無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
--------------------------
殺人犯の息子
vs被害者の息子
剣道を介して出会ってしまった岳と和馬。
ラスト2ページで必ず涙する、罪と赦しの物語!!
-------------------------
岩井さん4作品目です。
突き抜けた落差が激しい(心が揺れる)のは「文身」が一番でしたが、私は本書も好きでした。
被害者と加害者の家族。
どうしたって切れない縁。
だけど、「その日」を境に決定的になる。
それを著者は本書のなかで、
自分に名札が付く日と表現していました。
たらればが溢れて、
当人たちの気持ちなんて関係なく、
周囲は騒ぎたて、
嫌な目で見たり、誹謗中傷したり、
怖がって近寄らない人も。
だけど、
家族は家族、
自分は自分で。
死ぬまで囚われ続けるのか。
どうしようもない父に暴力を振るわれ、
家庭をめちゃくちゃに破壊された岳。
立てこもり事件に駆け付けた機動隊として、
殉職した父を持つ和馬。
和馬の父を殺したのは、岳の父。
人の気持ちや感情は、
正論では片づけられない。
何とも言えない気持ちでしたが、
読後は良かったです。
お互いずれてたフォーカスが合った瞬間、
二人の青年の未来が見えたような気がしました。
Posted by ブクログ
主人公の2人やそれを取り巻く大人たち、従姉妹、周囲の人を含めて変な人しかおらず納得できない小説でした。どうして親が殺人犯ということでそこまで卑屈にならなければならないのでしょう。血の繋がりがあるのだから容貌や気質など似たところはあるでしょうが人格は別。さっさと知る人のいない東京にでも行って堂々と次の人生を歩むべきです。また、被害者が犯人の家族を憎む気持ちは分かりますがその考え方が明らかに行き過ぎ。当時小学生の犯人の子供に親の犯行の謝罪を求める権利などありません。だけど柴田は違います。年齢がいけば別ですが、子供の犯した罪は親も共同で責任を感じる必要はあるでしょう。もっともそれにも限度はあると思いますが。試合後の行動も理解し難く、エピローグも一番大きな伏線の回収を最後に持ってきたのでしょうが私にはわざとらしく思いました。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。