小川一水のレビュー一覧

  • 第六大陸2

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    もしかしてあと数年したら本当に実現できるんじゃないかという可能性が感じられて、なんとなく宇宙が近くなったような気がした。前半に比べて後半が少しバタバタと進みすぎな感じが残念かも。個人的にはプロジェクトX的な開発話をじっくりと進めてほしかった。

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    2011年05月11日
  • 群青神殿

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    再刊もの。朝日はソノラマの再刊に力をいれていうようで。
    作者いないわけじゃなかろうが。。。少し色が違うか>最近の作家とソノラマ

    8年前なので決して古臭いわけでもなく、今でも充分通用するアイデアだし、面白く読ませていただきました。
    そこはかとなく今の作者に通日ものも感じてみたりとか。

    あとは天冥の標の続刊を(苦笑)

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    2011年07月30日
  • 群青神殿

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    人気SF作家による海洋SF的な作品の新装版。
    海洋SFって言えば自ずと想像するのはやはり
    未知なる生物との邂逅、そしてトラブル、それを
    乗り越える人類って構図だよね、うん。
    殆ど記憶が薄れてしまっていますが昔に読んだ
    梅原克文さんの傑作「ソリトンの悪魔」を思い出します。

    やはり今作もその期待を外さない内容でニュークと
    名付けられる未知なる巨大な海洋生物が現れ、タンカーなどの
    巨大船を襲撃していく...というストーリーですが、そのニュークに
    対峙する面子は民間の資源探索を行うスタッフ達。
    ハードな軍用用語や名称、呼称が飛び交う、割と本格的なゴツさと
    その登場人物達はライトノベルのような軽妙なキ

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    2011年04月26日
  • 青い星まで飛んでいけ

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    氏の本を読むのは久しぶりですが、ずいぶんと文体が軽くなった印象を受けました。
    元々重い話を書く人ではありませんでしたが、今まで以上に軽い感じ。
    短編で求めるのは酷だと理解しつつも、個人的には第六大陸ぐらいのを求めていたのでガッカリというよりは肩透かしをくらった気分。
    そういう意味では短編としての奥行きの浅さが(あくまでも私にとっては)悪い意味で出てしまったのかもしれません。

    ■都市彗星のサエ
    巻末の解説でボーイミーツガールと書かれていますが、正しくはガールミーツボーイな話。
    小川氏らしい、スケールの大きな話をちまちま進めていって最後のカタルシスにつなげる話。
    結末も氏のテイスト満載のオプティ

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    2015年04月10日
  • 妙なる技の乙女たち

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    初めて、小川一水を読む。
    軌道エレベーターが実現した未来における
    エレベーターに関わる人々を描いた短編集。

    短い話の集合体の為、スイスイと読める。
    話の筋の面白さより、軌道エレベーターという背景設定や
    描かれる魅力的なキャラクターを楽しむ話。

    大きなスケールの話を想像すること肩透かしを食らうが
    未来の日常の雰囲気は充分に味わえた。

    ちょいとパンチが欠ける中、最後の2編はパイオニア精神とは
    何かというものが主題だったので特に気に入る。

    次は壮大な長編を読んでみたい

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    2011年04月08日
  • 青い星まで飛んでいけ

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    いろいろな短編をかき集めて、最後にテーマを読者にもわかりやすく提示する、というある意味王道パターン。
    慣れた人なら途中でテーマの推測はつくのだろうねぇ。自分はぜんぜんわからなかったが。

    というか、途中の気味悪さは何なんだろうかな、というとつまりは異種交配がな。
    ・・・Gを彷彿をしてしまってさ(苦笑)

    いやー、もうだめだったね。訂正ききゃしない。

    そういうわけで一番無難だった天職探しがお気に入り。
    軟弱ってゆーなー

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    2011年07月30日
  • 群青神殿

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    最近小川一水充で嬉しい。この調子で天冥の標の続刊を…。
    2002年にでたソノラマ文庫の新書化版。小川一水のラノベ久しぶりに読んだ。海洋物。最近のものと比べるとだいぶ差があるけど、軽く読める感じでたのしかた。

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    2011年03月27日
  • こちら、郵政省特別配達課!

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    無茶苦茶さは良いけど、意味付けが弱くて納得がどうも出来ない。一つの出来事から派生する、周囲への波紋がなぁ……あんまり無いんだよ。プラス面でも、マイナス面でもね。無茶苦茶で面白い。ただ、それだけ。

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    2011年02月16日
  • 導きの星IV 出会いの銀河

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    カタカナの苦手な私は、歴代歴代の異星人の名前が覚えきれずに、混乱してしまいました。あと表情が想像しにくいのも、ちょっと困った。長かったわりには、カタルシスが少なくて、残念。

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    2011年02月16日
  • こちら、郵政省特別配達課!

