小川一水のレビュー一覧

  • 天冥の標 VI 宿怨 PART1

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    イサリ筆頭に役者が揃いつつあり、未来(第1巻)との繋がりがようやく見え始めてきた。巻末に前巻までの登場人物、キーワード、年表が掲載されるようになったのは有り難い。

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    2021年05月24日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    【収録作品】小川一水「竜神滝(ドラッハ・ヴァッサーフェル)の皇帝陛下」/石持浅海「士官学校生の恋」/小前亮「ティエリー・ボナール最後の戦い」/太田忠司「レナーテは語る」/高島雄哉「星たちの舞台 」/藤井太洋「晴れあがる銀河」

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    2021年03月06日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    これはオリジナルを読んでから読むべきだった。
    これだけでもわかるけど原作での人々の関係を理解した上で読めばより味わい深くなったはず。

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    2021年02月14日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    良い意味で、銀英伝本編のキャラたちの印象は変わらないので、おすすめですね。
    個人的には、艦隊戦の描写が見事だった「ティエリーボナール最後の戦い」! 読んでるうちに、本編を読み返したくなりました(素直な読者)
    そして、もっと読みたかったのが、最後の「晴れあがる銀河」。ラストが、ここからが思い白いんじゃないですかっ、続きは!? 続きー???? と絶叫したんですが、あえなく終わっている。いや、これ、ここで終わりはないんじゃ?(愕然)
    ・・・今後の発刊も期待しています。

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    2020年12月26日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    銀英伝トリビュート。執筆陣が豪華。
    やっぱりヤンの若いころのお話とかがすきだなあ・・・。
    「士官学校生の恋」が気に入った。

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    2020年12月13日
  • 老ヴォールの惑星

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    ・短編集。ぼくにとっては正統的なSF作品。古いタイプとも言う? その分安心して読める。
    ・個と社会、といったふうなのが主潮低音のような気もするが単純にSF設定を楽しんでおけばいいとも思う。
    ・「ギャルナフカの迷宮」政治犯とされ人工的な地下迷宮に放り込まれた主人公は誰も他者を信じない弱肉強食が確立された世界であがく。
    ・表題作は地球とは全く異なる生物が日々サバイバルしている過酷な星に迫る終末の日。個体であると同時に全体がひとつであるような社会性を持つ生物がおもろい。
    ・「幸せになる箱船」限界までリアルになった仮想現実は本当の現実と何かが異なるのか? それは誰にもわからないとは思う。
    ・「漂った男

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    2020年11月22日
  • 不全世界の創造手

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    単純作業を自己複製できる、ローコストの機械が担ってくれるという感じのお話…かな?ちょっと違うかもしれないけど。半日村とか、内村鑑三が感銘を受けたデンマークのお話を思い出しました。水を取り出すのは、湿度が高い地域だったら除湿でも出来そうとか思ったり。

    プロジェクトは面白いな~と思って読んだのですが、登場人物はちょっと、うん、特殊だな。特にダイヤ君?はナンダカナ。何がしたくてあの子にくっついてるんだかわからないけど、ハリウッド映画だったら絶対最後裏切るタイプ。自分の欲で寝返った方がありがちといえばありがちだけど。
    そしてデータもなしに成長率がワカルというファンタジーな能力もちの母娘は一つ間違える

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    2020年09月24日
  • アリスマ王の愛した魔物

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    全5篇の短編集です。
    「ろーどそうるず」「ゴールデンブレッド」「アリスマ王の愛した魔物」
    「星のみなとのオペレーター」「リグ・ライト」

    好きなのは、最初の「ろーどそうるず」
    バイク搭載のAIと、サポートAIのやり取りの話なんだけど
    思わずウルッとしてしまいました。
    「星のみなとのオペレーター」は、ラブコメみたいで楽しい。
    「リグ・ライト」もAIの話なんだけど、
    人間と共存する上で、必ず問題になるであろう「責任」問題に
    焦点を当てていて、別の意味で好きです。

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    2020年07月29日
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART3

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    全巻、初版で買っていたけれども…という感じ。
    ようやく読み終わりました~ 書かれた作者も長かっただろうけれども読んでいるだけの読者も長く感じました(笑)いや、時空が違うだろうけど。

    というわけで最後はスケールがデカくなりすぎて、なんとなくふぅんという感じになってしまったり。ミスチフも悪、という位置づけではない方が面白かったかな~なんて読み終わってぼんやり思いました。対決というよりは進化、という解決策は面白いな。

