愛と経済のロゴス カイエ・ソバージュ(3)

愛と経済のロゴス カイエ・ソバージュ(3)

1,595円 (税込)

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カイエ・ソバージュ第3巻。 モース、マルクス、ラカンを超えて、21世紀の贈与論へ! 本当の豊かさとは? 資本増殖の秘密とは? 貨幣と 貨幣と魔術。愛と資本主義。 全体性の運動としての経済と精神の構造は同一である。 資本主義の彼方に出現する「未知の贈与論」を探究する。

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カイエ・ソバージュ のシリーズ作品

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1~5件目 / 5件
  • 人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1)
    1,595円 (税込)
    神話を学ばないということは、人間を学ばないということに、ほとんど等しいかと思えるほどなのです――(本書より)。宇宙、自然、人間存在の本質を問う、はじまりの哲学=神話。神話を司る「感覚の論理」とは?人類分布をするシンデレラ物語に隠された秘密とは?宗教と神話のちがいとは?現実(リアル)の力を再発見する知の冒険。/ この一連の講義では、旧石器人類の思考から一神教の成り立ちまで、「超越的なもの」について、およそ人類の考え得たことの全領域を踏破してみることをめざして、神話からはじまってグローバリズムの神学的構造にいたるまで、いたって野放図な足取りで思考が展開された。そこでこのシリーズは「野放図な思考の散策」という意味をこめて、こう名づけられている。――「はじめに カイエ・ソバージュ(Cahier Sauvage)について」より
  • 熊から王へ カイエ・ソバージュ(2)
    1,815円 (税込)
    「国家=野蛮なるもの」はいかに誕生したか? 熊をカミとする狩猟民たちの「対称性の思考」とは? 「哲学」と「権力」が共存する冬の祭りの秘密とは? 王を戴く国家が「無法の野蛮」と結びつく根源へと遡行する。
  • 愛と経済のロゴス カイエ・ソバージュ(3)
    1,595円 (税込)
    カイエ・ソバージュ第3巻。 モース、マルクス、ラカンを超えて、21世紀の贈与論へ! 本当の豊かさとは? 資本増殖の秘密とは? 貨幣と  貨幣と魔術。愛と資本主義。 全体性の運動としての経済と精神の構造は同一である。 資本主義の彼方に出現する「未知の贈与論」を探究する。
  • 神の発明 カイエ・ソバージュ(4)
    1,595円 (税込)
    カイエ・ソバージュ第4巻。「宗教的思考」の3万年を語りつくす! 内部視覚、瞑想、夢の時間(ドリーム・タイム)……「宗教的思考」の根源はどこにあるのか?精霊(スピリット)が超越を生む。高神から唯一神へ。<精神の考古学>が、神々の基本構造をあざやかに解き明かす。/(本書の内容)●脳の森の朝 ●はじめての「超越」 ●神(ゴッド)にならなかったグレートスピリット ●自然史としての神(ゴッド)の出現 ●神々の基本構造(1)――メビウス縫合型 ●神々の基本構造(2)――トーラス型 ●心の巨大爬虫類 ●未来のスピリット
  • 対称性人類学 カイエ・ソバージュ(5)
    1,815円 (税込)
    カイエ・ソバージュここに完結。新たな知の営みへ! 神話、国家、経済、宗教、そして対称性人類学へ。「圧倒的な非対称」が支配する世界の根源を問う冒険、ここに堂々完結。抑圧された無意識の「自然」は甦るのか?「対称性の論理」が切り開く新たな世界とは?野生の思考としての仏教を媒介に、来たるべき形而上学革命への展望を示す。

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愛と経済のロゴス カイエ・ソバージュ(3) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年04月07日

    借りを返すために生まれたわけじゃない。でもそういう仕組みの社会だから、洞察して、わたしが何を本当に欲していて与えたいのか、考えながら生きていきたい。

    以下要約↓

    金額が高いものは、果たして価値があるものなのか。逆も然り、安いものは価値が低いのか?
    もちろん、金額が高いからたくさんの人の手で作られ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月06日

    お金では買えない価値がある。これこそが、資本主義が見失ってきたものの一つだろう。友達が、「コンビニには愛は売っていない」と嘆いていた一面を思いだした。この文章には、現代の資本主義が見失ってきた、根本が表現されていると思った。人と人が繋がるためには、相手を想いやる心が大切である。しかし、現代の世界で起...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年08月29日

    中沢新一のカイエ・ソバージュ 第三巻。

    まずは気になったところを羅列。

    序章より
    ・経済の深層部分で「愛」と融合しあっている。

    第一章より
    ・経済の基本であるのは「交換」「贈与」「純粋贈与」。三つは相互に結びついている。ラカンは「ボロメオの結び目」と呼んだ。
    ・贈与は中間的対象。交換はモノと人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年07月14日

    [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    序章 全体性の運動としての「愛」と「経済」
    第1章 交換と贈与
    第2章 純粋贈与する神
    第3章 増殖の秘密
    第4章 埋蔵金から聖杯へ
    第5章 最後のコルヌコピア
    第6章 マルクスの悦楽
    第7章 聖霊と資本
    終章 荒廃国からの脱出

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    Posted by ブクログ 2010年01月10日

    本当の豊かさとは? 資本増殖の秘密とは? 貨幣と魔術、愛と資本主義。全体性の運動としての経済と精神の構造は同一。資本主義の彼方に出現する「未知の贈与論」を探究する。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    中沢新一さんのシリーズ第三段。今回は経済について。三位一体モデルと同じ構造をしている経済のシステム。そしてそれは…

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    シリーズもあと2作で完結。相変わらず面白かったけど、頭が悪くてなんとなくの雰囲気しかわからない。
    しょせん私は文科系。

    でも、「贈り物」とは奥が深〜い、というのだけは良くわかりました。

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    Posted by ブクログ 2018年07月10日

    中沢新一 「 カイエソバージュ 3 」資本主義を贈与と交換の原理により説明した本。志賀直哉「小僧の神様」をテキストに モースの贈与概念に 純粋贈与を加えて 富(価値)の増殖概念を解き明かした

    資本主義
    *贈与型の共同体を解体した社会様式=交換の原理により贈与の原理を無力化
    *資本家の貨幣増殖=...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月02日

    1巻で定常社会、2巻で定常社会から王、すなわち国家の誕生と進んできたカイエ・ソバージュ、3巻目は、資本主義の誕生ということになる。

    2巻から、話が進みすぎじゃないの、という気もするが、とりあえず読んでみる。

    モースの「贈与論」を起点に、ケネー、マルクスと進んでいく流れは、人類学側から経済にア...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年10月26日

    交換と贈与について学べるよ。 今の交換社会に互酬の概念を 織り込んでいければいいね。 マオリ族のハウがいいなー。

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