小川一水のレビュー一覧

  • 天冥の標 VI 宿怨 PART2

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    徐々に各勢力の背景が語られて話が進んでいくが、本作では一番、人間とは異なる石工(メイスン)の正体が本作で明かされるが、第1作でダダーたるノルルスカンに従う意味合いが読み取れるものの、まだまだ全ては明かされていない。ロイズがミスチフ陣営であることが明かされ、ノルルスカンが未だ羊の言葉として警告を発するだけで、代理戦争的な様相を示しつつ、未だ話は終着点が見えないまま、突っ走る。特に後段の宣戦布告から不幸な連鎖により、更に不幸な結末が見えるだけに先が気になるが、パート2がパート3で終わることを期待しながら、次作を待ちたい。それにしても圧倒的な繁殖力で全てを一色に染め上げるミスチフが何故に太陽系では、

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    2012年10月30日
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART2

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    人間とは、という線引きのお話なのだろうか?
    肉体改造をして宇宙に適合した《酸素いらず》と、力を求めてカルミアンに縋った《救世群》。この戦争に勝ち残ったものが「人間」なのだ・・というのなら。それを考えるとなかなか興味深い物語である。
    一体誰の意思でこの物語は動いているのか?
    飛び立った恒星宇宙船とドロテア、戦いの終局が気になります・・・

    ところで、羊飼いたちのつかう訛りのひどい言葉が可愛らしい。文章を方言で書き綴るということはとても面白いと感じさせてくれる、その言葉遣いがまた絶妙な小川節とでも言うのか。
    小川先生の言葉の魔力にやられます!

    あぁあとやっぱり酸素いらずの生き方は奔放でとても格好

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    2012年10月17日
  • 天冥の標 IV 機械じかけの子息たち

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    《恋人たち》のアンドロイドとしての進化、《救世軍》との関わりが語られ、1巻に繋がる物語がまた一つ。主題がセックスということで、物語を読む側としての敷居が高くなったのか低くなったのかはともかくとして、私は楽しめました。ラゴスの基本はここにあったのか、苫田読み直したくなったけど、続けば続くほど、初巻から読み直したくなるんでしょうね。

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    2012年10月11日
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART2

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    すばらしい。
    最後の 1 行のためにあるような作品だ。
    巻末の年表と人物・用語集はありがたい。
    次を、はやく読みたい。

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    2012年10月09日
  • 妙なる技の乙女たち

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    近未来、軌道エレベーターで宇宙に進出する時代。それぞれの仕事にがんばる7人の乙女たち。

    元気な女の子たち。爽やかに、仕事をがんばる、というのがいいです。
    近未来的な仕事内容と、いまの普通感覚との絶妙なマッチ。

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    2012年11月11日
  • 煙突の上にハイヒール

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    ネタバレ

    小川一水らしさのたっぷり詰まった近未来日常系SF。
    あとちょっとで届きそう&実際にありそうで、違和感なく読めるところが絶妙。
    Mew、欲しいなぁ。

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    2012年09月13日
  • 第六大陸1

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    第六大陸1、2
    理系の娘に薦められて読んだ。SFは大昔に読んだブラッドベリ以来か……?
    月に進出するという夢物語が、そのための経費の捻出や、技術開発、政治的駆け引き、マスコミの騒ぎっぷりなどの描写で、リアリティーあるストーリーになっていると思う。
    これを機会に、他のSFも読んでみようかという気になる。
    ただ、2の最後の方は、むしろファンタジーのようだ。

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    2012年09月11日
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART2

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    これまで語られてきたことが、ここで一気に結びつく
    「救世軍」、「ドロテア・ワット」、「イサリ」、「硬殻化」。。。
    それにしてもミスン族の狙いは何か?「冥王星斑の治療薬」はどうなる?
    まだまだ明らかにされていない謎がある。
    Part3が待ちきれない。

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    2012年09月09日
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART2

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    ネタバレ

    いよいよ宿怨の戦火が…
    惑星防衛側と降下側の戦争を逃げずに正面から見事に描ききっててさすが。
    しかし、Part3まで続くですなぁ…
    続き早くっっ

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    2012年09月06日
  • 煙突の上にハイヒール

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    一人乗りの空飛ぶ機械、首輪にカメラ、介護ロボット、人間型ロボット、パンデミック

