小川一水のレビュー一覧

  • 導きの星IV 出会いの銀河

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    小川一水が贈るハートフル・ファースト・コンタクト・SF。


    スワリスが宇宙航法を手に入れた。

    他の宇宙圏の知性体を巻き込む宇宙戦争の行方は?

    感動の完結編、ここに!!

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    2009年10月04日
  • 導きの星Ⅱ 争いの地平

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    小川一水が贈るハートフル・ファースト・コンタクト・SF。


    人類の進化の模倣を急速なスピードで成し遂げた「スワリス」。

    終末へ向かう人類の思惑は現地の調査員には伏せられ・・・。

    謎めく展開は何処へ向かうのか?

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    2009年10月04日
  • 導きの星Ⅰ 目覚めの大地

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    小川一水が贈るハートフル・ファースト・コンタクト・SF。

    進化の果てに種の滅亡に向かう人類と、今まさに進化の始まりを得た「スワリス」のと物語がここに始まる・・・。

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    2009年10月04日
  • 第六大陸1

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    ネタバレ

    時は2025年。砂漠・海底・高山・南極・・・過酷な環境下での建設を得意とする日本企業御鳥羽総合建設に新しい仕事が依頼された。桃園寺グループのエデン・レジャーエンターテイメント(ELE)社が要求してきたのは、なんと月面基地の建造だった。

    しかし建築資材を月に打ち上げるには想像以上の費用かかる。その額およそ一兆二千億円。莫大な輸送費のコストを下げるためには、天竜ギャラクシートランス社が極秘で開発中の新型ロケットエンジン、トロフィーが必要不可欠だ。日本企業三社による予算一千五百億円、工期十年の巨大プロジェクトが始まった。

    御鳥羽総合建設を育て上げた社長御鳥羽拓道、熱意溢れる若手社員青峰走也、天竜ギャラクシートランス社を創設した野心家八重波竜一、トロフィーエンジンの生みの親である泰信司、ELE社の特別監査員保泉玲花、中国の月面基地滞在隊員達。多くの人間とNASAや世界までもを巻き込んだ第六大陸プロジェクト。その中心にいたのは、桃園寺グループ会長の孫娘、桃園寺妙、プロジェクト開始当時十三歳の少女だった。


    月面基地建設のためのステップ―調査・設計・開発・輸送・施工―が緻密に進められていく描写は、近未来SFというよりまるでヒューマンドラマのドキュメンタリーを見ているよう。資金調達、妨害工作、デブリ、事故、世論など次々に表面化する問題を乗り越えて、第六大陸が完成に近づく工程には目が離せない。国家の宇宙開発機関ではなく、日本の民間企業に月面基地の建設を行わせることによって、人類の月進出・開拓の夢を別の切り口から魅せてくれる。

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    2023年03月08日
  • 第六大陸2

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    ネタバレ

    数々の困難を乗り越え、月面基地は完成に近づく。


    『第六大陸』は日本企業による月面開発の苦労話に終わっていない。月の地中からは謎の金属繊維質が発見されるし、怪電波が検出されたりもする。そしてラストでは、地球外知的生命体による巨大建築物が月面に現れ、その施工者が月に向かってきていることが明らかになる。

    地球外生命体の存在がなければ、大風呂敷を広げるわけでもなく、SFとしてはまとまりすぎた小説になってしまっただろう。だがそれだけでも十分通用するリアリティが『第六大陸』にはあったと思う。残念ながらちょっとドキュメンタリーの人間臭さと、突如現れるスターロードの異質さとのバランスが取れてない気がする。第六大陸建設の描写には力を入れたのに、未知の施工者に関してはその実態を暴くことを放棄してしまっているような。

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    2023年03月08日
  • 復活の地1

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    久々のヒット作。SF……というカテゴリで良いのかな? ヤングアダルトというには、少し趣を異にしているかもしれない。凄まじい破壊力をもった地震により、レンカ帝国の帝都は崩壊した。地方にいたためただ一人生き残った皇族スミル、植民地総督府の若き参事セイオ・ランカベリーを中心に、人々の奮闘を描く。震災直後の混乱、救助、その後の復興に対する人々の思惑、政治、陰謀。そして再び予測される大規模な災害。その全てを本作は書ききっている。ラストも良かった。こういうラストは見事に私のツボである。一読の価値あり。

