岩井圭也のレビュー一覧

  • 最後の鑑定人

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    鑑定人シリーズの第一作。そういえば読んでなかった。
    何か事件が起きて、その犯人を追い詰めるためとか動機を探るとか事件の突破口としてなんらかのトリッキーな鑑定を土門誠が行う流れ。
    一編が割とサラッとして読みやすい。鑑定の専門的なところは語り手である人物が基本的にわからないという体なので小難しいところはなし。そして寡黙で無愛想な土門の過去が話の核になっていくというのはこの後のシリーズでも受け継がれていくわけで。
    そんな読みやすい反面、トリックとかはあっさりなのでミステリとしてはちょっと物足りなく感じるかな。あくまでもミステリ風味のお仕事小説であり土門の過去話というかキャラクターを楽しむ一冊と割り切

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    2026年02月08日
  • 横浜ネイバーズ

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    とにかく主人公はいいやつ。
    エンタメとしては王道で読みやすい。
    相棒の強い人が活躍するアクションシーンを続編で楽しみにしてます!

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    2026年02月08日
  • 真珠配列

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    岩井圭也さんの作品かつSF設定が面白そうということで本作を手に取りました。帯コメでディストピア感を謳っているほど、絶望感はないが何とも言われる結末だったかなと思いました。

    本作はバイオテクノロジーが進歩した中国でのお話。癌の進行が不審なほど急激に進行し、立て続けに4名の方がなくなる。そのことに不信感を抱いた警察官である主人公が捜査に乗り出すというお話。

    バイオテクノロジーの研究をお仕事としているので、設定は割とすんなり入ってきましたが、馴染みのない方からすると、塩基配列とかクリスパーキャスとか難しいのかなと。ただ、現実でもバイオテクノロジーの進歩により新たな社会問題が生まれているのでSF設

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    2026年02月08日
  • いつも駅からだった

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    気軽にサクッと読めた。なぞなぞは得意じゃないけど何回かページ巻き戻しながら読んだ。短編やけど最後の話に全部繋がってるのが良かった。府中編と最後の聖蹟桜ヶ丘編が良かった。

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    2026年02月07日
  • 追憶の鑑定人

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    民間科学鑑定人・土門誠シリーズ第三作。

    これまで科学鑑定人としてはスペシャリストだが、取っつきにくい彼の姿が描かれてきたが、この作品ではその能面のような表情の裏に人間らしさが見えてくるようになった。

    大学時代の同期である、猪狩愛(大学教授)、鳥飼(気象サービス会社代表)、窪(麻薬取締官)三人との絆が主に描かれていて、シリーズとしては異色な気がするが土門の新たな魅力を引き出すための展開だったのだろう。
    これまでの二作品だと土門は生きづらそうだなと感じていたので、助手の高倉以外にも土門を理解し寄り添えている人がいて良かったと思う。

    さらにこれまで科学以外は信じないと言っていた土門が、人を信じ

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    2026年02月07日
  • 凪の海 横浜ネイバーズ(3)

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    相変わらず現代らしい犯罪を扱った連作。ただ、2巻目よりちょっとマシな印象を受けた。この雰囲気に慣れて来たかしら? しかし、我々がこの主人公たちの年頃だった時代より、世の中悪くなってるよなあって感じるわ・・・ 頑張れ、若者!

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    2026年02月05日
  • 永遠についての証明

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     オーディブルで聴いたが、とてもいい小説だった。数学に虜になった人たちが数学上の難問に取り組んでいることを描いているのだが、その難問を解くことができそうだという発想とそれを解いたことを証明する論文の間には大きな壁があるのだろう。数百年間も解けなかった難問を解いてみせたことの栄光と現実の厳しさや惨めさと結局はそこから離れていく人たちの姿がよく描けていると思う。

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    2026年02月01日
  • 人生賭博 横浜ネイバーズ(4)

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    ネタバレ

    人間の心情描写は甘いけど、近年の話題や事件、詐欺にはちょっと詳しくなれそうな広く浅くの触れ方をしている。でも結局ロンとヒナくっつくエンドじゃん〜ドラマもそこ目的なのかよ〜くそ〜

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    2026年02月01日
  • 横浜ネイバーズ

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    ドラマ化されるとのことで。令和版池袋ウエストゲートパークとのことで、横浜中華街のトラブルシューターであるロンがさまざまなトラブルを解決していく。失踪した母親との因縁の解決がベースにある。

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    2026年01月29日
  • 夜更けより静かな場所

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    全6部構成。古書店「深海」では真夜中の0時に読書会が催される。深夜の読書会に集った6名が、順に課題図書を選び、その章の語り部となる構成。