    空想なんだから自由でいいはずなのに、無意識に、ありえないって除外してしまっていたんですね。それがもし、普通にあったなら、普通の生活のなかに普通にあったらの世界。いいなぁ。

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    2012年10月21日
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART1

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    Part1読み終わったっ
    まさしく、宿怨って展開になってきました…
    はやくPart2買わなっ

    巻末に、これまでの年表と登場人物・用語集がついたっ
    これがやたら助かるわ、これで復習完了

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    2012年08月30日
  • 天涯の砦

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    宇宙ステーションを舞台にした、タイタニックみたいな。科学考証が練られており、描写に説得力がある。また登場人物が難癖ある者ばかりで、裏もあり、読んでいて面白い。

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    2012年08月30日
  • 煙突の上にハイヒール

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    ネタバレ

    すごく近いうちにありそうな感じの未来のお話が5つ。

    1人乗りのヘリコプターや猫目線カメラ、
    さまざまなロボット、鳥型インフルエンザ白鳥熱。
    どれも、ありそうでなさそうで、
    心温まるようなお話。

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    2012年08月27日
  • 天涯の砦

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    サバイバル。海猿の宇宙構造物版みたいな感じ。
    エンターテイメントとしては面白いけど何かを得られるかとすると、なんとなくもの足りない。

    あとがきに「お楽しみください」と書いてあることですし、楽しめたならいいんでしょう。

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    2012年08月25日
  • 青い星まで飛んでいけ

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    6篇を収めた短篇集。
    boy meets girl なものとか、異星人とのファーストコンタクトとか。

    「グラスハートが割れないように」は「水からの伝言」に影響を受けたと思われる短編。どことなく水色時代っぽい。

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    2012年08月25日
  • 青い星まで飛んでいけ

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    短編集。とても好きな作家さん。このかたは、SF的世界の中で、人間がどう生きるかということを、常に書いていらっしゃると思う。私のSFへの興味もまさにそこ。だから好きだ。

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    2012年08月21日
  • 天冥の標 IV 機械じかけの子息たち

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    評判を読んで、躊躇してたんだけど、危惧したほどではなかた。ラバーズたちの性愛のことが中心ではあるが、そのことをかりて、(生命の)存在理由を書いているんだと思った。(たしかにエロいし、その分量が半端なくて嫌いな人もいるだろうなと思う)生命とは何かとか・・・まああまり考えずに読めばいいですけど。面白かったです。

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    2012年08月12日
  • 妙なる技の乙女たち

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    宇宙に超音速エレベーターで行くことができるようになった時代が舞台のSFお仕事小説短編集。
    SFとカテゴライズすれば敬遠してしまう人も多いと思いますが(自分もそうでした)、各章で登場する女性たちの仕事内容がどれも地に足がついたものなので全く違和感なく、むしろ現代が舞台の作品以上にすんなりと受け入れてしまう魅力的な作品です。
    雑誌の書評に惹かれてチャレンジして良かった。
    食わず嫌いは駄目ですね。

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    2012年08月08日
  • 天涯の砦

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    突然の事故により漂流してしまった宇宙船を舞台に描かれるSFサバイバル小説。

    SF小説は理論が難しかったり、その世界独特のギミックが想像しにくかったりするのですが、この小説の場合はそんなこともなく細かい設定にもリアリティが感じられ世界観をしっかりと楽しむことができました。

    もちろん宇宙船を舞台にしたということもあり空気や圧力の問題やAIなど他のサバイバルジャンルでは決して問題になることのないことが次々と持ち上がってくるのも新鮮。そういう点を主人公たちがどう乗り越えていくのかも楽しんで読めました。

    登場人物たちのそれぞれの個性や思惑も光っています。

    最近無人島でのサバイバルの小説を読んだこ

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    2012年07月30日
  • 青い星まで飛んでいけ

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     都市と星のような、そしてもっと純粋にかわいい「都市彗星のサエ」、既読で今回もあまり面白くない「グラスハートが割れないように」、この手は苦手だな~と思う「静寂に満ちていく潮」、悪くないけど面白くも無い「占職術師の希望」。

     後半は、物理人類と転算(仮想)人類と異星人というすばらしい背景か光り、ドラマチックなエンディングが心に残る「守るべき肌」。最後は表題作。既読だがクラーク的というかまさにクラーク節でとても良い作品の「青い星まで飛んでいけ」。オーバーロードの誕生を描くとはなかなか気に入った!

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    2012年07月15日