    色々と大きすぎて読み終わってはぁ~という感じ。
    そういえば火星麦ってお話に何か関連があったんだっけ?とか思ったり。そのうちキチンと最初から読み返したいなぁ~

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    2020年07月15日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)

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    ずっと気になっていたSF大作。昨年完結したこともありやっと挑戦。思ったよりラノベっぽく、ノンビリした出だしには拍子抜け。人物造形も浅くて物足りないが、プロットや舞台設定がしっかりしているので、そこは安心して読める。まだ17(冊)分の1。即下巻へ。

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    2020年07月11日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ

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    ジェンダーネタを絡めたSF。最近この系統読んでなかったな。
    相変わらずのセンスオブワンダーが前面に出てくる作者で
    ジェンダーネタにシフトするとは思わなかった。
    最初の一節は思わず裏表紙の紹介文読み返して主人公誰?
    とか思ってしまったが。

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    2020年07月05日
  • 天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART2

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    ようやく8巻読み終わり!
    そろい踏みで皆さん勢ぞろい、でもきっとこの抗争よりも重要な問題とか出てくるんじゃない?と思ったり思わなかったり。

    前の巻を読んですぐに次読むとか書いたのが5年前ぐらいということにびっくり。もうそんな経ったのか…(もっと経ってるかもですが)

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    2020年06月04日
  • 天冥の標 V 羊と猿と百掬の銀河

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    宇宙農家とノルルスカインの話。
    一巻から読んできたが、間が空いているので、
    全体の流れが、わかるような、わからないような。
     
    ここで敵の正体ミスチフがわかったのかな?
    もう一回読んだほうがいいかな。

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    2020年04月20日
  • 天冥の標 II 救世群

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    一昨冥から、大きく時を戻した現代の地球が舞台。
    冥王斑の脅威、クトコトの謎、そしてフェオ。
    これからどう展開していくのか楽しみ。

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    2020年02月02日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)

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    長編小説の第一章完結。フェロシアン、ダダー、メイスンの正体、ユレインは何を隠しているのか、ある程度の謎が開示された。
    先は長い。

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    2020年01月13日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)

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    全10巻で終了したので、とりあえず読み始めてみた。植民惑星メニーメニーシープを舞台に開幕。
    どうなっていくのか、まだわからん。

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    2020年01月03日
  • 老ヴォールの惑星

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    個人的に物語を読むときは怒涛のように飲み込まれて余韻に浸るのが好きなので、短編(これは中編?)集だとまだアイデア段階のような気持ちになる。

    最後の漂流者の話が一番面白かったかな。

    物語を作るにはその人なりの思想が必要だとひそかに思っているのですが、思想が目立つのもあんまりなのだなと思う。

    表題作のラストでは、人工物のような形態の生命体と地球人がコンタクトするんだけど、あっさり交流しすぎていて児童書のようだと思った。

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    2019年07月12日
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART3

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    第1巻から想像のつかない展開。
    大スペクタル。

    まあ、さすがに恒星と恒星の激突は想像の斜め上なので。
    長い長い道のりだったけど、結局ラスボスがよくわからず。

    被展開体ってのが理解しきれなかったのかなぁ。と。

    そんな実体のない、概念的なものが敵なのに植物で蔦を伸ばすとか言われてもなぁ…

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    2019年04月29日
  • イカロスの誕生日

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    翼を持って生まれるイカロス、ルールに従わない性癖を持つと迫害される。仲間をつくり、飛び方をトレーニング。政府との戦いを避け、理解者を得て、自由に生きるまで。

    あとがきで書かれていた、若気の至りで無茶をやったものだ、だけど若かったなりに良かった話ではないのか、というのが裏話的で面白かった。空を飛ぶのが好きというのも。

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    2019年04月14日
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART2

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    すべての元凶である病気の正体判明とか対応策判明とか
    一気に話がクライマックスへ。
    逃げた敵の首魁も結局はより大きな「敵」の操り人形に
    なっていて、というのが少しもの悲しかった。
    あれほどの、人類をほぼ殲滅したほどの巨大な敵だったはずなのに。

    カルミアンだけは違和感。初期に思った芋虫型エイリアンのイメ―ジがぬぐえなくて。

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    2019年03月31日