岩井圭也のレビュー一覧

  • あしたの肖像

    Posted by ブクログ

    芸術家は自分とは対極にいるような人達というイメージがある。
    努力だけでも、才能だけでもダメ。周りが評価してくれても自分が納得できなければダメ。そして、その自分自身が納得できるものが何なのかさえもわからない。正解のわからないこの世界は本当に厳しい。
    この本の芸術を志す若者たちのタイプはバラバラ。
    でも、それぞれの苦悩が伝わってきて、「わー、やっぱり大変だわ!」となった。
    芸術家だからなのか、行動も自分の常識とは違っていて、なんとなく突拍子もない感じがしたけれど、違う世界に足を踏み入れた気分になった。
    「絵は本人よりも本人を表している」という言葉があったけど、芸術作品ってそういうものかもしれないな

    0
    2026年03月24日
  • 科捜研の砦

    Posted by ブクログ

    最後の鑑定人の前日譚で連作短編の構成。土門が科捜研に所属していた頃のストーリーでとても興味深く読めた。素っ気ないけど芯があって土門に魅力を感じるのもわかる。いつの間にか結婚してそういうとこは詳しくは出てこないけど、最後のストーリーも良かった。

    0
    2026年03月23日
  • 横浜ネイバーズ

    Posted by ブクログ

    少年探偵団を彷彿とさせる登場人物が良き
    とにかく中華街に住む住民たちがみんな
    面白くて優しくて厳しいながらも愛でロンくんを
    みんな大事にしていてこの街のみんなが一巻で
    大好きになりました。

    ロンくん マツ 鉄ちゃん 凪ちゃん ヒナ
    この辺が協力して謎解きしてくのが面白い。
    ドラえもんとかコナンの幼馴染系大好きな人なら
    みんなハマりそう!!

    ベアードマンの亡霊 1番好きな話だった。
    キドさん…幸せになって欲しい。
    凪ちゃん登場回の墜落少女も良かったなぁ
    「生きたいように生きればいい」この言葉が残る
    もっと早く思い出してたらこの言葉を。

    そしてタイトルのネイバーズの意味まで
    最後に回収してく

    0
    2026年03月22日
  • あしたの肖像

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    芸大で油画を専攻する小滝と、突然行方不明になった彼女のひなたとの関係、そして小滝が肖像画を制作することになった故人、樺沢ほのかの死の真相、この2つを軸に展開されるちょぴっとSF(?)要素も含む物語

    自分を知るために自画像を書き続けていた小滝ですが、ひなたの失踪を引き金にして自分自身の中にあった劣等感や虚栄心、ひなたへの少し歪んだ羨望にも気づいていきます。

    恋人の失踪の真相に近づくにつれて、そういった自分の情けない部分にも容赦なく向き合う羽目になり、葛藤を抱えきれずに勢いのまま線路に飛び込もうとするのですが、、、。

    とある人物のおかげで命拾いし、ほのかの死の真相にも納得のいく答えが見つかり

    0
    2026年03月20日
  • 竜血の一族

    Posted by ブクログ

    榊葉太郎氏 面談記録
    赤い岩(フレシラ)/水飲みたち/不死身の鉱夫/冷たい山/ある母子(おやこ)/人間の血/湖底/飛ばない鳥/きらめく水のほとり

    本の題名はファンタジーを思わせるのに
    語られるのは人間だった

    特別な個性を持つ者の自尊心
    他人から受けるのは、妬み嫉みに誹謗中傷
    水銀鉱山で働くのは偶然か必然か


    かすかな記憶しか無いのに
    水銀で思い出したのは 水俣

    0
    2026年03月19日
  • サバイブ!

    Posted by ブクログ

    岩井さんの本は他も良かったので期待していましたが、期待以上に面白かった。色んな壁を仲間と乗り越えながら前に進む姿に応援したくなりました。

    0
    2026年03月17日
  • 永遠についての証明

    Posted by ブクログ

    天才的な数学の才能をもつ瞭司は、自然界の美しさを数学で表したいと強く願うが、不器用さ故に孤独を深めていく。彼の姿が痛々しく聞いていてツラかった。彼に見えている世界は、美しい。どこかで何かが違っていれば、と思ってしまう。

    0
    2026年03月14日
  • ディテクティブ・ハイ 横浜ネイバーズ(5)

    Posted by ブクログ

    今(2026年冬)に放送されてる連ドラのSeason2がこの巻の最後の話から始まってる。解決してないので次の最終巻を早く読みたくなった。しかし、現代は闇が多い・・・

    0
    2026年03月13日
  • あしたの肖像

    Posted by ブクログ

    ほんと岩井圭也さんのバリエーションの多さ。

    才能があるがゆえのしんどさ。人よりちょっと才能がある。でもそれからは何の保証もない。別の道を歩む人、描き続ける人。

    0
    2026年03月08日
  • あしたの肖像

    Posted by ブクログ

    才能があるがゆえの悩みは計り知れない。3人の若者の不安や葛藤、嫉妬や焦りがひしひしと伝わってきた。もっと違う選択をしてほしかったと思う場面もあったが、最後まで引き込まれた。

    0
    2026年03月07日
  • サバイブ!

