小川一水のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ数々の困難を乗り越え、月面基地は完成に近づく。
『第六大陸』は日本企業による月面開発の苦労話に終わっていない。月の地中からは謎の金属繊維質が発見されるし、怪電波が検出されたりもする。そしてラストでは、地球外知的生命体による巨大建築物が月面に現れ、その施工者が月に向かってきていることが明らかになる。
地球外生命体の存在がなければ、大風呂敷を広げるわけでもなく、SFとしてはまとまりすぎた小説になってしまっただろう。だがそれだけでも十分通用するリアリティが『第六大陸』にはあったと思う。残念ながらちょっとドキュメンタリーの人間臭さと、突如現れるスターロードの異質さとのバランスが取れてない気がする -
Posted by ブクログ
ネタバレ漁師スペオペ最終巻。
読み終えた後、すぐに第3巻から読み直してみた。いや、なんかイロイロ忘れてるもんだから。紫雲上尉とか琳瑯・四頭雲閣下とかカマラカとか? 隕沙門と防軍と伐戎処ってどんな関係だっけ?
英米文化と中華文化が混交した宇宙ってのも雑多で賑やかしくて興味深いんだけど、言葉がすんなり入ってこないのは慣れないせいなんだろな。
4巻冒頭でエダ・マギが試した万夢蘭についても、3巻でテラが言及してたことにようやく気付けた。
(ちゃんと読んでるつもりでも、あんましアタマに入ってない証拠。「シン読解力」を拾い読みして以降、自分のソレがいかに怪しいものだったのか自覚しつつあり)
そうしてみると、第3 -
Posted by ブクログ
ご都合展開は気にならないが(最後半の異星文明機械以外)ヒロインの成長とか親子ドラマとか男女仲とかがただ展開用のキーに据えただけって感じに薄っぺらくて邪魔にしか感じられなかった。それら無しにしてトコトン中島みゆきの「地上の星」が似合うような空想お仕事小説に徹してもらいたかった。そこらへんが面白かったから。この話の面白さの全てそこじゃないのかなあ。目的施設の荒唐無稽さもちょい引いたが、多分何だってよいからかけ離れてるもんが良かったのだろう。まあその分利用者も働く人材も限定されすぎで長くはもつまい。きっと別のものとして拡張されてゆくのだろう、と想像できる。あと、世界観が一々すごい羨ましい。2025年