事、ひいては生きることへの熱量が圧倒的でぐんぐん引き込まれた。
何もやりたいことがないけどただ起業したい、と思っていた学生が、
がんに打ち勝った経験から、
どんどん仲間を増やし、メンターに会い、でも次々に困難が降りかかって、、
まったく飽きずに読み進められた。
仕事へのやる気が湧いてくるような作品。