中沢新一のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ奇跡の憲法。変えたくない。
良いものと言うのは合作でできたものと言うことを忘れちゃいけない。日本人はよく仏教を良い思想だと言うけれど、あれは日本人が作ったものではなく、アジア人の合作した合同作品。さまざまな価値,伝統が混じり合う。
この発想がとても大事。
私はイシである。ヤヒ族。クローバー博士
アメリカは自然と共生するネイティブアメリカン
を絶滅させたり居留地に追い込んだ,虐殺した、そのことを後悔し傷ついたアメリカ人、
が日本国憲法のその心を反映させたのでは?と太田光。個人としてのアメリカ人ならありうるのか。
大衆としての簡単に二元化二元論的な思考で虐殺や差別や偏見を撒き散らしているけど。 -
Posted by ブクログ
久しぶりに中沢新一さんの本を読んでみた。
中沢さんは、ポスト構造主義〜宗教的神秘主義のイメージが強い一方、科学主義と批判されることも多いレヴィ=ストロースについてはストレートに肯定的でもあって、ここがどう繋がっているんだろうと不思議だった。
というわけで、レヴィ=ストロースを直接的に論じた本のようなので読んでみた次第。
エピローグに記載されているところでは、中沢さんは、レヴィ=ストロースの構造主義的人類学については、世間で理解されているもの、つまり、言語論的な構造主義の人類学への応用というものとは違う感じを持っていたということ。
というわけで、いわゆる「構造主義」の奥にあるものというタ -
Posted by ブクログ
宇多田ヒカルの「ぼくはくま」という歌が本当に謎だったけど、これは宇多田ヒカルがこの本読んで、熊に対して酷いことをしたという、謝罪、敬意の歌なのかもしれないと思ったりした。
なんか相当熊には酷いこと酷いことをしたんだと思う。まあ人間が生きていこうとすれば動物に酷いことをしてしまうのはもう摂理なのだけれども。そこには感謝が必要だよねという話。
国家を持ち、権力をレベルアップすればするほど、自然は破壊され、世の中はどんどん非対称になる。そうなったら地球温暖化しても仕方ないよねって話。
マジで世界は残酷なんだって感じだな。
神話は神様が作った話だと思ってたけど昔の人たちが口語で伝えて、もしかした -
Posted by ブクログ
日本人のルーツを探り、古い地層の中に潜っていくアースダイバーの旅。
今回は、縄文と弥生。
私なりに読み解くならば、今回のポイントは、ともに南洋の海からやってきた縄文人と弥生人は、前者がポリネシア系、後者が漢民族の支配に抵抗した中国南部(ベトナムとの国境付近)の少数民族の特徴を色濃く残す(つまり、漢民族や朝鮮半島人ではない)、ということ。
学校の授業で習う渡来人が日本の外来文化の全てと思うとまちがえる、ということだ。
彼らは、稲作の知識の有無、という決定的な違いこそあったが、海洋民としての共通性も持っていた。
このことが、縄文系聖地と弥生系聖地との複雑な変遷の原因となる。
農業生産物という -
Posted by ブクログ
下火になっている憲法改正論議をよそ目に日本国憲法、日本人論、天皇制について中沢新一と太田光が
議論。切り口が新鮮でとても良かった。
そもそも、安倍晋三はなぜ自衛隊を9条3項で位置付ける案に後退したのか、これなら面白い議論にならないじゃないか、いっそのこと交戦権を肯定して自衛隊を国防軍くらいにするくらいじゃないとちゃんも議論が出来ないなんてことから始まる。
また、日本人論として、元々縄文と弥生のファジーな一体化で、天皇陛下もその間の中空にいるような存在として位置付けられ、そういう曖昧な存在で何とかやってきたのに、明治の天皇制度が西洋や中韓型によった変な制度であったことから、変なことになってし