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    「素早くお届けします。どんな物でもどこへでも。ただし切手が貼れる物」。かつて、今は亡き郵政省が宅配便相手に本気を出したことがある。好評既刊文庫2冊を合本。あのトッパイ伝説のすべてが明らかにされる

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    2010年12月29日
  • 時砂の王

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    ネタバレ

    未知なるETの攻撃により地球は壊滅し、人類が海王星を拠点として抵抗を続けている未来。メッセンジャーと呼ばれる強化された人間の身体を持つ知性体達は、人類を救うため時間遡行して敵戦闘機械群を地球にて迎え撃つ。だがしかし、ETも更に時間を遡り執拗なまでに人類を追い詰める。人類の生存を賭けて過去へ過去へと後退していく戦線。ついに最終的な決戦の舞台は古代へ移り、メッセンジャーOと時間戦略知性体カッティは女王卑弥呼と出会う。

    正体と目的が分からないETっていうのは、SF的に熱いね。それに「未来からの増援がない」=「人類に未来が無い」と言う残酷な事実に思わず息を詰めてストーリーを見守ってしまう。

    多少の

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    2023年03月08日
  • 復活の地3

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    王紀440年、惑星統一を果たしたレンカ帝国は今まさに星間列強諸国に対峙しようとしていた。だが帝都トレンカを襲った大災厄は、一瞬にして国家中枢機能を破壊、市民数十万の生命を奪った。植民地総督府の官僚であったセイオは、亡き上司の遺志に従って緊急対策に奔走するが、帝都庁との軋轢、陸軍部隊の不気味な動向のなか、強力な復興組織の必要性を痛感する…。崩壊した国家の再生を描く壮大なる群像劇。
    (「BOOK」データベースより)

    ご都合主義で性善説に基づいたようなストーリーだが、そこがいい。

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    2019年01月16日
  • 導きの星III 災いの空

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    いよいよ文明は空へと、そして知性体の文明全体を管理する超越知性体の存在の影が…司の過去話はどう生きてくるのか、人類の今後の生きていく道は?物語は更に大きくなって面白くなって、次が最終巻というのが残念ですね。

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    2010年11月09日
  • 導きの星Ⅱ 争いの地平

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    スワリスの宗教誕生、神様は当然司達になっちゃいますよね。そして、近代技術に。文明の発達を導く文明支援、SFの面白さを十全に感じることが出来る傑作ですね。そして折り返し地点。後半の物語にも期待してます。

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    2010年11月07日
  • 導きの星Ⅰ 目覚めの大地

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    人間の進化に実は宇宙人が関わっていて神を演じていました。と言うSFはよくあるけど、人類が逆に他の星野進化を見守り育てるという逆パターンの話はあるようでなかったなぁ。今回の異星人は私のイメージでは肉食兎です。文明の進歩の節目節目でどう関わっていくのか、どう進んでいくのか面白いので次巻も楽しみです。

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    2010年11月05日
  • 第六大陸2

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    月面に結婚式場を作るお話。
    前巻の引き際で見せた妙のNASAへの挑戦的な感じでドキワクさせられたけれど、今巻では計画にいろんな支障が。
    計画者、エンジニア、式場のスタッフ、NASA陣、妙パパ、中国メンバーがこの計画によって紆余曲折あれどエンディングまで突っ切るのを読みながら追っていくのが楽しかった。それぞれの仕事への姿勢、問題解決への努力、関係の改善、そして少し唐突な感じのした終盤の展開。やはり宇宙開発のロマンは止められない。
    妙は幼女のままでいて欲しかった。
    続きはあるのか?

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    2010年06月19日
  • フリーランチの時代

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    「老ヴォールの惑星」ほど「すごい!」という感じはなかったけど、最後のちょっと長い話が面白かった。「時砂の王」の外伝とは気づかなかった・・・。

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    2010年04月22日
  • 復活の地3

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    復活の地、最終巻…
    特に驚くほどの展開は無く、たんたんと終わった印象。正直、退屈でした…

    1,2巻ともに面白く、期待して読んだのに残念でした。

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    2010年04月01日
  • フリーランチの時代

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    このひとの文章はさらさらっと読みやすくて、あっという間に読んでしまいました。どこかで読んだような、なんだか懐かしいような気がするのは何故かしら。『アルワラの潮の音』がベスト。次は何を読もうかな…と未読本の山を見てみたら、なんと「フリーランチの時代」がもう一冊あったよ。とほほ

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    2011年08月06日
  • 復活の地2

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    セイオ無双。
    個人的にちょうどよいテンポで進んでいくのでストレスなく読めた。話の広がりも良かったし、読書のワクワク感が味わえた。
    一気に読んでしまってちょっと勿体なくも思う。

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    2009年10月10日