中沢新一のレビュー一覧 愛と経済のロゴス カイエ・ソバージュ(3) 中沢新一 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.5 (15) カート 試し読み Posted by ブクログ かつてあんなに饒舌だった自然が、沈黙し始めている。かつてないほどの豊かな社会となったはずなのに、ちっとも豊かさが感じられない現代。「交換」「贈与」「純粋贈与」のバランスが崩れている。とどまることなく豊かさを与えてくれるもの=「コルヌコピア」への問いかけを人間は間違えてしまったようだ。 2006.02.27-03.17 0 2009年10月04日 熊から王へ カイエ・ソバージュ(2) 中沢新一 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.2 (18) カート 試し読み Posted by ブクログ 「首長」と「王」の違い。それは野蛮を取り込んだ存在であるかどうかの違い。首長は理性的な存在であるが、王は自然から力を奪い取った(気になっている)不敬な存在なのである。人類は進化している、と言うのは思い上がった考えなのかもしれない。新石器時代の思考の方が、よっぽど平和的で文化的かも。 2006.01.28-02.20 0 2009年10月04日 人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1) 中沢新一 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.1 (27) カート 試し読み Posted by ブクログ 神話は、現実の具体的な存在や事象を離れては存在し得ないもの。それは人間の五感や社会構造、自然の生態と密接に結びついている。迷信や子供っぽいつくり話と一蹴されてしまうのはいかがなものか。世界の各地で語り継がれている神話には、いろいろなエッセンスがちりばめられているというのに。 2006.01.09-17 0 2009年10月04日 人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1) 中沢新一 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.1 (27) カート 試し読み Posted by ブクログ ファンタジーを読む上で指標になっている本。 新たな批評の視点を与えてくれた。「神話の思考」に根ざしたファンタジーはどういうものなのか。いつも考えている。 0 2009年10月04日 <<<111213・・・・・・・>>>