岩井圭也のレビュー一覧
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岩井圭也さんらしい…
遺伝子操作、ウイグル問題といった日本人が無関心な問題を真正面から扱っている。
しかも、設定は2029年という近未来。
中国が舞台であることで聴き慣れない名称ばかりが続き、日本人にはまるで他人事のように感じるストーリー。
そして、近未来すぎて現実味がない故に陰謀論のようだと感じさせる。
でも、どこかの国で似たような研究が実際に行われている可能性はあると思う。
遺伝子操作もウイグル人問題も、真相はわからないことだらけだけれど、こんなディストピアな世界は近づいているはず。
そうだとして、これからどう生きて行こうかと考えさせられる。
遺伝子操作やクローン技術で生まれた人 -
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あなたは本当にやりたいことを忘れていませんか? 「青春」を真正面から描き切った力作 #あしたの肖像
■あらすじ
美大生の小滝は、いつも自画像を描いていた。彼のもとに教授からある人物の似顔絵を描いてほしいと相談される。その人物は同大学の学生樺沢穂香、彼女は既に事故で亡くなっており、両親から依頼を受けたものだった。
小滝は人物像を描くために穂香の関係者に聞き込みをするも判然としない、また穂香の死因にも疑問が残る。さらに小滝には同級生の恋人がいたが、音信不通になっており…
■きっと読みたくなるレビュー
「青春」を真正面から書き切った力作ですね。
岩井圭也先生の作品は何冊は拝読してますが、パワ -
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岩井ファンの1Qさんはすぐに気づいちゃいました!
本作『あしたの肖像』の主人公・美大生の小滝英哉は彼にそっくりだと
彼って誰って…?
それは、「彼に鑑定できない証拠物なら、他の誰にも鑑定できない」と言わしめた男・土門誠だ
なぜなら土門さんのトレードマークといえば、ベージュのジャケットとパンツですよね
これはもう周知の事実です
で、小滝英哉も土門さんに負けじと紺色のセットアップを愛用している
夏場は毎日これを着て、洋服には興味がない、着るものに頭を悩ませる時間がもったいないという考え方も土門さんにそっくり
しかーし、小滝くん、君はまだまだ土門さんには及ばないよ!
だって君は紺 -
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ぼくを救うのは肖像画だけ。
君の姿を描かせてほしい。
『永遠についての証明』の著者があらたに描く、
いとおしくて魂が震える、青春小説のニュー・ヴィンテージ。』
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自画像にこだわり続ける美大三年の小滝。
ある日学内の事故で亡くなった樺沢穂花の肖像画の制作依頼を受ける。
彼女を知るために周囲の人間から話を聞き、事故について調べて始める…。
そんな小滝は、恋人の宇野ひなたが行方不明になっており…。
美術に対する拘り、プライド、祈り、嫉妬。
そして複数の謎。
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古書店でおこなわれる読書会に参加する男女6人の様々な人生の後悔を一冊の本とともに短編集
いいなぁ読書会
一冊の本の意見交換ができる会なんて最高
レビュー見ても人それぞれ受け取り方が違うからね
なかでも、いちばんやさしいけものがよかった
野球しかしてこなかった青年が野球ができなくなり、モヤモヤした日々を逃げて気づかんように過ごして、一冊の絵本に出会い、一歩踏み出す同じ道進むんではなくて、きっぱり諦めたのがよかった
実は私も野球やってて、イップスなった経験があり、悔しい気持ちが思い出され泣けた
本はいつまでも死なない
ページを開いた瞬間に生き返る
遠藤さんは本の中で永遠に生き続けることでし -
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美大の三年生小滝英哉。自画像にこだわり続ける彼が教授に頼まれたアルバイトは、学内の事故で亡くなった彫刻科四年生・樺沢穂香の肖像画を描くことだった。彼女の死の真相を探る過程で否応なく直面する自らの才能と生きる意味。天才と呼ばれる恋人・ひなたの突然の失踪。天才の苦悩と、傍で才能に焦がれる者が抱く焦燥と敗北感。小滝が行きついたその先の生き方とは。
読んでいてずっと「永遠についての証明」の世界を思い出していた。
数学と芸術という違うフィールドではあるけれど、天才とそうでないものの間にある圧倒的な差と、持つ者の苦悩と、持たざる者の焦燥。
「永遠に〜」は天才の精神的な脆弱性とその側で天才への昏い嫉妬を -
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古書店〈深海〉に集まった人々の人生が、読書会を通じて交わっていく、ちょっと考えさせられるような、心が温まるような、躊躇う人に踏み出す勇気を与えて背中を押してくれるような、そんなお話でした。
読書会、っていうのはSNSでも実際見かけるし、参加してみたい気持ちも無くはないけどなかなか敷居が高い。ただ、この〈深海〉で開催されるような読書会だったらとても素敵な会だと思う。
「おもしろかった、なんとなくわかる、というのも立派な感想です」「登場人物への共感は必要でしょうか?」...遠藤さんはどこまでも優しく導いてくれてるみたい。
読書の感想にも人生にも「正しい答え」は無い。
あれ?
これってとんで