小川一水のレビュー一覧

  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2

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     なんだかまた続きがありそうな感じ。楽しく読んだけど、ぶっ刺さりはしなかったのと、価値観がひっくり返る感じは1巻の方が良かったかも知れない。
     勿論舞台からして徹底的にSFではあるんだけど、今回特に「サイエンス・フィクション」っぽかったのは、あるベッシュを捕まえるところ。彼らの生態を解き明かすところは、エンタメしてるのに科学的な謎解きで良かったな。それだけじゃなくて、この辺りまであんまり良いところなしだったけど、ようやく本領発揮というか、自由な発想過ぎて余人に御しきれず軽視されがちなテラが、それに合わせられるだけのダイオードと組んで目を見張るような成果を上げる、というような、この作品の基本的な

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    2022年11月30日
  • ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー

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    竹を加えた御三家以外の出版社から「SF」と銘打ったアンソロジーが出版されるなど、一昔前なら珍事の類いだった。この慶事をまずは言祝ぎたい。その上で、このメンツの中ではプロパーのSF作家と呼ばれるべき小川・伴名両氏の作が、出来においても、お題(改変歴史)に対する正面からの向き合い方においても、まずは一枚上と見なせること(まあ、好みもあるけどね)も上々吉と見た。いや、めでたい。

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    2022年11月13日
  • 天涯の砦

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    他の作品と比べると共感できる度合いが1段階落ちるなーという印象。
    登場人物の掘り下げがあまりなされてない。群像劇っぽい構成だから仕方ないというわけではないと思う。それなりの分量もある作品だし。他の作品では多少登場人物が多くてもきちんと掘り下げられているし。
    悪い奴がなぜ悪いことをするのかというのもイマイチよく理解できなかった。
    他方で人災が発生する部分の描写はとても面白かったし、宇宙空間という環境を十分に活用した困難とその克服の過程はスリリングでよかった。
    うーん著者の作品は概ね大好きなので、期待しすぎちゃったかなー。

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    2022年11月08日
  • ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー

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    改変歴史SFに特化した短編集。テーマが一貫しているので、SFアンソロジーの中でも読みやすい部類かと思います。

    中でも印象的なのは、伴名練さんの「20001周目のジャンヌ」。様々な思惑のもとジャンヌダルクの火炙りをシュミレート上で繰り返すという酷い話なのですが、結果としてシュミレーション上の歴史改変に止まらず、実際の歴史にも影響を及ぼすという流れがとても興味深かったです。ラストの展開も綺麗で、印象的な作品でした。

    異常論文に掲載された「解説──最後のレナディアン語通訳」もそうでしたが、こういった作風も描けるところが伴名練さんの大きな魅力ですね。他作品も素晴らしかったですが、この作品を読めただ

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    2022年10月25日
  • 時砂の王

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    初一水。『卑弥呼』と聞いて相当期待したんだけど…思ってた程ではなかった。結局ETとはなんだったのだ?私は別の人類が造ったものだと思う…。オーヴィル(人工生命体)のサヤカへの想いは、紛れもなく愛だった。目の前の人を救うのか——はたまたそれらを見捨て、人類の未来を選ぶのか——よくある疑問だが、わたしは名もわからぬ人類より、目の前の大切なひとを救うことこそ未来を救うことに他ならないと思う。それにしてもオーヴィルの時空を越えた、長い長い闘いには言葉もないよ…。星三つ半。

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    2022年10月23日
  • 導きの星III 災いの空

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    前作に比べサクサク話が進むのは良かった。
    内容は重めでこれまたいいのだが、あっさりと終わらせ過ぎな箇所も見受けられる。

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    2022年09月11日
  • 老ヴォールの惑星

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    ガッツリSF。
    初めて読む人は中々ページが進まないことだろう。
    個人的には最初と最後の作品が好きだ。

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    2022年09月09日
  • 群青神殿

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    専門用語が多く使われている割には、それらを解釈しやすいようざっくばらんな表現に直してあったのが好印象。

    物語としてはまぁ、壮大な喧嘩でしたね・・・的な。

    海洋冒険モノとしてはよく見られがちな展開であった。

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    2022年09月09日
  • 時砂の王

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    AD2598年に生を受けたメッセンジャー、ETに攻められ破滅間近な世界から、時を遡りその時点の人類に、未来を守るために闘えと伝える。滅びる時間枝から更に遡行を続け、248年卑弥呼女王の時代、女王とともに闘う。

