岩井圭也のレビュー一覧
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読めば読むほど面白くなっていく『横浜ネイバーズ』シリーズ第五弾!
私、気づいちゃいました!
もしかしたら、このシリーズは人と人との繋がりを大切にしているのかもしれない
いや、きっとそうだ
間違いない!
ロンをはじめとする等身大のヒーローたちが困った人の手助けをし事件を解決していく
で、助けてもらった人が今度はロンたちの力となり事件解決のための手助けをする
もー、これは絶対人と人との繋がり「縁」を大切にしていること間違いない!
って言うかシリーズ五作目にして今頃気づいたのかよ( ゚д゚ )クワッ!!
(もっと早く気づけよなって)
さあ、次の第六弾でファーストシーズンは完結みたい -
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ネタバレ
なんとなくトーンが暗いこともあり、序盤はなかなか読み進めることが出来なかったけれど、中盤くらいから物語の熱量が徐々に上がり文字をたどるスピードも増してきた。
私もよい妻であり、よいお母さんであることを演じる毎日だ。
人は大なり小なり皆『いい人』を演じようとしているのではないか。
そんな風に感じて、茉莉子が破滅へと進んでいく道に共感してしまった。
また、人から見られたり他人と関わることから逃れるために死を選択する茉莉子の気持ちもなんとなくわかってしまう。
人は何かの役割から逃れたくなる時は必ずあると思うし、それさえもうまくいかなくて苦しい時が必ずあるのではないか。
なかなか深くて、心の -
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岩井圭也さん作品を読むのは4作品目
今回はミステリーサスペンスの趣きだった。
『この夜が明ければ』
先ず目次頁の演出にドキッとする。
読後改めてデザインにも注目してみると、種明かしになっていることに気付く。
未読の方は、是非注目してみて欲しい。
物語は北海道の港町で季節バイトに参加した男女7名に巻き起こる、ある一夜の出来事が舞台。
年齢も経歴も様々で、偶然に出会った男女が、
期間限定で共に働き、寝食も共にする。
見知らぬ土地での開放感あり、
かすかな恋の予感あり、
な〜んて淡いムードは、
バイト仲間の一人の遺体が見つかったことで一変!
それぞれの知られざる顔が徐々に明らかになり・・・
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ちょっとずつ読み進めている岩井さん
気づけば11冊目です
今回は刑務所のドクターの話
刑務所にも医者がいるんですよね
主人公の史郎は奨学金免除のため刑務所で働いています。
普通の病院とは勝手が違い、使える薬や予算には制限があります
また患者はもちろん受刑者で、薬を得るために詐病は日常茶飯事
自分はここにいるべきではないという思いもある中、向き合うべきは病だという思いで患者と接していきます。
医療ミステリの連作短編となっております。
普段想像していなかった仕事だったのもあり興味深く読めました。
刑務所での病との向き合い方が新鮮でした
少しずつ熱くなっていく史郎が結構よかっ -
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岩井圭也さん応援書店で購入した作品。
「夜更けより静かな場所」の巻末に掲載されていて、読みたくなり手に取った。
奨学金免除のため、しぶしぶ矯正医官になった是永史郎が、受刑者たちの病の奥にある”罪”に迫る医療ミステリ。
刑務所内での医療について、全然知らなかったことを知れて勉強になったし、興味深かった。
診断の前に詐病かどうかの判断が必要だなんて…矯正医官って大変な仕事だな。
もちろん刑務官たちも。
本書にはいろんな受刑者が登場するが、私は第1章に登場する受刑者がとても印象的だった。
病が罪を犯させる。
私も持病の発症タイミングによっては、彼のような人生を歩んでいたかもしれない。
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等身大の登場人物が活躍する『横浜ネイバーズシリーズ』第三弾!
