中沢新一のレビュー一覧

  • 人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1)

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    リアル教養醸成本! 中沢新一の講座を本にしたシリーズ第一冊目。人間が考え出した最古の哲学として「神話」を探求する。世界各国に存在する酷似したプロットの神話に「隠された意味」とは? あるいは地域によって異なる理由は? など興味深い問題意識を提起したうえで、シンデレラなど誰もが知っている具体的な物語を読みながら判り易く展開されている。

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    2010年09月04日
  • 愛と経済のロゴス カイエ・ソバージュ(3)

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    中沢新一のカイエ・ソバージュ 第三巻。

    まずは気になったところを羅列。

    序章より
    ・経済の深層部分で「愛」と融合しあっている。

    第一章より
    ・経済の基本であるのは「交換」「贈与」「純粋贈与」。三つは相互に結びついている。ラカンは「ボロメオの結び目」と呼んだ。
    ・贈与は中間的対象。交換はモノと人格を分離する。

    第三章より
    ・ラスコーなどの壁面に描かれた動物」などは「無からの有の創造」を思考したという、純粋贈与の形を感じていたのではないか。
    ・洞窟の奥に描かれたパイソンの横に倒れているペニスがエレクトしている男性はシャーマンだったのではないか。いわゆる「ドラックパーティー」に使われていて二

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    2010年08月29日
  • 愛と経済のロゴス カイエ・ソバージュ(3)

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    [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    序章 全体性の運動としての「愛」と「経済」
    第1章 交換と贈与
    第2章 純粋贈与する神
    第3章 増殖の秘密
    第4章 埋蔵金から聖杯へ
    第5章 最後のコルヌコピア
    第6章 マルクスの悦楽
    第7章 聖霊と資本
    終章 荒廃国からの脱出

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考とな

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    2010年07月14日
  • 神の発明 カイエ・ソバージュ(4)

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    [ 内容 ]
    内部視覚、瞑想、夢の時間…。
    「宗教的思考」の根源はどこにあるのか?精霊が超越を生む。
    高神から唯一神へ。
    “精神の考古学” が、神々の基本構造をあざやかに解き明かす。

    [ 目次 ]
    スピリットが明かす神の秘密
    脳の森の朝
    はじめての「超越」
    神にならなかったグレートスピリット
    自然史としての神の出現
    神々の基本構造(メビウス縫合型;トーラス型)
    高神から唯一神へ
    心の巨大爬虫類
    未来のスピリット

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆

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    2010年07月14日
  • 対称性人類学 カイエ・ソバージュ(5)

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    [ 内容 ]
    神話、国家、経済、宗教、そして対称性人類学へ。
    「圧倒的な非対称」が支配する世界の根源を問う冒険、ここに堂々完結。
    抑圧された無意識の「自然」は甦るのか?
    「対称性の論理」が切り開く新たな世界とは?
    野生の思考としての仏教を媒介に、来るべき形而上学革命への展望を示す。

    [ 目次 ]
    序章 対称性の方へ
    第1章 夢と神話と分裂症
    第2章 はじめに無意識ありき
    第3章 “一”の魔力
    第4章 隠された知恵の系譜
    第5章 完成された無意識―仏教(1)
    第6章 原初的抑圧の彼方へ―仏教(2)
    第7章 ホモサピエンスの幸福
    第8章 よみがえる普遍経済学
    終章 形而上学革命への道案内

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    2010年07月14日
  • 対称性人類学 カイエ・ソバージュ(5)

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    神話と科学、哲学の意外な繋がり。人間の、思考する、という行為の奥底には一体どのような力が働いているのか、思考の原点を突き詰めています。

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    2010年07月09日
  • チベットのモーツァルト

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    本書のキーワードを一つあげるなら「間(あわい)」ということになろうか。存在と非存在の間。男と女の間。発話と沈黙の間。意味形成性の間。──その微妙なあわい、空性をすり抜けて、意識の自然、大いなる歓び、大楽に辿り着かん。……こうして無理矢理要約するとまるで妖しげなカルト宗教書のようだが、本書はジュリア・クリステヴァを軸にポスト構造主義思想とタントラ密教の教えを互いが互いの添え木となるようパラレルに展開しながら、現代社会が繰り出す足枷をすり抜けて真に自由に今を生きる知恵を提示しようと試みる。浅田彰が『構造と力』や『逃走論』で「クラインの壺型社会」からの「スキゾフレニックな」「逃走」という極めて抽象的

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    2010年06月03日
  • 虹の理論

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    本書は、切り出すことが困難である。なぜならそれは、脳の連合野だからである。視覚や聴覚に関する一時の感覚中枢や、身体運動を起こさせる一次の運動中枢なら、切り出せといわれれば、私にだって切り出せないことはなかろう。しかし、連合野は、そうした特定の具体的機能を示す中枢を切り出した「後に残る」部分として、定義されるものである。文句をいうわけではないが、切り出しにくいこと、おびただしい。

