小川一水のレビュー一覧

  • 復活の地3

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    ■あらすじ(ハヤカワ・オンラインより)
    皇権排除を画策するサイテン首相は、大規模余震を機に国家権力を掌握、星外進出を見据えた軍備増強を推進していく。いっぽう、復興院総裁の座を追われたセイオのもとには第二次震災の予測がもたらされる。迫りくる国家崩壊の危機に、セイオとスミルが下す最後の決断とは? 未曾有の国家再生ドラマ、全三巻完結

    ■感想
    一番最初に思ったことは、あれ、これって冴木忍の星の大地なんじゃ…てのでした。
    もちろん詳細は違うけれど、軸はものすごく似ていて、ひとつの事件をそれぞれ違う視点で書いているように見えて、興味深かったです。
    復活の地は政治と人の感情が絡んでいて面白かったなぁ。

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    2009年10月04日
  • 復活の地2

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    ■内容(ハヤカワ・オンラインより)
    レンカ帝国摂政スミルは、一官僚であるセイオを帝国復興院の総裁に任命した。だが、帝都再生計画を掲げるセイオの強引なまでの政策は、サイテン首相率いる政府のみならず、救うべき市民たちの反感をも招いてしまう。復興院解体の危機が迫り混乱する帝国に対し、星外列強諸国の干渉の手が伸びようとしていた……

    ■感想
    一番最初に思ったことは、あれ、これって冴木忍の星の大地なんじゃ…てのでした。
    もちろん詳細は違うけれど、軸はものすごく似ていて、ひとつの事件をそれぞれ違う視点で書いているように見えて、興味深かったです。
    復活の地は政治と人の感情が絡んでいて面白かったなぁ。
    セイオ

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    2009年10月04日
  • 復活の地1

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    ■内容(ハヤカワ・オンラインより)
    惑星国家レンカの首都を襲った大災厄は、一瞬にして政府中枢機能を破壊、市民数十万の生命を奪った。生き延びた官僚のセイオは上司の遺志に従って緊急対策に奔走するが、帝都庁との軋轢、陸軍の不気味な動向のなかで強力な復興組織の必要性を痛感する……崩壊した国家の再生を描く壮大なる群像劇、全3巻開幕!

    ■感想
    一番最初に思ったことは、あれ、これって冴木忍の星の大地なんじゃ…てのでした。
    もちろん詳細は違うけれど、軸はものすごく似ていて、ひとつの事件をそれぞれ違う視点で書いているように見えて、興味深かったです。
    復活の地は政治と人の感情が絡んでいて面白かったなぁ。
    セイオ

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    2009年10月04日
  • 天涯の砦

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    突然の災害により外界と遮断された空間に閉じこめられた人間の心理状態を描いた作品。舞台は宇宙。登場人物全員にネガティヴな面があり、誰一人として好きになれるキャラクターがいない。機械の助けなしでは生きていけない世界に於いて、機械の加護を失った人間の脆さ。極限状態においても、いや極限状態だからこそ利己主義を貫くのは人間の本質かもしれない。果たして自分がその立場におかれたとき、他人を気づかえる余裕があるか考えさせられた。そして、助かったあと何事もなかったようにまた他人に戻っていく様子にリアリティを感じた。

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    2010年11月06日
  • フリーランチの時代

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    SFの中のSFという感じです。
    いままでこんなことを考えたこともなかったってことに気付かされます。
    もちろんただの物語としてもとてもGood!

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    2009年10月04日
  • 導きの星IV 出会いの銀河

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    大団円。またチキから新しい一歩が始まります。
    ぐわっと一気に読んでしまった!最終的にコレクタが一番可愛いと感じた。

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    2009年10月04日
  • 復活の地2

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    復興へと歩み出す反面、震災直後以上の混乱を見せる世界を描いた二巻。混乱に乗じた思惑のぶつかり合い、暗躍。

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    2009年10月07日
  • 導きの星IV 出会いの銀河

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    小川一水が贈るハートフル・ファースト・コンタクト・SF。


    スワリスが宇宙航法を手に入れた。

    他の宇宙圏の知性体を巻き込む宇宙戦争の行方は?

    感動の完結編、ここに!!

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    2009年10月04日
  • 導きの星Ⅱ 争いの地平

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    小川一水が贈るハートフル・ファースト・コンタクト・SF。


    人類の進化の模倣を急速なスピードで成し遂げた「スワリス」。

    終末へ向かう人類の思惑は現地の調査員には伏せられ・・・。

    謎めく展開は何処へ向かうのか?

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    2009年10月04日
  • 導きの星Ⅰ 目覚めの大地

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    小川一水が贈るハートフル・ファースト・コンタクト・SF。

    進化の果てに種の滅亡に向かう人類と、今まさに進化の始まりを得た「スワリス」のと物語がここに始まる・・・。

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    2009年10月04日
  • 第六大陸1

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    ネタバレ

    時は2025年。砂漠・海底・高山・南極・・・過酷な環境下での建設を得意とする日本企業御鳥羽総合建設に新しい仕事が依頼された。桃園寺グループのエデン・レジャーエンターテイメント(ELE)社が要求してきたのは、なんと月面基地の建造だった。