    若い2人が語り部となる1章、2章はなんだかぎこちなかったけれども、3章あたりから熱量がぐんと上がります。

    最終章が読書会主催者の遠藤店主の回になることは予想してたけれど、ちょっとしたひねりがあり、最後まで面白く読むことが出来ました。

    しかし夜の読書会。いいですね。
    自分で指定した本の読書会。やってみたいです。出来れば主催の遠藤店主に「どんな本を選ぶか興味あります」と言わしめたい。
    でも気負いすぎて変な本選ばないように気をつけねば、、、、

    以下、各章の

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    2026年01月26日
  • 汽水域

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    みんな自分の悲しみのことしか見えないからつらいよな 背景のこととかわかるために記事が役に立つのであれば、それを作る人たちのこともっと安定させたほうがいいのにと思った

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    2026年01月26日
  • 生者のポエトリー

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    ネタバレ

    外国の女の子の詩が良かった。今でのエピソードを回収していく最後の話も綺麗なエンディングだった。
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    26.01.20

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    2026年01月25日
  • サバイブ!

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    作者はミステリー作家と思ってたけど、こう言う起業を題材にしたお仕事小説も手掛けるんやね。小説だからこんなうまくはいかないけれど、たまにはこう言う熱くなる作品もいいですね。

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    2026年01月22日
  • 追憶の鑑定人

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    読み始めるまで気づかなかったんですが、前に読んだ本の続編だった。鑑定人の土門シリーズ。読み始めたら思い出しました。

    鉄面皮ともいえる土門の過去が明らかになってる。過去に彼が自殺未遂をした理由とは?そして彼を支える旧友たち。ちょっとベタではあるもののとても心温まりますね。
    ミステリ的な意味合いでは、言ってみれば犯人は明らかになってるけどそれをどうやって証明するか?が見どころ。
    土門の過去話なのか鑑定なのかどちらを焦点とするかで評価が変わりそうではある。自分は・・・まあ前者がより印象に残ったかな。鑑定については「そんな方法があるのか?!」という驚きはそこまでは大きくなかった。あくまで鑑定を通して

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    2026年01月21日
  • いつも駅からだった

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    京王電鉄沿線を舞台に、駅や街を巡りながら「友情」や「家族の絆」などをテーマに謎解き要素も楽しめる「小説×街歩き」体験コンテンツ

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    2026年01月14日
  • 汽水域

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    親子の物語で、ジャーナリズムのありかたについての物語で、人の危うさの物語で、なんとも重い。でも主人公の一本筋の通ったところが私には好ましかった。父としてはクズ極まりないけど、こういう仕事の仕方は嫌いではない。結婚さえしてなきゃ良かったと思うものの、その結婚があったから彼は汽水域から流れでなくてすんだのかと思うと、人との繋がりっていうのはひと筋縄ではいかないか、と一人で納得。

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    2026年01月10日
  • 最後の鑑定人

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    民間鑑定人の土門誠、あまり聞かない仕事だ。でも科捜研というとどうしてもあのドラマをイメージしてしまい目新しさは感じず。
    技術的な面は驚かせられるけど何か慣れてしまっている自分。
    土門についても達観していてあまり魅力を感じなかったが最後の話で過去より人間味が出てきた。

    どうしても犯人側の異常性の方に惹かれた。環境が人間を作るのか。もっとも共感は出来ないが。
    中でも一話目の被告人。
    欲望と倫理の葛藤、変態性は否めないがその中の苦悩にモヤモヤさせられる。自分も同じ様な年代だからこんな転機が訪れるのだろうか。

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    2026年01月05日
  • 横浜ネイバーズ

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    まもなく(2026年1月初め)から始まる大西流星主演の連ドラの原作シリーズの第1作。まあ、人物紹介的な面が多い感じ。内容はいかにも令和的な事件で、悲しい事件ばかり・・・

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    2026年01月04日
  • 夜更けより静かな場所

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    車座で読書会。やってみたい。
    詩集は言葉から情景を楽しむもの。意味ばかり考えながら読書してた気がする。
    少し頭の中がスッキリした。

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    2026年01月03日
  • われは熊楠

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    12月29日は、南方熊楠文学忌。熊楠忌です。
    南方熊楠の「文学忌」(熊楠忌)を季語・文学忌として提唱した人は、
    「南方熊楠顕彰館(初代館長)・中瀬喜陽(なかせ きよう)氏とのこと。
    岩井圭也さんの参考文献にも何冊かお名前があります。博物学者で生物学者の文学忌は、とても珍しいと思います。
    そこに民俗学への功績と 多大な日記、書簡が認められているということなのかなと思います。

    さて、と書きつつ、南方熊楠という人物を、私は本当に知っていたのかというと心許ない。
    柳田國男との関係性の中で、その名を見聞きしていたかもしれない程度。
    民俗学の文脈で、「異才」といった認識だったように思う。

    岩井圭也さん

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    2025年12月29日