小川一水のレビュー一覧
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ネタバレ漁師スペオペ最終巻。
読み終えた後、すぐに第3巻から読み直してみた。いや、なんかイロイロ忘れてるもんだから。紫雲上尉とか琳瑯・四頭雲閣下とかカマラカとか? 隕沙門と防軍と伐戎処ってどんな関係だっけ?
英米文化と中華文化が混交した宇宙ってのも雑多で賑やかしくて興味深いんだけど、言葉がすんなり入ってこないのは慣れないせいなんだろな。
4巻冒頭でエダ・マギが試した万夢蘭についても、3巻でテラが言及してたことにようやく気付けた。
(ちゃんと読んでるつもりでも、あんましアタマに入ってない証拠。「シン読解力」を拾い読みして以降、自分のソレがいかに怪しいものだったのか自覚しつつあり)
そうしてみると、第3 -
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ご都合展開は気にならないが(最後半の異星文明機械以外)ヒロインの成長とか親子ドラマとか男女仲とかがただ展開用のキーに据えただけって感じに薄っぺらくて邪魔にしか感じられなかった。それら無しにしてトコトン中島みゆきの「地上の星」が似合うような空想お仕事小説に徹してもらいたかった。そこらへんが面白かったから。この話の面白さの全てそこじゃないのかなあ。目的施設の荒唐無稽さもちょい引いたが、多分何だってよいからかけ離れてるもんが良かったのだろう。まあその分利用者も働く人材も限定されすぎで長くはもつまい。きっと別のものとして拡張されてゆくのだろう、と想像できる。あと、世界観が一々すごい羨ましい。2025年
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【ギャルナフカの迷宮】RPGゲーム古典ウィザードリィは、当初マッピング機能がなくダンジョン地図はプレイヤー自身が作るしかなかった。そのステージを1万倍にしたような曠大な地下空間に、モンスターはいないが不定期に送り込まれてくる「反社会行動」の囚人同士は利益相反する。彼に最低限の食と水が発生するポイント(両者は移動数時間距離)の地図を持たされて…/超管理主義政権はおそらく殺し合いで自滅を期待したが
【老ヴォールの惑星】地球人類は、木製型惑星の大気中に生涯成長し続け巨体で知性を持ち、天体観測して他の恒星系を認識する生物を発見
【幸せになる箱庭】
【漂った男】 -
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前回6月に発売された第1巻から丁度半年後、第2巻がこの12月に発売された。半年に2冊のペース。第2巻は原作のどの箇所かと調べたら、まだ文庫版(1に相当)の半分の位置。来年来月の1月に文庫版4が発売される予定なので、もし文庫版が4で終了すると仮定したら、コミックスは16冊かかり、終了するのは7年後という計算になる。もし文庫版が4で終わらなかったら・・・
裏世界ピクニックでも同じ傾向にあるのだが、原作の一定のページ数(ツインスターでは文庫の1/4のページ数)に相当する分だけの漫画を作成しなければならないようだ。なので、内容が濃い所と薄い所でも均等に画数を作成しなければならないと見た。今回の第2巻 -
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遂に小川一水さん初読みです!
前々から気になる作家さんだったんですよ
SF好きなら一度は読まないと!っていうね
SF設定のほうは「ほほう」って感じ
上手い!と思いました
まぁ、漁です
ガチ漁です
お船に乗って漁をするんですが、捕まえるのが魚じゃなくて、魚の(ような)生態の「資源」なんですね
まぁ僅か三行では説明しきれないので、そこはもう捨て置きます
で、そこの肝となるSF設定はエグいんですが、その他の部分が男子中高生が大喜びしそうな設定で、おじさんちょっと肌に合わない
そしてまず間違いなく男子中高生に向けて書いているので、たぶん百点
これぞまさに合わなかった〜ってやつやな
シリーズ -
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「というかあなた女の子じゃないですか」
「そんなの関係ないです」
という大人気百合SFのコミカライズ第1巻。
小川一水ひさびさのコミックなので売れてほしい。そして最後までやってほしい。
時砂の王の映像化も待ってるんですけど・・・?
木星型外惑星の軌道上に入植して幾百年、惑星特産の「なんにでも変化できる粘土」製空飛ぶ魚を網で捕る生活をしている社会が舞台。
狭い船で長年暮らしたもんでムラ社会化している中で、男女ペアのお仕事を女女ペアでやろうとしてワチャワチャします。
漫画家さんは同人出身の初商業?かな?
表情が魅力的なところが良い。検収塔職員のお兄さんが好き。
全体的に白っぽいのはイメージと -