神の発明 カイエ・ソバージュ(4)

神の発明 カイエ・ソバージュ(4)

1,595円 (税込)

7pt

カイエ・ソバージュ第4巻。「宗教的思考」の3万年を語りつくす! 内部視覚、瞑想、夢の時間(ドリーム・タイム)……「宗教的思考」の根源はどこにあるのか?精霊(スピリット)が超越を生む。高神から唯一神へ。<精神の考古学>が、神々の基本構造をあざやかに解き明かす。/(本書の内容)●脳の森の朝 ●はじめての「超越」 ●神(ゴッド)にならなかったグレートスピリット ●自然史としての神(ゴッド)の出現 ●神々の基本構造(1)――メビウス縫合型 ●神々の基本構造(2)――トーラス型 ●心の巨大爬虫類 ●未来のスピリット

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カイエ・ソバージュ のシリーズ作品

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1~5件目 / 5件
  • 人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1)
    1,595円 (税込)
    神話を学ばないということは、人間を学ばないということに、ほとんど等しいかと思えるほどなのです――(本書より)。宇宙、自然、人間存在の本質を問う、はじまりの哲学=神話。神話を司る「感覚の論理」とは?人類分布をするシンデレラ物語に隠された秘密とは?宗教と神話のちがいとは?現実(リアル)の力を再発見する知の冒険。/ この一連の講義では、旧石器人類の思考から一神教の成り立ちまで、「超越的なもの」について、およそ人類の考え得たことの全領域を踏破してみることをめざして、神話からはじまってグローバリズムの神学的構造にいたるまで、いたって野放図な足取りで思考が展開された。そこでこのシリーズは「野放図な思考の散策」という意味をこめて、こう名づけられている。――「はじめに カイエ・ソバージュ(Cahier Sauvage)について」より
  • 熊から王へ カイエ・ソバージュ(2)
    1,815円 (税込)
    「国家=野蛮なるもの」はいかに誕生したか? 熊をカミとする狩猟民たちの「対称性の思考」とは? 「哲学」と「権力」が共存する冬の祭りの秘密とは? 王を戴く国家が「無法の野蛮」と結びつく根源へと遡行する。
  • 愛と経済のロゴス カイエ・ソバージュ(3)
    1,595円 (税込)
    カイエ・ソバージュ第3巻。 モース、マルクス、ラカンを超えて、21世紀の贈与論へ! 本当の豊かさとは? 資本増殖の秘密とは? 貨幣と  貨幣と魔術。愛と資本主義。 全体性の運動としての経済と精神の構造は同一である。 資本主義の彼方に出現する「未知の贈与論」を探究する。
  • 神の発明 カイエ・ソバージュ(4)
    1,595円 (税込)
    カイエ・ソバージュ第4巻。「宗教的思考」の3万年を語りつくす! 内部視覚、瞑想、夢の時間(ドリーム・タイム)……「宗教的思考」の根源はどこにあるのか?精霊(スピリット)が超越を生む。高神から唯一神へ。<精神の考古学>が、神々の基本構造をあざやかに解き明かす。/(本書の内容)●脳の森の朝 ●はじめての「超越」 ●神(ゴッド)にならなかったグレートスピリット ●自然史としての神(ゴッド)の出現 ●神々の基本構造(1)――メビウス縫合型 ●神々の基本構造(2)――トーラス型 ●心の巨大爬虫類 ●未来のスピリット
  • 対称性人類学 カイエ・ソバージュ(5)
    1,815円 (税込)
    カイエ・ソバージュここに完結。新たな知の営みへ! 神話、国家、経済、宗教、そして対称性人類学へ。「圧倒的な非対称」が支配する世界の根源を問う冒険、ここに堂々完結。抑圧された無意識の「自然」は甦るのか?「対称性の論理」が切り開く新たな世界とは?野生の思考としての仏教を媒介に、来たるべき形而上学革命への展望を示す。

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神の発明 カイエ・ソバージュ(4) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年11月10日

    ようこそ!「精神考古学」の世界へ!!この講義に必要なのは、古代から変わらぬ、あなたの脳と心。
    さぁ、ここにあるのはスピリット、あると信じてもらわねば話は始まりませんよ!!
    スピリットを材料に、いかにして神が生まれたか、精神考古学で解き明かしていきましょう!!という内容です。
    文章は講義の内容なので読...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    またしてもなんとな〜く、ウスラボンヤリ思っていたことを理路整然と整理してもらって、スッキリ!!!しました。

    もともとヒトとは、”超越したもの”の存在を自然と感じている生き物であって、それがアニミズム信仰になったり、発展して宗教になったり、しているらしい。

    だいたいどの地域にも、高神と来訪神、とい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月05日

    中沢新一 「 カイエソバージュ 4 」宗教的思考の発生プロセスを論述した本。宗教的思考を 超越(人間の意識を超えた思考。スピリットの世界)概念から説明

    人間の心(超越、スピリットの世界)が 非対称になることにより 神が出現する とした

    人間の心が神を発明する
    *超越性の思考の発生→スピリットが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月02日

    カイエ・ソバージュも後半戦である。定常社会(中沢氏の言葉では対称性社会)、国家の誕生、資本主義の誕生と進んできた話は、一神教の誕生となる。

    中沢氏の専門の宗教の話で、講義はいきなり宗教儀式でのトリップの話から始まる。そこから、現世人類の脳の話に展開しつつ、宗教論へ。

    さまざまなスピリットから...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月08日

    「客観的な現実などというものはなく、お互いの会話を通じて共通の認識をつくることができる」という趣旨のことが書いてあり、まったくその通りだと思いました。

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    Posted by ブクログ 2011年10月20日

    神がどのように存在しているのかが、分かりやすいことばで書かれている本。シリーズ物だが、この一冊だけでも問題なく読める。

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    Posted by ブクログ 2011年01月11日

    本書は、文化人類学や宗教学をはじめとして様々な分野・領域の成果を利用しながら、「神」という存在が人類の心のなかにどのようにして成立したのかを論じる。

    「神(God)」とは、本書ではキリスト教など唯一神を奉ずる宗教における神を指す。しかし原初的なアミニズムやグレート・スピリットなど、また多神教におけ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年07月14日

    [ 内容 ]
    内部視覚、瞑想、夢の時間…。
    「宗教的思考」の根源はどこにあるのか?精霊が超越を生む。
    高神から唯一神へ。
    “精神の考古学” が、神々の基本構造をあざやかに解き明かす。

    [ 目次 ]
    スピリットが明かす神の秘密
    脳の森の朝
    はじめての「超越」
    神にならなかったグレートスピリット
    自然...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月19日

    世界各地の土俗的習慣などから、所謂大麻などを利用してのトリップや瞑想などの行動から、人智を超えた次元を見るというか感じる事から、神というものが生み出されて行くという事でしょうか。
    初めての分野なので理解が及ばない所もあるが、興味深い話でした。

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    Posted by ブクログ 2011年04月06日

    神を発明した、というタイトルがすばらしい。

    人間の能力を超えた出来事やものを体験した場合、それは神様なのだと人間は感じるため、本当の無神論者にはなかなかなれないとのこと。たしかに。

    あの世とこの世、一神教と多神教の対比が面白い。人間を知るには宗教なのだなと感じさせられた。

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