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    2009年10月04日
  • 復活の地2

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    久々のヒット作。SF……というカテゴリで良いのかな? ヤングアダルトというには、少し趣を異にしているかもしれない。凄まじい破壊力をもった地震により、レンカ帝国の帝都は崩壊した。地方にいたためただ一人生き残った皇族スミル、植民地総督府の若き参事セイオ・ランカベリーを中心に、人々の奮闘を描く。震災直後の混乱、救助、その後の復興に対する人々の思惑、政治、陰謀。そして再び予測される大規模な災害。その全てを本作は書ききっている。ラストも良かった。こういうラストは見事に私のツボである。一読の価値あり。

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    2009年10月04日
  • 復活の地3

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    久々のヒット作。SF……というカテゴリで良いのかな? ヤングアダルトというには、少し趣を異にしているかもしれない。凄まじい破壊力をもった地震により、レンカ帝国の帝都は崩壊した。地方にいたためただ一人生き残った皇族スミル、植民地総督府の若き参事セイオ・ランカベリーを中心に、人々の奮闘を描く。震災直後の混乱、救助、その後の復興に対する人々の思惑、政治、陰謀。そして再び予測される大規模な災害。その全てを本作は書ききっている。ラストも良かった。こういうラストは見事に私のツボである。一読の価値あり。

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    2009年10月04日
  • ハイウイング・ストロール

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    こういった物語って好きなんですよね。
    つくられた世界の中の真実を知る物語って、なんかツボなんですよね。

    ただ、この世界の謎というか真実はちょっと見え見えのような気がしないでもありません。が、それもまた良です。

    この本この台詞
    「やらせてくれるのかっ」
    って、やはり初めての時はがっつくものです。なにがって、あれですよあれ。

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    2010年05月04日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    アンソロジーはちょっとおもしろくなかったかも。

    でも、ラインハルトとヒルダの新婚旅行はおもしろかった

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    2026年09月28日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ

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    世界観最高だったのに途中のテラとダイオード編に入ってから中学生みたいなノリ増えてきて耐えられんかった

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    2026年05月06日
  • 時砂の王

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    序盤は聞き慣れない用語に戸惑ったが、読み進めるうちに世界観に入り込める読みやすい作品だった。時間が枝分かれしていく「時間枝」という設定が印象的で、弥生時代をこうした形で描く難しい時代や設定なのに発想が面白いと感じた。また、その壮大な設定の中で、王の苦悩や卑弥呼の悲しみといった人間的な感情が丁寧に描かれていた。

    一方で、全体としてはやや物足りなさもあり、強い衝撃や余韻という点ではあと一歩届かなかった。

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    2026年05月04日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)

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    色々詰め込まれており、面白そうに感じる
    伏線らしきものもあるので、読みふ進めると楽しさと気持ちよさがあるのだろうと想像
    ただ、今は読むことに挑戦する気になれない

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    2026年01月28日
  • トネイロ会の非殺人事件

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    それぞれ凝った設定の短編だったので、膨らませればそれぞれ1冊の本になりそう。非殺人の話は…珍しい設定ではあるが、あまり興味をそそられないところが難点かなあ。誰でもいいやと…。

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    2026年01月12日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    贅沢なアンソロジー。楽しんだ。けど、「自分の得意分野にキャラを当てはめた二次創作」な人と、「世界観を使った一つの作品」に落とし込めた人との落差は感じた(解釈違いというやつだろう、正直、なんじゃこりゃ、な話もあった)。「ティエリー・ボナール最後の戦い」と「晴れあがる銀河」が好き。第二弾も読みたいな。まだまだいるのでは、好きなプロ。

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    2025年11月05日
  • アリスマ王の愛した魔物

