あらすじ
自己と文化を解放するための〈科学の寓話〉。オーストラリア・レッドロックのアボリジニーに伝わる「虹の蛇」の神話、カトマンズ盆地・「虹の立つ村」のマヤ・クマリの千里眼、そしてラマ僧の語る虹を中心とした世界の成り立ち―意識と物質の発生をイメージさせる虹の体験は、両義性という終わりなき解釈のらせん階段から自己と文化を解き放つ「野性的な科学」へと我々を誘う。メタフィジカルな八つの物語が紡ぎだす新しい世界。
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Posted by ブクログ
この人の書く詩的な文章が本当に好きだ。学術書というより夢の記録や神話の再演に近い印象があるせいか、明快な結論や論証を期待すると読みにくい一方、イメージに身を委ねると独特の陶酔感がある。