百万回の「愛してる」なんかよりも
ずっとずっと大切にするものがある
俺は何も言わずに抱きしめるから
おまえは俺の腕の中で幸せな女になれ〜♪
えーっと、もうこのくだりはいりませんか
あっ、そーですか
前回は『等身大のラブソング』のレビューを書いてしまったため、二巻の内容がさっぱりでしたね┐(´д`)┌ヤレヤレ
二巻ではヒナの辛い過去の出来事がわかるという巻でしたが、今回の三巻では凪の辛い過去がわかってしまいます
けど、いいなぁ〜
ヒナも凪もいいなぁ〜
こんなに辛い過去があって悩まされていても、必死になって助けてくれる仲 -
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等身大の登場人物に大きな共感を感じる『横浜ネイバーズシリーズ』第二弾!
本の内容とは全然関係ないですけど、等身大と聞くとこの曲が頭に流れます♪
百万回の「愛してる」なんかよりも
ずっとずっと大切にするものがある
俺は何も言わずに抱きしめるから
おまえは俺の腕の中で幸せな女になれ〜♪
(中略)
とっておきの言葉を 熱く甘い言葉を
日常の真ん中で 口に出来ないんだよ
だからせめてこうして できるだけ等身大で
いつもの喋り言葉で伝えたかったんだよ〜♪
ってドライブ中に奥様(当時はまだ結婚前)に歌ってると、
「ちっ!もー、うるさいから黙ってて。歌が聞こえない!」
って何度もキレ -
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ネタバレ人生の中での演技、擬態がテーマの作品。
幕間にて異なる人が異なる死因の考察を語り、それを亡くなった「遠野茉莉子」本人が、なんなら劇評家のようにコメントしながら見ているという構図で進んでいく物語。私たち読者は物語に没入しつつも幕間の度に俯瞰に引き戻されるのが不思議な感覚で面白かった。
遠野茉莉子と言う人間は天才的な異端の俳優のように見えるけど、城や神山の前では人間らしい一面が見えたのもおもしろい。逆に名倉の前の遠野茉莉子はずっと「俳優」で掴みどころがないように見えた。とはいえ私が「人間らしい」と感じた面すらも演技なのかもしれないとも考えてしまう。
私たちだって多かれ少なかれ、生きていて演技 -
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戦前の日本統治下のサイパン
そこにスパイとして派遣された麻田が
様々な苦労を重ねながら
事件を解決していく前半。
麻田は喘息持ちで体に不安を抱えながら
家族を養うために必死に手探りで
そして大勢に流されることなく
家族にも息子にも恥じないよう節度を持って
防諜業務を遂行する様は
本当に素晴らしいなと思う。
しかし事件自体が小さいものなので
なんとなく物足りない、解決してもスカッとしないので、ちと期待ハズレだったかと思ったが。
後半、いよいよ米国と開戦してから
怒涛の展開。
ハラハラの逃走、何がなんでも生き抜く決意
そして終章での息子への手紙。
帰りたくても帰れなかった人も
待っていたのに -
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オタクな人に興味がある。訳のわからないワクワクに惹きつけられるから…この本をそんなつもりで読み始めた。しかし熊楠は自分の中の鬨の声を黙らせる為に採集や研究に集中していたのだ。天を焦がすような知識欲。「我は、この世のすべてを知り尽くしたい」
それがやがて自信を失い、何のためにこんな所にいるのかと言う問いが自らに襲いかかってくる。
何とも激しく紙一重の人生。
NHKの「らんまん」の牧野が手に取った熊楠の標本や描画を思い出した。熊楠もドラマ化して欲しい。
表紙は子守楠神社の大楠。アングルがいい。
楠の木が熊楠の知識欲のように天まで突き抜けている。
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Posted by ブクログ
「われは熊楠」は岩井圭也が描く異才・南方熊楠の生涯をたどる一冊だ。自然への畏敬、知への渇望。少年はやがて世界を旅し学問と信仰の狭間で葛藤しながらも己の道を突き進む。
混沌とした時代、常識に屈せず突き抜ける熊楠の姿は現代に生きる我々にも示唆を与える。学びとは何か、信じるとは何か。問い続けた人生こそ豊かな実りをもたらす。
一見奇人変人のようでいてその根底には人と自然をつなぐ深いまなざしがあった。調和と闘いのはざまで見出された真理は今もなお輝きを放つ。
異端は時代を動かす光にもなる。熊楠の生きざまに触れ「我もまた、我なり」と思う読後感が胸に残った。