    しかし建築資材を月に打ち上げるには想像以上の費用かかる。その額およそ一兆二千億円。莫大な輸送費のコストを下げるためには、天竜ギャラクシートランス社が極秘で開発中の新型ロケットエンジン、トロフィーが必要不可欠だ。日本企業三社による予算一千五百億円、工期十年の巨大プロジェクトが始まった。

    御鳥羽総合建設を育て上げた社長御鳥羽拓道、熱意溢れる若手社員青峰走也、天竜

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    2023年03月08日
  • 第六大陸2

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    ネタバレ

    数々の困難を乗り越え、月面基地は完成に近づく。


    『第六大陸』は日本企業による月面開発の苦労話に終わっていない。月の地中からは謎の金属繊維質が発見されるし、怪電波が検出されたりもする。そしてラストでは、地球外知的生命体による巨大建築物が月面に現れ、その施工者が月に向かってきていることが明らかになる。

    地球外生命体の存在がなければ、大風呂敷を広げるわけでもなく、SFとしてはまとまりすぎた小説になってしまっただろう。だがそれだけでも十分通用するリアリティが『第六大陸』にはあったと思う。残念ながらちょっとドキュメンタリーの人間臭さと、突如現れるスターロードの異質さとのバランスが取れてない気がする

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    2023年03月08日
  • 復活の地1

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    久々のヒット作。SF……というカテゴリで良いのかな? ヤングアダルトというには、少し趣を異にしているかもしれない。凄まじい破壊力をもった地震により、レンカ帝国の帝都は崩壊した。地方にいたためただ一人生き残った皇族スミル、植民地総督府の若き参事セイオ・ランカベリーを中心に、人々の奮闘を描く。震災直後の混乱、救助、その後の復興に対する人々の思惑、政治、陰謀。そして再び予測される大規模な災害。その全てを本作は書ききっている。ラストも良かった。こういうラストは見事に私のツボである。一読の価値あり。

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    2009年10月04日
  • 復活の地2

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    久々のヒット作。SF……というカテゴリで良いのかな? ヤングアダルトというには、少し趣を異にしているかもしれない。凄まじい破壊力をもった地震により、レンカ帝国の帝都は崩壊した。地方にいたためただ一人生き残った皇族スミル、植民地総督府の若き参事セイオ・ランカベリーを中心に、人々の奮闘を描く。震災直後の混乱、救助、その後の復興に対する人々の思惑、政治、陰謀。そして再び予測される大規模な災害。その全てを本作は書ききっている。ラストも良かった。こういうラストは見事に私のツボである。一読の価値あり。

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    2009年10月04日
  • 復活の地3

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    久々のヒット作。SF……というカテゴリで良いのかな? ヤングアダルトというには、少し趣を異にしているかもしれない。凄まじい破壊力をもった地震により、レンカ帝国の帝都は崩壊した。地方にいたためただ一人生き残った皇族スミル、植民地総督府の若き参事セイオ・ランカベリーを中心に、人々の奮闘を描く。震災直後の混乱、救助、その後の復興に対する人々の思惑、政治、陰謀。そして再び予測される大規模な災害。その全てを本作は書ききっている。ラストも良かった。こういうラストは見事に私のツボである。一読の価値あり。

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    2009年10月04日
  • ハイウイング・ストロール

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    こういった物語って好きなんですよね。
    つくられた世界の中の真実を知る物語って、なんかツボなんですよね。

    ただ、この世界の謎というか真実はちょっと見え見えのような気がしないでもありません。が、それもまた良です。

    この本この台詞
    「やらせてくれるのかっ」
    って、やはり初めての時はがっつくものです。なにがって、あれですよあれ。

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    2010年05月04日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    贅沢なアンソロジー。楽しんだ。けど、「自分の得意分野にキャラを当てはめた二次創作」な人と、「世界観を使った一つの作品」に落とし込めた人との落差は感じた(解釈違いというやつだろう、正直、なんじゃこりゃ、な話もあった)。「ティエリー・ボナール最後の戦い」と「晴れあがる銀河」が好き。第二弾も読みたいな。まだまだいるのでは、好きなプロ。

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    2025年11月05日
  • アリスマ王の愛した魔物

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    SF短編集 全5編
    表題のアリスマ王は弱小国に生まれた醜悪な第6王子がその醜悪から武芸を必要とされず、ひたすらと算術を極め上り詰めていく話
    SF、算術となると最近だと「三体」のアレが鮮烈な場面と思うがこれは短編で語り手から
    むかしむかし
    と語り手パターンで始まる体なのでもっとライトで読みやすい
    そしてそれはあくまで刺身のツマでオチがいい

    最後に書き下ろしで
    リグ.ライト 機械が愛する権利について
    という作品がある。「チクタク」より分かりやすくロボットの権利について描かれている

    全部そこそこ面白いのだけれど天冥の標の箸休め感が

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    2025年09月29日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)

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    SFというよりも機械も登場するハイファンタジーっていう印象だった。
    下巻のほうが、よりシリアスな展開で、これ、続刊はどうするんだろう、
    と思うけど、読むのに体力がいりそうだなぁ。

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    2025年08月31日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ4

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    やっぱりSFは読むのに時間かかるなあ。ただ3巻よりは大分話の筋がスッキリしてわかりやすかったとは思う。
    終わり方としてはすごくきれいなんだけど、自分の中では3巻の展開をまだ引きずっていて没入しきれなかった感じがあるのが残念。

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    2025年08月10日