    Posted by ブクログ

    癌患者からベンチャー起業の社長へ。仲間が集まってくるのが好きだな。諦めないから足掻いてなんとかなる。

    0
    2026年03月05日
  • 夜更けより静かな場所

    Posted by ブクログ

    物語に引き込まれ
    あっという間に読んでしまった

     
    ある古本屋に関わる人たちの
    深夜0時から始まる読書会
     
     
    読書会の本

    0
    2026年03月04日
  • 汽水域

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まずはタイトル、良かったですね!物語の途中でちゃんと意味が出てきますが、途中でも最後まで読んでみても、とっても秀逸なタイトルだったな、と思えました。

    主人公がなんでこんなにも仕事(記者)に費やしてしまうんだ!と最初はやっぱり奥さんと同じようなことを思ってしまいましたが、最後はもうここまで来たら立派なもんだ、やり通せ!と応援したくなりました。
    お子ちゃんを殺されたお父さんの所は本当にキツかったし、犯人の殺しの理由を知っても、一つも同情の余地は生まれなかった。いつもこの手の話しを聞いたり耳にすると、周りに迷惑かけずに一人で〇ねよ!と思っていますので、許してくださいm(_ _)m
    文章としては読み

    0
    2026年03月03日
  • 夜更けより静かな場所

    Posted by ブクログ

    深海という古本屋の店長とその姪っ子、バイトさん、常連さん2人、姪っ子の大学の同級生6人で開催する深夜の読書会の話。各章で、この6人が各々主人公として書かれ、その人が選んだ本が読書会での本となっている。

    0
    2026年03月02日
  • プリズン・ドクター

    Posted by ブクログ

    最近、医療刑務所で働くお医者さんの小説を立て続けに読む機会があり、こちらも、その流れで知りました。奨学金返還免除を目的で、刑務所医務官として働く主人公。
    ミステリー、刑務官としてのドキュメンタリー、恋愛、介護問題ともりだくさんで楽しめました。
    いや、友達は大事にしないといけないですねぇ。

    0
    2026年02月27日
  • 真珠配列

    Posted by ブクログ

    近未来SFディストピアミステリー、ということで読んでみました。映像化も相次ぐ絶好調の岩井さん。こんな世界観も書くんだ、と振り幅の広さに脱帽。舞台となる国の恐ろしさ、クローンの是非、アーロンとマリクの関係…そしてラストはこう来たか、と。謎解きみもあってすいすい読めたけど、ぞっとするようなラストでしたね…。

    0
    2026年02月26日
  • 人生賭博 横浜ネイバーズ(4)

    Posted by ブクログ

    このシリーズの世界に慣れてきた。今(2026年冬)にフジテレビ系で放送されてる連ドラの最近見た回の原作になった話も含まれていた。しかし、本当に現代の問題をうまく写している

    0
    2026年02月24日
  • 永遠についての証明

    Posted by ブクログ

    生まれつき文系の自分には数学のことは何一つさっぱりわからなかったけどとても読みやすい天才数学者の哀しい物語だった。天才と秀才と凡人。天才に対する秀才の面々の思い、結局はついていけずに天才を死に追いやってしまうことになる友人や指導者の言動や気持ち、凡人の私にもなんとなくわかるなぁ。主人公の天才、暸司がもう痛々しくて見てられない。悲劇的最期を遂げた天才数学者がいるって話は聞いたことがある。恐ろしいほどの天賦の才能を持って生まれたが故に数学に取り憑かれる悲劇。天才ゆえの孤独、社会とも上手く関われず食い扶持も稼げずに荒れた生活の中で全人生をかけて取り組むその証明がいつ終わるかの見通しも立たず死ぬまでに

    0
    2026年02月24日
  • 夜更けより静かな場所

    Posted by ブクログ

    何かしら問題を抱えた6人が、深夜0時に古本屋に集い、一冊の本について語り合う「読書会」を開き、各々の問題に向き合って決断する話。

    教官と不倫する女子大生、イップスで球投げれなくなった野球部員、毎日の生活に不安を抱えながら好きな仕事を続ける司書、親と決別したグラフィックデザイナー、演奏する事をやめたバイオリニスト。そして成り行きで店を引き継ぐ事になった読書家の古本屋店主。
    皆それぞれに感銘を受けた本を持ち寄り、その感銘を共有したいと、読書会に臨みますが、他の参加者が自分とは同じ感想をなかなか持ってくれない所が、良かったです。
    自分の感想を時には否定されたり、自身では全く気づかなかった視点からの

    0
    2026年02月22日
  • 夜更けより静かな場所

    Posted by ブクログ

    真夜中の古書店“深海”で開かれる読書会に集う六人の男女。それぞれが課題図書をあげて語り合う。海外長編小説、絵本や詩もあり…。
    当然それぞれの感想は違って、共感されず驚いたり、それでも作品が好きって思いは変わらなかったり。

    0
    2026年02月21日