小川一水のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ファーストコンタクトを描いた短編集。SFというよりはラノベっぽい。
「都市彗星のサエ」:小彗星を脱出したいワンパク少女が、同じ願望を持つクールな少年と出会う冒険活劇。テンポが良くて分かりやすい。
「グラスハートが割れないように」:小型の癒しアイテムであるグラスハート。体に抱いて祈るとおなかが空かないという、いかにも胡散臭いが、その正体は...
こういうアイテム実在しそうだな。
「静寂に満ちていく潮」:電気的な感覚信号をネットワーク共有することによる多感覚的性交の話。おかしな言葉遣いをする異星人が出て来てドタバタと交わる様は筒井康隆先生の小説っぽい。
「占職術師の希望」:腕を振る様子から -
Posted by ブクログ
なんだかまた続きがありそうな感じ。楽しく読んだけど、ぶっ刺さりはしなかったのと、価値観がひっくり返る感じは1巻の方が良かったかも知れない。
勿論舞台からして徹底的にSFではあるんだけど、今回特に「サイエンス・フィクション」っぽかったのは、あるベッシュを捕まえるところ。彼らの生態を解き明かすところは、エンタメしてるのに科学的な謎解きで良かったな。それだけじゃなくて、この辺りまであんまり良いところなしだったけど、ようやく本領発揮というか、自由な発想過ぎて余人に御しきれず軽視されがちなテラが、それに合わせられるだけのダイオードと組んで目を見張るような成果を上げる、というような、この作品の基本的な