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    2010年04月03日
  • 森のバロック

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    南方熊楠の思想についての本。
    本草学と夢の思考と野生の思考は多様な領域をアナロジー
    分類の博物学からシステムとしてのオートポエーシスへ
    森のエコロジーは公楽論理の原神道マンダラ郷土
    ニルヴァーナと幽霊と高次元と粘菌

    中沢新一の本のなかでは一番読み応えがあった。一人の人間についてここまで粘っこく書いているのは他にない。それだけ南方熊楠は捕まえきるのが困難な多様な存在だったのだろう。こんな人間がいたことにわくわくしてしまった。中沢新一の以後の対称性人類学に繋がる一冊。

    粘菌は動物でも植物でもなく、性別も持たず、生と死も曖昧な存在。

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    2010年03月22日
  • 愛と経済のロゴス カイエ・ソバージュ(3)

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    本当の豊かさとは? 資本増殖の秘密とは? 貨幣と魔術、愛と資本主義。全体性の運動としての経済と精神の構造は同一。資本主義の彼方に出現する「未知の贈与論」を探究する。

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    2010年01月10日
  • 対称性人類学 カイエ・ソバージュ(5)

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    これは、かなりすごい本だった。
    この本を読むと、何故、神話や夢というのは、冷静な思考からしてみたら不可思議な形をとって表現されることが多いのかということが、とてもよくわかる。
    もう、世界の見え方がすっかり変わってしまうぐらいに衝撃的な内容が、当たり前のように整然とまとめられた上で、語られている。

    アリストテレス式の論理学や、コンピュータの演算では、「人間である」と「ヤギである」は同時には満たされることはない。それが、あらゆる論証をおこなう上での、大前提であり決まり事であるけれども、神話の論理というのは、その点を完全に無視して、「AでありBである」を矛盾なく受け入れる。同じ場所に、複数のものが

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    2020年07月15日
  • 人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1)

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    構造主義的神話論。メインはシンデレラ伝説。確かに面白いんだけど、ちょっと読み易過ぎかな。。。もうちょっと歯応えがあっても良いような気がする。入門書としてはお勧め。

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    2009年10月04日
  • 愛と経済のロゴス カイエ・ソバージュ(3)

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    中沢新一さんのシリーズ第三段。今回は経済について。三位一体モデルと同じ構造をしている経済のシステム。そしてそれは…

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    2009年10月04日
  • 対称性人類学 カイエ・ソバージュ(5)

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    全5巻の最終巻。「人間/自然」「精神/肉体」「理性/感情」のような二項対立的思考の機能不全ぶりを突く。
    「至高性」は「彼岸」にあるのではない。わたしたちは常にそれにアクセスしている。

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    2009年10月04日
  • 人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1)

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    人類的分布をみるシンデレラ物語分析がなんとも興味深い。全てを疑い穿りかえす思想家だの宗教学者だの文化人類学者だのがいてくれるから、世の中は面白いのだと気付かされるのだ。

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    2009年10月04日
  • 愛と経済のロゴス カイエ・ソバージュ(3)

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    シリーズもあと2作で完結。相変わらず面白かったけど、頭が悪くてなんとなくの雰囲気しかわからない。
    しょせん私は文科系。

    でも、「贈り物」とは奥が深〜い、というのだけは良くわかりました。

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    2009年10月07日
  • チベットのモーツァルト

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    すごーくおもしろい
    でもすごーくむつかしい
    社会学(?)の用語が満載で呪文のよう。
    日本語で書いてあるはずなのに
    ああもっと勉強しておけば良かった、、、

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    2009年10月07日
  • 対称性人類学 カイエ・ソバージュ(5)

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    圧倒的非対称が支配するこの世界で、対称性が支配する神話や古代宗教について考えることは、とても有意義なことです。

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    2009年10月04日
  • アースダイバー 神社編

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    Geminiに薦められて読んだ。
    地元埼玉の県章としても馴染み深い勾玉(まがたま)の起源を、縄文・弥生時代の出雲から学ぶことができた。
    縄文・弥生時代の対照的とも言える違いを、勾玉を通して深められて嬉しい。歴史がひとつなぎになるような喜びを覚えた。
    その勾玉を現代のハローキティーに例える筆者のセンスにあっぱれ。

    ランナーとしては、走っている道の下に別の時間が流れているような感覚を今後得られるのは深みが出て嬉しい。どこにだって歴史があって今がある。東京という人工的な都市も、古代の地形や信仰のレイヤーの上に成り立っている。

    また、現代ではフィクショナルなものとして扱われている神話を、実地をもっ

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    2026年02月23日
  • 精霊の王

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    よくわからないのに最後まで読んでしまった。
    不思議に面白い。
    もっと易しい言葉で書けないものですかね。

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    2025年06月13日