    無限の時間枝、生き残る枝には未来から援軍が来る。来ないということは、滅びるということ。タイムマシンがあると、そうなるのかぁ。

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    2022年07月24日
  • 天冥の標 IV 機械じかけの子息たち

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    ネタバレ

    前巻に引き続き読む。
    舞台は恋人たちラバーズの話。
    最初は仮想現実なのか、現実なのか、どういう舞台なのかよくわからない状態だったが段々状況がわかってくるようなお話。
    結構な部分を官能小説のような内容になっているので苦手な人もいるかも。
    キリアン、ゲルと アウローラ、ラゴスなど魅力的なキャラクターがいるため読んでて飽きないが濡れ場がちょっと自分としては多すぎてなかなか読み進めれなかった。
    サーチストリームがキャラとして個人的には好み。
    生物として子孫を残すための性交とは欲求と絡みどのような意味を持つのか、もしそれが子孫を残す機能を持たないとしたらどうおいうことになるんだろう?ということがテーマな

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    2022年07月18日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)

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    長すぎて勇気が要る本。ようやく開始。慣れない単語に苦戦しながら最後まで行ったところで、ドロテアって何だっけか。この一冊でも色々起きたけどちっぽけな話だったのね。続きが気になります。

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    2022年07月14日
  • 時砂の王

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    久々にSFっぽいSFで満足。面白かったが最後の2010だけはもう少し夢がある感じにして欲しかったかな。

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    2022年05月13日
  • 時砂の王

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    2回目だった....
    けと、内容覚えてなかった。SFのオススメで頻出していたので、期待したのだけれど、それほどでもの印象。2回目だからか。
    設定が大きい割には薄い本で、もっとボリュームがあると良かった。
    最後の落ちどうするのかと思ったら、まぁそうなるのか、うん、そうね。だけどあっさりな気がする。

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    2022年04月27日
  • 復活の地3

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    波乱はなく予想し期待した通りの結末、まさにお手本のような大団円を迎え三部作が終幕。おもしろいのだけれど、ご都合主義的な進め方が要所要所で気になるシリーズでした。

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    2022年02月27日
  • 復活の地2

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    話のスケールがちぐはぐ、ご都合主義が過ぎる感もありでモヤモヤさせられる。なのにうまいこと物語ってくれるので、なんとなく先が気になりと読み進めてしまう。

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    2022年02月26日
  • 復活の地1

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    大災害からの復興を描く三部作の一作目。関東大震災から戦前までの日本がモデル? 惑星間移動が可能な高い文明レベルに対し、社会インフラやメンタリティの低さのギャップなどモヤモヤする1巻目。

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    2022年02月19日
  • Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー

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    東京創元社の日本SFアンソロジーシリーズ「Genesis」、毎年刊行されるこのシリーズもこれで4冊目となる。いつもこの本が出るのを本当に心待ちにしてきており、申し分なく期待どおりの作品集となっている。このアンソロジーには有名なSF作家、新人SF作家が執筆しているのでいつも時間をかけて読んでいる。

    短編が多い中、一番スペースを割いていたのが小田雅久仁の「ラムディアンズ・キューブ」で、私はこれが一番面白かった。この方のお名前はあまり覚えていなかったが、今回の作品でとても興味を持った、読み終えて直ぐに先々月出版された「残月記」を購入した。刊行されて間もないのに重版が出ていたということは、やはり人気

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    2022年01月03日
  • Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー

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    2021-12-29
    なかなかバラエティに富んだ短編集。日本SFの奥行きの深さを感じる。
    創元SF短編賞の歴史を読んで、だいぶ読んでない作家がいるなあ、と実感。そしてまた積読の山が高くなるのかなあwww

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    2021年12月30日
  • Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー

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    SF。短編集。
    作品によって、けっこう好みが別れた印象。
    好きだった作品は、小川一水「未明のシンビオシス」、宮澤伊織の表題作。
    表題作の突飛なアイディアがとても好き。
    受賞作2作では、個人的には溝渕久美子さん「神の豚」がわりと好み。ちょっと高山羽根子さんっぽい?

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    2021年12月25日
  • トネイロ会の非殺人事件

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    ライトで読後感の良い3作だったけれど、それぞれ種明かしをされても「 そうか〜」と言う感想しか湧いてこなかった。短編だからしょうがないけどいまいち捻りがなくて物足りなかったかなあ。小川一水作と言うことに期待しすぎたか。

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    2021年12月03日