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    SF短編集 全5編
    表題のアリスマ王は弱小国に生まれた醜悪な第6王子がその醜悪から武芸を必要とされず、ひたすらと算術を極め上り詰めていく話
    SF、算術となると最近だと「三体」のアレが鮮烈な場面と思うがこれは短編で語り手から
    むかしむかし
    と語り手パターンで始まる体なのでもっとライトで読みやすい
    そしてそれはあくまで刺身のツマでオチがいい

    最後に書き下ろしで
    リグ.ライト 機械が愛する権利について
    という作品がある。「チクタク」より分かりやすくロボットの権利について描かれている

    全部そこそこ面白いのだけれど天冥の標の箸休め感が

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    2025年09月29日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)

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    SFというよりも機械も登場するハイファンタジーっていう印象だった。
    下巻のほうが、よりシリアスな展開で、これ、続刊はどうするんだろう、
    と思うけど、読むのに体力がいりそうだなぁ。

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    2025年08月31日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ4

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    やっぱりSFは読むのに時間かかるなあ。ただ3巻よりは大分話の筋がスッキリしてわかりやすかったとは思う。
    終わり方としてはすごくきれいなんだけど、自分の中では3巻の展開をまだ引きずっていて没入しきれなかった感じがあるのが残念。

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    2025年08月10日
  • ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー

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    歴史改変がテーマのSFアンソロジーって斬新。
    ただ元ネタをあまり知らなくて…もっと作品を味わえたはずなのに惜しいことをした。
    それでも、伴名練さんの『二〇〇〇一周目のジャンヌ』は楽しめた。
    よくあるループものも歴史改変を絡めるとこうなるのか!と。
    あの舞台設定と結末、好きだな。

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    2025年07月06日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ4

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    ネタバレ

    漁師スペオペ最終巻。
    読み終えた後、すぐに第3巻から読み直してみた。いや、なんかイロイロ忘れてるもんだから。紫雲上尉とか琳瑯・四頭雲閣下とかカマラカとか? 隕沙門と防軍と伐戎処ってどんな関係だっけ?
    英米文化と中華文化が混交した宇宙ってのも雑多で賑やかしくて興味深いんだけど、言葉がすんなり入ってこないのは慣れないせいなんだろな。
    4巻冒頭でエダ・マギが試した万夢蘭についても、3巻でテラが言及してたことにようやく気付けた。
    (ちゃんと読んでるつもりでも、あんましアタマに入ってない証拠。「シン読解力」を拾い読みして以降、自分のソレがいかに怪しいものだったのか自覚しつつあり)

    そうしてみると、第3巻と第4巻って完全に続きモノでしたね。
    第3巻の終わりがアレだったからそれは当然予想すべきだったんだろうけど、その前に明かされた真実が自分にとってあんまりにショックだったもんだから記憶が飛んでたみたい。
    7ヵ月も間を置かずに出して欲しかったかなぁ。自分が3ヵ月以上積ん読してたのを棚に上げてそう思いました。

    さて、最終巻の前半は星々を股にかけた漁師話。
    ロケットパンチなどのくすぐりを入れつつ、ハリヒャッポン対策とか防軍への定置網漁やハエナワ漁の指導等々。
    そして後半はアイデンティティ問題およびエダマギとの対決。
    FBB4千気圧の底で二人に何があったのか。
    表紙絵の色調が暗いうえに、主人公二人の顔に影がかかっていてパッと見に不穏な雰囲気を感じてしまったんだけど、最終的には新たなデコンプ能力にも目覚め、文字どおり自由に宙を翔べるようになった二人は、今日も自らの意思で漁をする――無事、大団円を迎えることができたのは良かったと思う。

    2019年6月のアンソロジー「アステリズムに花束を」に書き下ろした中編版「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」から足かけ7年。
    いろいろツッコミたくなる点はまだ残ってるけど、“星十二指腸暦”とともに笑って流すのがオトナの余裕ってもんなんでしょね。
    たくさん楽しませてもらいました。次作にも期待してます。Thanks 多謝。

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    2025年06月17日